肝斑(かんぱん)治療

肝斑(かんぱん)治療

肝斑とは

肝斑とは、頬骨あたりやおでこ、口元などに左右対称に現れるシミの一種です。輪郭がはっきりしておらず、薄い褐色でぼんやりと広がっている特徴があります。一般的には、女性ホルモンの乱れが原因で発現しやすく、30~50代の女性に多く見られます。肝斑は一度発現すると自然に消えることはほとんどないため、きれいに治すためには適切な治療を受ける必要があります。
TCBスキンクリニックでは、低出力のレーザーでメラニン色素を破壊するピコレーザーや、身体の内側からメラニンの生成を抑制する内服薬などをご用意しています。

肝斑の施術一覧

レーザー・光・超音波による治療

  • ピコレーザー

    シミや肝斑、そばかすなどの色素沈着を改善するレーザー治療

内服・外用薬

  • ゼオスキン(ZO SKIN HEALTH)

    透明感が際立つきめ細かなお肌へ

  • シミ・肝斑治療

    内服・外用療法でシミのない綺麗な肌に

ピーリングによる治療

  • マッサージピール(コラーゲンピール)

    肌への負担やダウンタイムを抑えたピーリング治療

点滴・注射

  • 白玉点滴・白玉注射

    シミ改善と強力な美白・抗酸化作用

こんなお悩みの人におすすめ

  • 30~50代にシミが発現した
  • 頬骨・おでこ・口元などに左右対称でシミが現れている
  • シミの輪郭がはっきりしておらず、ぼんやりと広がっている
  • 妊娠・出産や、経口避妊薬の服用によってシミが発症した

症例写真

  • ピコレーザーによる肝斑の治療前の画像01
  • ピコレーザーによる肝斑の治療後の画像01
施術名:
ピコレーザー
施術の説明:
レーザー照射でメラニン色素を破壊する施術です。
施術の副作用(リスク):
腫れ・内出血・赤み:1日程度
まれに起きる副作用(リスク):
むくみ・感染症・色素沈着・色素脱失・ケロイドなど
施術の価格:
9,800円(税込)~

肝斑の原因

肝斑の主な原因は、女性ホルモンや紫外線などです。
ホルモンバランスの乱れや紫外線によるダメージは、メラニン色素を生成するメラノサイトを活性化させます。メラニン色素が過剰に生成されると、体外に排出しきれないメラニン色素が肌内部に蓄積されるため、肝斑発生の要因となります。
また、過度なマッサージなど物理的な刺激が加わることで、肝斑が悪化する可能性もあるため注意が必要です。

肝斑とシミの違い

肝斑とシミの違い

シミには老人性色素斑(日光性黒子)、そばかす(雀卵斑)、炎症後色素沈着などがあります。一般的なシミである老人性色素斑は、紫外線が主な原因で、輪郭がはっきりとした円形や楕円形をしています。色は薄茶色から茶色で、大きさや発生する部位はさまざまです。
一方で肝斑は、女性ホルモンの乱れが主な原因で、多くの場合は頬骨付近に左右対称で現れます。輪郭がぼんやりとした薄い褐色で、比較的広範囲に及ぶのが特徴です。

シミの種類

シミには肝斑以外に、「そばかす(雀卵斑)」「老人性色素斑(日光性黒子)」「炎症後色素沈着」「ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)」「脂漏性角化症(老人性イボ)」があります。

そばかす(雀卵斑)

そばかす(雀卵斑)

そばかす(雀卵斑)は、目の下から頬骨にかけて現れる直径3~5ミリ程度の茶色の斑点です。頬や鼻の周りを中心に発症することが多いですが、背中や胸、腕などにできる場合もあります。
そばかすは遺伝との関連性が高く、幼少期から思春期にかけて濃くなり、成長とともに薄くなる傾向があります。

老人性色素斑(日光性黒子)

老人性色素斑(日光性黒子)

老人性色素斑(日光性黒子)は、輪郭がはっきりしている円形・楕円形のシミです。一般的に、シミと分類されるものは老人性色素斑が多く、年齢を重ねるにつれて濃くなる傾向があります。
老人性色素斑の主な原因は紫外線です。紫外線を浴び続けるとメラニン色素が過剰に生成され、体外に排出しきれなかったメラニンが色素沈着として残りやすくなります。

炎症後色素沈着

炎症後色素沈着

炎症後色素沈着とは、ニキビや虫さされ、アトピー、かぶれ、傷などの炎症が原因で、メラニンが色素沈着として残る跡です。炎症が発生すると、肌は損傷を修復するために新しい細胞を作り出します。その過程でメラノサイトが刺激され、メラニンが過剰に生成されます。
炎症後色素沈着は自然に消えることが多いですが、消えるまでに数週間~数年かかる場合もあります。紫外線の影響によって、跡が残りやすくなる可能性があるため注意が必要です。

脂漏性角化症(老人性イボ)

脂漏性角化症(老人性イボ)

脂漏性角化症(老人性イボ)は、イボのように皮膚が盛り上がっているのが特徴で、30代以上の男女に多く見られます。年齢を重ねるにつれて、数が増えたり、大きくなったりする場合もあります。
脂漏性角化症の主な原因は、皮膚の表皮基底細胞の遺伝子変異と考えられており、紫外線や摩擦によるダメージが肌に蓄積することで発症します。

ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)

ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)

ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)は、頬やおでこ、鼻などに現れる灰褐色や青褐色のシミです。肌の奥深くにある真皮層に発症するため、アザに分類されることもあります。
ADMの原因は特定されていませんが、遺伝や紫外線、ホルモンバランスの乱れが関係していると考えられています。

