おでこ・こめかみのデザイン注射（ヒアルロン酸）

このような方におすすめ

• ・おでこ（額）を丸く横顔のラインを整えたい
• ・へこんだこめかみを修正したい

ヒアルロン酸注射で丸みをデザイン・へこみを修正

自然な仕上がりで持ちも良い！

ヒアルロン酸は体内に注入されると徐々に吸収され、ヒアルロン酸の種類によって異なりますが数か月から2年で吸収され、無くなってしまいます。

しかし実際は、ヒアルロン酸吸収の速さは部位によってだいぶ異なります。

おでこやこめかみなど骨上の場合には、吸収は比較的ゆっくりのため、少なくはなっていきますが、すぐになくなってしまう印象は持たなくて大丈夫です。

おでこやこめかみにプロテーゼを入れたいという方も比較的にいます。理由としてヒアルロン酸がすぐに吸収されてしまうのでしっかり残したいと思われているケースが多いです。しかし実際はヒアルロン酸の吸収もゆっくりのためヒアルロン酸の治療を選ばれる方もかなり多いのが現状です。

おでこ・こめかみのデザイン注射でのヒアルロン酸は、とてもきれいで自然な仕上がりのためリピーターも多く存在します。

では、どんな注意点があるでしょうか？

メンテナンスはしっかりと

ヒアルロン酸で膨らましたおでこは軟らかく、強く押すと凹みができたり、偏ってしまったりするということは起こりますが、ご自身で馴染ませることも可能です。

また1、２年に一度はメンテナンスのために少量のヒアルロン酸を追加注入したほうがきれいな状態を維持できます。

施術方法

おでこ（額）、こめかみの中心部など必要部位に針を刺して注入します。注入量は少なくとも2～3 cc、ご希望のおでこによっては5cc以上要するときもあります。所要時間は15～20分程度です。

針は極細のものを使用しますが、刺すときにチクッとした痛みがあります。注入中は押されるような感覚があります。

痛みに弱い方は各種麻酔の用意がありますのでご安心ください。

当院の麻酔について

マイクロカニューレによる注入で針を刺す回数が激減

針を何回も指すのが怖い方は、マイクロカニューレを使用した注入法がオススメです。マイクロカニューレとは、先端が丸く横から薬液が出るように作られた柔らかい特殊なカニューレ（管）のことです。

通常の針ではしわやへこみにあわせて何度も針を刺して注入していかなければなりませんが、マイクロカニューレであればこれを挿入する1か所だけ針をさして処置をすることが可能で、皮下に沿わせて1回で注入することができます。

ヒアルロン酸注入時に使われるマイクロカニューレ

先端が丸いことによって血管や神経などを傷つけてしまうことがなく、内出血のリスクが激減します。

ヒアルロン酸とは

ヒアルロン酸は体内にもともとある物質で、肌の水分を保つ役割があります。透明なジェル状の物質で、皮下に注入することでおでこやこめかみを丸くつくることが可能です。

注射されたヒアルロン酸は分解吸収されてしまうため時間とともになくなってしまいます。持続効果は製剤の種類によって異なりますが数か月～2年程度です。

ただし、おでこやこめかみのデザイン注射では多めに注入されることと、吸収はゆっくりですのでそれ以上もつことが多いです。

症例写真

経過とダウンタイム

傷跡は注射の針穴だけで、直後にメイク可能です。

シャワー・入浴・運動も問題ありません。飲酒はむくみやすくなるので、腫れがひくまでは控えていただくのが良いでしょう（注射後2-3日が目安）。

持続は数か月～2年程度ですが、それ以上経過しても残っていることが多いです。
※ヒアルロン酸の種類と施術箇所によって異なります。

内出血

ごく稀に針を刺した場所で内出血が発生することがありますが、メイクで隠せるくらいの内出血です。
2週間程で完全に消失します。

触り心地

注射直後も見た目は問題なく人前に出ることも可能です。
ただし触ると皮下にぷにゅぷにゅした感じで触れることがあります（柔らかいヒアルロン酸を使用した場合）。

硬めのヒアルロン酸を使用することで触り心地も自然な印象に近づけることが可能です。

腫れ・むくみ

数日は触ると熱感があり、押すと若干の重い痛みを伴いますが、腫れは周囲からは気づかれるレベルではないでしょう。

むしろ翌日目元がむくむことがあります。ヒアルロン酸には吸水能力があるため、多量に注入すると腫れというよりむくんだ感じの目になってしまうことがあります。

むくんだ場合でも数時間～数日ではもとに戻っていきますのでご安心ください。

もし凹んだり偏ってしまったときは？

指で押してなじませることが可能です。また、丸い鉛筆やペンなどをころころ額の上で転がすときれいに馴染んでいきます。

重篤な副作用・合併症を避けるために

ごくまれにヒアルロン酸が血管内（動脈）に注入されると血管を詰まらせて皮膚が壊死してしまうことがあります。

発生する箇所は限られています。当院では、該当箇所を避けて注射するよう細心の注意を払っています。
ただしおでこのヒアルロン酸注入においては、この合併症が起こるリスクは極めて低いです。

おでこ・こめかみのデザイン注射（ヒアルロン酸）の料金表