IPL光治療とは
IPL光治療はインテンス・パルス・ライト(Intense Pulsed
Light)という光エネルギーを照射して、メラニン色素やヘモグロビンに熱作用を与え、シミやそばかす、赤ら顔などさまざまな肌悩みを改善する美容医療です。
光の波長を560~1,200ナノメートルの範囲で調整できるため、ニキビや毛穴など、特定の肌悩みにもピンポイントでアプローチが可能です。また、熱作用を与えることで線維芽細胞が刺激され、コラーゲンの再生を促すため、肌のハリや弾力を回復させる美肌効果も期待できます。
IPL光治療は低出力の光を用いるため、肌への負担が少なく、ダウンタイムや痛みが少ない治療だといわれています。
IPL光治療の効果
IPLには毛細血管を収縮させて赤みを和らげ、メラニン色素を分解してシミを改善する効果があります。さらに、線維芽細胞の活性化により、コラーゲンやエラスチンの生成を促進する作用も期待できます。
肌に照射された光エネルギーが広範囲に作用し、毛穴の開きやニキビ跡など、さまざまな肌トラブルを同時に改善します。1回でも効果を実感いただけますが、2~4週間に1回の頻度で3~5回を継続して受けていただくとより効果的です。
シミ・そばかす
IPLがシミの原因となるメラニン色素を分解し、シミやそばかすなどの色素沈着を改善します。肌の深層部に蓄積されたメラニン色素に反応するため、シミ予防にも有効です。
毛穴の開き
IPLの熱エネルギーがコラーゲンやエラスチンの生成を促進するため、肌に弾力を与えて毛穴を収縮させます。皮脂が過剰に分泌されると毛穴が開きやすくなりますが、IPL光治療は皮脂腺を破壊して皮脂の分泌量を抑えるため、毛穴の引き締まった、キメ細かい肌を目指せます。
赤ら顔・ニキビ跡
赤みのあるニキビ跡や赤ら顔の原因となる、肌の表面に広がった毛細血管を収縮させ、赤みを目立ちにくくする作用があります。
たるみ・小ジワ
IPLがコラーゲンやエラスチンの生成を促進する線維芽細胞を刺激し、肌にハリが生まれ、たるみや小ジワの改善が期待できます。
くすみ
IPLの熱作用で肌の細胞を活性化させ、ターンオーバーを促進します。繰り返し照射することで、くすみの改善や肌のトーンアップが見込めます。
こんな肌悩みの方におすすめ
向いている方
- シミやニキビ跡などの肌悩みを解消したい
- 毛穴の開きを小さくしたい
- 肌のくすみを改善し、トーンアップを目指したい
- ダウンタイムや痛みの少ない肌治療を受けたい
向いていない方
- 紫外線対策が十分にできない
- 肌が炎症している
- 深いしわや強いたるみを改善したい
- 半永久的な効果を求めている
IPL光治療とレーザー治療の違い
IPL光治療とレーザー治療は、それぞれ異なる特徴を持ち、目的や肌の状態に応じて使い分けられます。
IPL光治療は照射できる光の波長が560~1,200ナノメートルと広範囲で、表皮から真皮にかけてさまざまな波長で照射できます。また、効果が穏やかで、照射後の炎症や色素沈着などが起こりにくいうえ、薄いシミや広範囲の肌トラブルにも効果的です。
一方、レーザー治療は、特定の波長を用いて気になるお悩みにピンポイントで威力の強いレーザーを照射します。そのため、IPL光治療で除去しきれなかった濃いシミなどへのアプローチに適しています。
IPL光治療の特徴
IPL光治療はダウンタイムや痛みが少なく、シミやそばかす、毛穴の開き、赤ら顔など、複数の肌悩みに同時にアプローチできる治療です。細かい箇所への照射や患者様一人ひとりの肌状態に合わせた治療が可能なため、理想の仕上がりに近づきやすいです。
ダウンタイム・痛みが少ない
IPL光治療は、ダウンタイムが少ないという特徴があります。痛みは照射時に輪ゴムで軽く弾かれるような比較的弱い痛みです。また、治療後すぐにメイクができるため、忙しく手軽に受けたい方にもおすすめです。
幅広い肌トラブルにアプローチ
TCBスキンクリニックが取り扱うIPL光治療は、6つの波長を持つ光エネルギーが表皮や真皮など異なる層に作用して、毛穴の開きやたるみ、ニキビ跡など複合的な肌悩みに対応します。細かい範囲への照射が可能なアタッチメントや、シミや赤みに特化した波長を出すハンドピースが使用できるため、小鼻などの細かい箇所やシミや赤みに合わせた治療も可能です。
お悩みに合わせた治療が可能
TCBスキンクリニックでは2つのハンドピースを使い分け、患者様一人ひとりの肌の状態やお悩みに合わせた治療を行います。IPLは560〜1,200ナノメートルの幅広い波長を持つため、シミやそばかす、毛穴、赤ら顔など、複数の肌悩みに同時に効果を発揮します。
IPL光治療のリスク・ダウンタイム
治療時間 | 15~30分程度 |
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麻酔 |
なし ※オプションで各種麻酔もご用意しています。 |
痛み | 輪ゴムで軽く弾かれたような痛み |
赤み |