【動画】肝斑におすすめな治療法を紹介

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これを知らないと肝斑は悪化します #東京中央美容外科 #健康 #TikTok教室 #高田馬場

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肝斑の治療について

肝斑は肌にダメージが蓄積されると濃くなる可能性があります。肝斑は悪化すると治療に時間がかかるため、改善させるためには早期の受診がおすすめです。
TCBスキンクリニックでは、患者様のお悩みやお肌の状態に合わせた治療方法をご提案します。

レーザーによる治療

肝斑を改善するためには、ピコレーザーが効果的です。ピコレーザーには3種類の照射モードがありますが、肝斑への治療はピコトーニングが適しています。
ピコトーニングは、低出力のレーザーでメラニンを破壊する治療です。肌のターンオーバーが促進されるため、シミや肝斑の改善、肌のトーンアップ効果が期待できます。

内服・外用薬による治療

ダウンタイムが気になる方には、内服薬や外用薬による肝斑治療がおすすめです。
当院で処方する内服薬には、トラネキサム酸やシナール配合錠などがあります。皮膚の色素沈着を改善する効果があり、身体の内側から症状の改善が可能です。
また、外用薬にはトレチノインやハイドロキノンなどの塗り薬や、ドクターズコスメのゼオスキンがあります。メラニン色素の排出を促し、シミや肝斑を薄くする効果が期待できます。

ピーリングによる治療

TCBスキンクリニックでは、肝斑に効果があるピーリング治療として、マッサージピール(コラーゲンピール)をご用意しています。
マッサージピールで使用する薬剤には、コウジ酸と呼ばれるメラニンの生成を抑制する成分が配合されているため、肝斑の改善や美白効果が期待できます。

点滴・注射による治療

白玉点滴・白玉注射は、抗酸化作用やコラーゲン生成を促進する治療で、シミやくすみ、肝斑の改善に有効です。
点滴・注射による治療は、定期的に受けていただくことによって、持続的な効果を実感しやすくなります。

肝斑治療の料金

TCBスキンクリニックでは患者様にご満足いただける施術を多数ご用意しております。
施術ごとの詳しい価格については
料金表をご覧ください。

料金表を見る

よくある質問

肝斑はレーザー治療で取れますか?
肝斑に効果的なレーザー治療として、「ピコトーニング」があります。ピコレーザーという機器を用いた治療法で、低出力のレーザーの照射によってメラニンを破壊し、肌のターンオーバーを促進させることで、肝斑を改善します。
肝斑治療は保険適用されますか?
当院は美容を目的とした治療を提供しているため、自由診療となり保険が適用されません。
肝斑は自然に消えますか?
肝斑は、自然に消えることはほとんどありません。ただし、女性ホルモンのバランスが安定しやすい産後や閉経後には、薄くなる場合があります。肝斑が気になる方は、お気軽に当院にご相談ください。
肝斑ができやすい人の特徴はありますか?
妊娠中の女性や経口避妊薬を服用した女性、更年期にさしかかる30~50代の女性は、ホルモンバランスの変化を伴うため、肝斑ができやすい傾向があります。
肝斑は左右対称にできますか?
肝斑は頬骨やおでこ、口元などに左右対称で現れるシミです。似たようなシミに老人性色素斑がありますが、肝斑は輪郭がぼんやりとした薄い褐色で、比較的広範囲に及ぶ特徴があります。
肝斑の人がやってはいけないことは何ですか?
肝斑は物理的な刺激によって悪化する可能性があります。スクラブ入りの洗顔やピーリング化粧品の使用、洗顔やスキンケア、メイク、マッサージなどで肌を強くこする行為はお控えください。

本ページの監修医師

肌は年齢や生活環境、日々のストレスなど、多くの要因から影響を受けやすく、人それぞれお悩みが異なります。乾燥やしみ、毛穴やニキビなど、肌トラブルは放置せず、悪化する前に早めの対処をしてください。TCBスキンクリニックでは、患者様が安心して治療を受けられるよう、医師が丁寧にカウンセリングを行い、肌の状態やお悩みに応じたプランをご提案いたします。美しい肌を手に入れるためには正しい知識を持ち、適切な治療を選ぶ必要があります。どんな肌悩みでもお気軽にご相談ください。皆様の理想の肌づくりをサポートいたします。

TCBスキンクリニック
【町田院】
院長 中村 杏奈
詳しいプロフィールを見る
中村 杏奈 医師
経歴
東京慈恵会医科大学医学部 卒業
東京慈恵会医科大学附属病院
都内美容クリニック
東京中央美容外科 町田院 院長

医療広告ガイドラインについて

TCBスキンクリニックでは、医師監修のもと「医療広告ガイドライン」に従い、以下の2点についてホームページの見直し・改善を適宜行っております。
①体験談の削除
②症例写真を掲載する際、施術内容・施術のリスク・施術の価格などの記載
患者様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

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豊富な経験と高い技術で、美容のお悩みにお応えします

TCBの施術内容は当院の
医師より監修されております

多様なジャンルの専門医、医学博士が在籍し
高いレベルの施術を提供しております

TCBでは高い技術を持つ経験豊富なドクターが在籍し、患者様の願いと理想の実現に全力を尽くしております。
日本形成外科学会 専門医・日本美容外科学会(JSAPS)専門医・日本創傷外科学会 正会員・日本形成外科手術手技学会会員・日本マイクロサージャリー学会会員が在籍。
また、医学研究能力を持つ医学博士が在籍しており高度最先端医療、新薬開発に携わることで医療の進歩・向上に貢献しています。
TCBグループの所属ドクター達は美容外科医や医療の第一線で腕を磨いた外科医など高い技量を持ったドクターで常に高いレベルの施術を提供いたします。