ニキビの種類
ニキビの種類には、白ニキビ・黒ニキビ・赤ニキビ・黄ニキビがあります。
白ニキビは、皮脂の過剰分泌によって、毛穴に皮脂や角質が詰まり、ニキビの初期段階で発生する症状です。白ニキビを放置すると、皮脂が空気に触れて酸化し、黒ニキビに変化します。
さらに症状が進行した場合、皮脂を栄養源にするアクネ菌が増殖し、炎症を起こして赤ニキビになります。炎症が広がってしまうと、ニキビが化膿し、黄ニキビが発生します。
ニキビの炎症によって肌がダメージを受けるとニキビ跡が残る可能性もあるため、ニキビ治療は早期の受診がおすすめです。
ニキビの内服薬(飲み薬)
TCBスキンクリニックでは、トラネキサム酸・シナール配合錠・ピドキサール・リボフラビン酪酸エステルなどを組み合わせた「ニキビ内服セット」を処方しています。ニキビに効果的な薬剤を服用することで、皮脂の過剰分泌や炎症、色素沈着などの症状に対して、身体の内側から改善ができます。
また、重度のニキビには、イソトレチノインが有効です。ニキビの原因となるアクネ菌に対する抗菌作用があるため、ニキビの赤みや炎症を沈静する効果が期待できます。
薬剤名 | トラネキサム酸 | シナール配合錠 | ピドキサール | リボフラビン 酪酸エステル |
イソトレチノイン |
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イメージ | |||||
効果 |
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主な副作用 | 食欲不振、吐き気、嘔吐、胸やけ、眠気、そう痒感、発疹など | 胃の不快感、吐き気、嘔吐、下痢など | 発疹などの過敏症状、吐き気、食欲不振、腹部膨満感など | 下痢、腹部膨満感、食欲不振、吐き気など | 皮膚や粘膜の乾燥、頭痛、めまい、吐き気など |
- イソトレチノインは、医薬品医療機器等法上、未承認の医薬品です。
- 使用するには医師の処方が必要であり、診断結果によっては処方できない場合があります。
- 当院は、国内販売代理店経由で入手しています。個人輸入された医薬品等の使用リスクに関する情報は、リスクが潜む個人輸入、イソトレチノインの個人輸入についての注意喚起は、厚生労働省のHPをご確認ください。
- 同程度の効能・効果で承認されている国内承認医薬品薬剤はありません。
- アメリカのFDA(食品医薬品局)など、諸外国で承認されており、胎児の催奇形性、鬱、精神病などの副作用が報告されています。
- イソトレチノインの使用は、医薬品副作用被害救済制度の対象外です。
ニキビの外用薬(塗り薬)
ニキビ治療に効果的な外用薬として、ダラシン・トレチノイン・アダパレン・ディフェリンゲルがあります。皮脂の過剰分泌や毛穴の詰まりを改善し、ニキビの炎症を抑える効果が期待できます。
また当院では、患者様のお肌の状態に合わせて美容成分を調合したオリジナルの化粧水「Dr.sローション」をご用意しています。肌を保湿して乾燥から守ることで、ニキビ肌の改善が可能です。
薬剤名 | ダラシン | トレチノイン | アダパレン | ディフェリンゲル | Dr.sローション |
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効果 |
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主な副作用 | かゆみ、発赤、蕁麻疹、刺激感、ヒリヒリ感、つっぱり感など | 発赤、紅斑、かゆみ、乾燥など | 乾燥、ヒリヒリ感、紅斑、かゆみなど | 発赤、ヒリヒリ感、皮むけ、乾燥など | なし ※個人差があります |
症例写真
- 施術名:
- ニキビ内服薬
- 施術の説明:
- 内服薬の服用によりニキビの原因を抑制し、ニキビ肌を改善する治療です。
- 施術の副作用(リスク):
- 食欲不振、吐き気、嘔吐、下痢など
- 施術の価格:
- 4,590円~12,000円(税込)
【動画】ニキビに効く内服薬を解説
@tcb.sns.jyoichannel 炎症ニキビには絶対コレです👉#東京中央美容外科#健康#TikTok教室#新宿三丁目
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市販薬と処方薬の違いは?