2~3日程度 ※個人差があります。 |
メイク | 当日から可能 |
洗顔・シャワー | 当日から可能 |
運動 | 当日から可能 |
副作用・リスク | 疼痛・かゆみ・色素沈着・やけど |
治療を受けられない方 |
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施術の流れ
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STEP.01 カウンセリング予約
ご予約はWEB・LINE・電話にて承っています。治療をするか迷っている方でも、無料カウンセリングでお気軽にご相談ください。
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STEP.02 カウンセリング
個室のカウンセリングルームで、カウンセラーがお肌に関するお悩みを伺います。その後、お肌の状態を診察し、適切な治療範囲や回数などを丁寧に説明します。
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STEP.03 洗顔
治療前に皮脂や汚れを落とし、清潔な状態にしていただきます。来院時にメイクや日焼け止めをしている場合は、クレンジングで洗い落としてください。
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STEP.04 治療
目元の保護とジェルを塗布し、治療を行います。患者様にお声がけしながら、丁寧に照射を繰り返します。治療時間は15~30分程度です。
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STEP.05 術後
治療後は肌が敏感な状態のため、保湿や紫外線対策を行ってください。TCBスキンクリニックではパウダールームを完備しています。ご希望の方はお気軽にスタッフまでお声がけください。
よくある質問
- IPL光治療は肝斑にも効きますか?
- レーザーの強い刺激が肝斑の炎症を悪化させる可能性があります。TCBスキンクリニックでは、肝斑に効果的な治療や内服薬をご用意しております。
- IPL光治療のデメリットはありますか?
- シミの原因となるメラニン色素が肌表面に浮き出るため、シミが一時的に濃くなる可能性があります。また、治療箇所に赤みやひりつきを感じる場合はありますが、2~3日程度で落ち着くためご安心ください。
- IPL光治療とフォトフェイシャルの違いは何ですか?
- フォトフェイシャルとはIPL光治療の一種であり、ルミナス・ビー ジャパン株式会社の登録商標です。
- IPL光治療とピコトーニングの違いは何ですか?
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どちらもメラニン色素に作用し、シミやそばかすなどへ効果を発揮する共通点はあるものの、それぞれ異なる特徴もあります。
IPL光治療は、毛穴の開きや赤ら顔などさまざまな肌トラブル改善に有効なため、複合的な肌悩みをお持ちの方におすすめの治療です。ピコトーニングは、IPL光治療での治療が難しい肝斑に効果的な治療となります。
- 治療後のケアで気を付けることはありますか?
- 治療後は肌が一時的に敏感になるため、十分な紫外線対策を行ってください。紫外線を浴びることでシミや色素沈着のリスクが高まるため、外出時は日焼け止めや日傘などを使用しましょう。
本ページの監修医師
肌は年齢や生活環境、日々のストレスなど、多くの要因から影響を受けやすく、人それぞれお悩みが異なります。乾燥やしみ、毛穴やニキビなど、肌トラブルは放置せず、悪化する前に早めの対処をしてください。TCBスキンクリニックでは、患者様が安心して治療を受けられるよう、医師が丁寧にカウンセリングを行い、肌の状態やお悩みに応じたプランをご提案いたします。美しい肌を手に入れるためには正しい知識を持ち、適切な治療を選ぶ必要があります。どんな肌悩みでもお気軽にご相談ください。皆様の理想の肌づくりをサポートいたします。
【町田院】
経歴
- 東京慈恵会医科大学医学部 卒業
- 東京慈恵会医科大学附属病院
- 都内美容クリニック
- 東京中央美容外科 町田院 院長
医療広告ガイドラインについて
TCBスキンクリニックでは、医師監修のもと「医療広告ガイドライン」に従い、以下の2点についてホームページの見直し・改善を適宜行っております。
①体験談の削除
②症例写真を掲載する際、施術内容・施術のリスク・施術の価格などの記載
患者様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
IPL光治療の料金表
カテゴリー | 施術名/価格(税込) | ||||||||||||||||||
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