口元のシワ・ボトックス注射

女性の天敵の代表とも言えるシワは年齢を強く感じさせ、特に口周りのシワは実年齢よりも老いた印象を与えることも。口元のシワのせいで笑うのが怖い方や、自信がなくなってしまった方など、シワでお悩みの方は多いかと思います。
口元のシワの中でも、口唇の上下にできる『縦ジワ』は、表情に関わらずシワとして残り、加齢と共に増えてきます。
年齢を重ねても素敵な女性でいるために、シワ取り注射についてご紹介いたします。

シワ取り注射とは？

シワ取り注射は、シワの原因である筋肉を弛緩し和らげ、シワの形成（収縮）を抑える治療法です。メスを使わずに注射によってシワを解消します。老け顔の印象を与える口周りの縦ジワはもちろん、目尻やおでこのシワなどを目立たなくさせてくれます。
シワの改善以外にも「エラ・小顔効果」「肩こりの改善」「制汗」など、身体のお悩みを解消してくれます。

口元の縦ジワ治療のシワ取り注射は、手軽に改善が見込めるアンチエイジング手法、若返りの治療法と言っても過言ではありません。
常に存在するシワに対してはヒアルロン酸が使われますが、表情によって出てくるシワにはシワ取り注射が用いられることが大半です。シワ取り注射の治療では、下記参考画像｢口元のシワ取り注射注入位置」の部位に数点注入を施していきます。

口元のシワ施術は、このような方におすすめ

シワは、実年齢よりも特に老けているように見えてしまう原因の一つ。スキンケアやエクササイズでシワを取ろうとしてもなかなか難しいのが現状です。
しかし、シワ取り注射は美容医療のなかでは比較的気軽に受けられることもあり、芸能人の方も受けている方も多く、信用のできる治療法です。
もし、以下に当てはるのであれば検討してみるのも良いでしょう。

• 口元の細かい縦ジワが目立つ
• おばあちゃん顔に悩んでいる
• 口元が年齢より老けて見られる
• 手軽に口元のシワを改善したい

口元の縦シワの原因は、口輪筋からの癖ジワ

口輪筋と呼ばれる口元をすぼめる際に使用される筋肉が原因となり、口元の縦ジワが形成されます。
長年の収縮や口元の癖の運動によって上層の皮膚に刻み込まれるシワの一種。表情が固く口元の表情筋を左右に動かす機会が少なくなることも原因の一つです。

基本的に、シワは口元の中央に寄るように細く縦に出現することが多くなっています。
口元に目線が向いてしまう、食事の際などに目立つとお悩みの方もいらっしゃいます。
フェイスリフトの一貫で行う表情筋トレーニングなどで予防も可能ですが、一度できてしまったシワを消失されることは難しいと言われています。

口元の細かい小さいジワの原因は、乾燥

深い縦ジワではなく細かい小ジワの原因は乾燥にあると言われています。乾燥によって角層の保水力が低下し、肌表面に細かいシワができてしまうからです。
肌は乾燥してしまうと、保湿機能とバリア機能が未熟な角質細胞が生まれ、肌の乾燥がますます加速してしまいます。乾燥による小ジワには、保湿ケアに気をを配りましょう。

口元の縦ジワへのシワ取り注射による効果

口元のシワの原因は、口周りの筋肉が緊張状態が長く続いたせいで刻まれてしまったものと言われています。口元の縦ジワへのシワ取り注射は、その固まった筋肉を弛緩させ、シワの形成（収縮）を抑える効果です。また、筋肉のボリュームを減らし、小顔にする働きもあるとされています。
シワ取り注射は即効性が高く、術後直ぐに効果が現れやすいですが、シワが深い場合は多少時間がかかるものの、徐々に浅く目立たなくなっていきます。施術後に口元のシワにケアクリームなどを塗ってアフターケアを行っていくことで、更に予防効果にもつながっていきます。

ヒアルロン酸との併用もおすすめ

ヒアルロン酸は優れた保湿作用があり、細胞に適度な潤いを与えてくれますが、加齢とともに減少していくと言われています。
皮膚が薄くなって出来てしまう口元のシワへの対処として、シワ取り注射とヒアルロン酸を併用がおすすめです。
シワ消しと肌のボリュームを同時に与えて、効果的なシワ消しを得られることもできるので、プラスαで更なる効果を実感したい方にはぜひ併用をして頂きたいと思っています。

経過・ダウンタイム・注意点

注射直後は少し赤みと腫れがありますがほとんどの場合、短時間で目立たなくなります。
また施術後からお化粧は可能です。シワ取り注射の効果が薄まってくるとシワがまた出てきますが、一般的に治療を繰り返すことでシワが薄い状態で定着してきます。
妊娠中にそれと知らずにシワ取り注射を受けてしまった場合に必ず悪影響があるというわけではありません。焦って様々なストレスのある胎児検査をしたり、妊娠継続をあきらめたりする必要はないのです。妊娠していると知らずにシワ取り注射を受けてしまったが問題なく元気な赤ちゃんを出産したという報告は多数あります。とは言え100％安全だと言い切れないため、妊娠中・妊活中にはシワ取り注射は控えておくべきです。
一人一人に合わせて担当医が的確に診断致しますのでご相談下さい。

シワ取り注射の著効

比較的早く効果が現れる治療ではありますが、施術2日後くらいから効果が現れはじめ、10日前後で効いてくる方が多いです。効果は長くて約半年間と言われており、シワが改善された状態を長く保ちたい場合は継続的に施術する必要があります。
ただし、筋肉は使われなくなると萎縮します。つまり、筋肉が萎縮した状態が長く続けばその分表情筋が緩み、継続期間が長くなることも可能性は大いにあります。
継続することで、今後深く刻まれる可能性のあるシワを予防できますので、通常量の自然な筋肉の動きを解消しましょう。

口元のシワ・ボトックス注射の料金表