
美容内服薬の主な種類

美容内服薬とは、身体の内側からニキビやシミ、肝斑などの肌悩みにアプローチする薬を指します。継続的に服用すると、肌への直接的な負担を抑えながら、さまざまな肌悩みの改善が可能です。
主な美容内服薬には「トラネキサム酸」「シナール配合錠」「ユベラN」「タチオン」などがあります。
美容内服薬や外用薬は医療用医薬品であり、副作用やリスクが生じる可能性があるため、美容皮膚科や皮膚科などで医師の処方を受ける必要があります。
トラネキサム酸
トラネキサム酸(トランサミン)は、シミやそばかす、肝斑、ニキビ、ニキビ跡などの改善や予防に効果がある美容内服薬です。メラニンを生成する色素細胞「メラノサイト」の活性を抑える作用があり、シミの予防や肝斑、色素沈着の改善に効果を発揮します。
また、炎症を抑える働きがあるため、ニキビの改善にも有効です。トラネキサム酸は美白を目指す方にも適しており、定期的に服用すると、肌のトーンアップや透明感の向上が期待できます。
副作用
食欲不振、悪心、嘔吐、胸やけ、眠気、そう痒感、発疹など
シナール配合錠
シナール配合錠とは、ビタミンC(アスコルビン酸)とビタミンB5(パントテン酸カルシウム)を配合した複合ビタミン剤です。シミやくすみの原因となるメラニンの生成を抑え、色素沈着改善や肌のターンオーバーを促す効果が期待できます。
また、コラーゲン生成の促進や抗酸化作用、皮脂の代謝を助ける働きがあり、ニキビや肌荒れの改善をサポートします。美白を目指す方にもおすすめの美容内服薬です。
副作用
胃不快感、悪心、嘔吐、下痢など
ユベラN
ユベラとは、シミや肝斑の改善や予防、老化防止に効果的な美容内服薬です。主成分は「トコフェロール酢酸エステル」と呼ばれるビタミンEの一種です。ユベラを服用すると、紫外線によって傷つけられた線維芽細胞を修復する作用や、血行不良の改善が期待できます。
また、毛細血管の血行が促進されると、肌のターンオーバーが活発になり、メラニン色素の排出を助ける効果もあります。
副作用
発疹、下痢、食欲不振、胃部不快感など
タチオン
タチオンとは、グルタチオンを主成分とする美容内服薬です。細胞の解毒作用や抗アレルギーなどの効果があり、強力なデトックス・抗酸化作用によってメラニン色素の定着を防ぎ、肌のターンオーバーを促進します。色素沈着の予防に役立つため、美白を目指したい方におすすめです。
また、グルタチオンの抗酸化作用により、身体の酸化を防ぐことで、シミやしわ、たるみなどの改善も期待できます。
副作用
発疹、食欲不振、吐き気、嘔吐、胃痛など
美容外用薬の主な種類