ニキビ治療薬には、ドラッグストアなどで手軽に購入できる「市販薬」と、医師の診察を受けて処方される「処方薬」があります。 どちらもニキビの改善を目指す薬ですが、効果や作用機序、副作用などに違いがあります。
市販薬は軽度のニキビに有効です。主な成分として、殺菌作用のあるイオウやレゾルシン、炎症を抑えるイブプロフェンピコノールなどが配合されています。手軽に始められる一方、効果が穏やかなため、重度のニキビや炎症が強いニキビには向いていません。
処方薬は、市販薬では効果が不十分な場合や、重度のニキビにお悩みの方におすすめです。抗炎症作用を持つダラシンや、毛穴の詰まりを改善するディフェリンゲル、抗菌作用のあるイソトレチノインなど、症状やニキビの種類に合わせてさまざまな薬が処方されます。より高い効果が期待できる一方、副作用のリスクも高いため、医師の指示に従って正しく使用することが大切です。
処方の流れ
STEP.01 ご予約
LINE・WEBまたはお電話でご予約ができます。
STEP.02 カウンセリング
個室のカウンセリングルームで、患者様のお肌に関するお悩みを伺います。
その後お肌を診察し、適切な治療方法や期間、治療中の注意点などを丁寧に説明します。
STEP.03 処方
診察とカウンセリングで伺った症状や患者様のご希望に合わせて、適切な治療薬を処方します。
内服薬や外用薬を組み合わせてニキビができにくい肌を目指します。
STEP.04 自宅ケア
カウンセリング時に指導された方法で治療を行っていただきます。
治療以外のスキンケアは普段どおり継続してください。
STEP.05 アフターケア
治療中に不安を感じた場合や、違和感を覚えた場合はすぐにご相談ください。
TCBスキンクリニックでは、丁寧なアフターケアを心がけています。
よくある質問
ニキビ治療薬(内服薬・外用薬)のよくあるご質問
- ニキビに効く薬は何ですか?
- ニキビ治療に効果的な内服薬には、赤みや腫れを緩和する「トラネキサム酸」や、炎症後の色素沈着を予防する「シナール配合錠」があります。
また、ニキビの原因となるアクネ菌の増殖を抑える「ダラシン」や、毛穴の詰まりを解消する「トレチノイン」などの外用薬もおすすめです。
- 赤ニキビを一晩で治す方法はありますか?
- 赤ニキビを一晩で治すことは困難です。しかし、抗炎症作用のある薬剤を使用すると、ニキビによる炎症を抑え、赤ニキビを一晩で目立たなくさせる効果が期待できます。
- ニキビには塗り薬と飲み薬、どちらが効果的ですか?
- ニキビの塗り薬には、抗菌作用や抗炎症作用のある薬剤が多く、成分をニキビに直接塗布することで、即効性を実感しやすい特徴があります。一方で、ニキビの飲み薬は、成分が身体全体に行き渡るため、痛みの緩和や、広範囲のニキビ改善に効果的です。
当院では、患者様のお悩みや肌質に応じて適切な治療薬をご提案しますので、お気軽にご相談ください。
本ページの監修医師
肌は年齢や生活環境、日々のストレスなど、多くの要因から影響を受けやすく、人それぞれお悩みが異なります。乾燥やしみ、毛穴やニキビなど、肌トラブルは放置せず、悪化する前に早めの対処をしてください。TCBスキンクリニックでは、患者様が安心して治療を受けられるよう、医師が丁寧にカウンセリングを行い、肌の状態やお悩みに応じたプランをご提案いたします。美しい肌を手に入れるためには正しい知識を持ち、適切な治療を選ぶ必要があります。どんな肌悩みでもお気軽にご相談ください。皆様の理想の肌づくりをサポートいたします。
【町田院】
経歴
- 東京慈恵会医科大学医学部 卒業
- 東京慈恵会医科大学附属病院
- 都内美容クリニック
- 東京中央美容外科 町田院 院長
医療広告ガイドラインについて
TCBスキンクリニックでは、医師監修のもと「医療広告ガイドライン」に従い、以下の2点についてホームページの見直し・改善を適宜行っております。
①体験談の削除
②症例写真を掲載する際、施術内容・施術のリスク・施術の価格などの記載
患者様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
ニキビ治療薬(内服薬・外用薬)の料金表
カテゴリー | 施術名/価格(税込) | ||||||||||||||||||
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ニキビ治療薬(内服薬・外用薬) |
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