美容外用薬とは、シミやニキビ、しわなどの肌トラブルを改善するために肌の表面に塗布する薬剤です。美容外用薬の主な種類は「トレチノイン」「ハイドロキノン」「ヘパリン類似物質」などがあげられます。
トレチノイン
トレチノインとは、ビタミンAの一種でシミやしわ、ニキビ、ニキビ跡などの肌トラブルに有効な美容外用薬です。毛穴詰まりの原因となる角栓を剥がし、皮脂腺の働きを抑えるため、ニキビ治療にも効果的です。
また、ターンオーバーを促進し、シミの原因となるメラニンの排出を助ける効果も期待できます。
アメリカでは、しわやニキビの治療薬としてFDA(アメリカ食品医薬品局)に認可されています。
副作用
発赤、痒み、かぶれ、乾燥など
ハイドロキノン
ハイドロキノンは、ヒドロキノンを主成分とする美容外用薬で、シミや肝斑、ニキビ跡(炎症後色素沈着)の予防や治療に効果的です。「肌の漂白剤」とも呼ばれ、メラニン生成に関わる酵素(チロシナーゼ)やメラノサイトの働きを抑える作用があります。
副作用
発赤、痒み、かぶれ、乾燥など
ヘパリン類似物質
ヘパリン類似物質(ヒルドイド)は、保湿や血行促進、抗炎症作用を持つ成分です。
肌の内部にある角質層まで浸透すると、水分保持機能や外的刺激から肌を守るバリア機能が改善されます。
当院では、乾燥による肌荒れの改善や血行促進によるターンオーバーの促進が期待できる「ヘパリン類似物質油性クリーム」をご用意しています。乾燥肌を根本から改善したい方におすすめです。
副作用
皮膚炎、かゆみ、発赤、発疹など
美容内服薬・外用薬はこんなお悩みの人におすすめ
- 美容皮膚科で内服薬や外用薬の処方を受けたい
- ニキビやシミなどが気になる
- 肌荒れに適した内服薬・外用薬がほしい
- 手軽に美肌を目指したい
美容内服薬・外用薬の一覧
内服・外用薬
お悩み別の美容内服薬セット
TCBスキンクリニックでは、肌のお悩みやに合わせた「ニキビ内服薬セット」「シミ肝斑セット」「美白セット」などのプランをご用意しています。複数の有効成分を組み合わせることで、身体の内側からニキビやシミ、肝斑などの改善が期待できます。
患者様一人ひとりの肌状態やお悩みに応じて、適切な美容内服薬セットをご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。
美容内服薬の症例写真
- 施術名:
- ニキビ内服薬
- 施術の説明:
- 内服薬の服用によりニキビの原因を抑制し、ニキビ肌を改善する治療です。
- 施術の副作用(リスク):
- 食欲不振、吐き気、嘔吐、下痢など
- 施術の価格:
- 4,590円~12,000円(税込)
シミに効果的な美容内服薬について解説
@tcb.sns.jyoichannel @【二重整形】TCB あんな先生/東京/高田馬場 1位の内服を飲んでいる人がいたらコメント欄で教えてください👉 #東京中央美容外科 #健康 #TikTok教室 #高田馬場
♬ SUMMER TRIANGLE – しゃろう
美容内服薬・外用薬の料金
TCBスキンクリニックでは患者様にご満足いただける施術を多数ご用意しております。
施術ごとの詳しい価格については
料金表をご覧ください。
よくある質問
- ハイドロキノンはシミを消す効果がありますか?
- ハイドロキノンは、肌に沈着したシミを減少させる効果が期待できます。メラニンを生成する酵素「チロシナーゼ」の働きを抑えるため、シミの改善や予防に有効です。
- 美容内服薬・外用薬は保険適用されますか?
- 当院は美容を目的とした治療を提供しているため、自由診療となり保険が適用されません。
- トラネキサム酸とシナール配合錠にはどのような違いがありますか?
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トラネキサム酸は、主にシミや肝斑の治療に用いられ、炎症を抑える効果が期待できます。
一方、シナール配合錠はビタミン不足によるさまざまな症状の改善や、メラニン生成の抑制によるシミ予防に使用されます。
- 美容皮膚科で内服薬を処方してもらう場合、どのくらいの期間服用すればいいですか?
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服用する内服薬の種類や肌の状態により個人差がありますが、通常は2ヶ月以上継続すると効果を実感できるとされています。
美容内服薬は、肌のターンオーバーを繰り返すことで徐々に効果が現れるため、即効性はなく継続的な服用が必要です。
本ページの監修医師
美容内服薬・外用薬やサプリメントなどのホームケアは、「日々のスキンケアでは物足りない」「医師と相談しながら身体の内側から綺麗になりたい」と考えている方におすすめです。TCBスキンクリニックでは、シミを改善するハイドロキノンや、美白効果のあるクリスタルトマトなど、肌の状態に合わせた治療薬を処方いたします。また、肌に関する治療だけでなく、脂肪を体外へ排出するダイエット内服薬もご用意しております。患者様がリラックスしていただける環境を整え、丁寧なカウンセリングで皆様のお悩みを改善いたしますので、お気軽にご相談ください。
【町田院】

経歴
- 東京慈恵会医科大学医学部 卒業
- 東京慈恵会医科大学附属病院
- 都内美容クリニック
- 東京中央美容外科 町田院 院長
医療広告ガイドラインについて
TCBスキンクリニックでは、医師監修のもと「医療広告ガイドライン」に従い、以下の2点についてホームページの見直し・改善を適宜行っております。
①体験談の削除
②症例写真を掲載する際、施術内容・施術のリスク・施術の価格などの記載
患者様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。