ほくろ除去後に乾燥させてしまったら?アフターケアや注意点について解説

投稿日:2025年04月30日

ほくろ除去後に乾燥させてしまったら?アフターケアや注意点について解説

ほくろ除去において、アフターケアの重要性をご存じでしょうか?除去後は患部が乾燥しやすくなるため、保湿が重要です。適切なアフターケアで傷の回復を早め、綺麗な仕上がりを目指しましょう。
本コラムでは、ほくろ除去のアフターケアや注意点について解説します。ほくろ除去を検討している方やダウンタイム中の方は、ぜひ参考にしてください。

ほくろ除去後に乾燥する原因

ほくろ除去後に乾燥する原因は、バリア機能の低下によるものです。バリア機能には、肌の水分量を維持し、アレルギー物質や細菌などの侵入を食い止める働きがあります。ほくろ除去後の患部は軽い炎症が起きた状態のため、肌のターンオーバーが乱れやすく、バリア機能も低下しやすいです。適切なケアを行い、乾燥や紫外線、摩擦などの刺激から肌を守りましょう。

ほくろ除去後に乾燥させてしまった際の対処法

ほくろ除去後に乾燥させてしまった場合は、保湿を十分に行い、肌の潤いを取り戻す必要があります。乾燥させたままにすると、色素沈着や炎症、痛み、かゆみなどの症状を引き起こすためです。
また、患部が乾燥してかさぶたになった場合は、自然に剥がれるまで待ってください。無理にかさぶたを剥がすと治りが遅くなったり、傷跡が残ったりする可能性があります。

ほくろ除去のアフターケア

ほくろ除去には複数の治療法があり、症状や経過によって適切なアフターケアが異なるため、医師の指示に従ってください。
TCBスキンクリニックにおけるほくろ除去では、レーザー治療やくり抜き治療、電気メスによる表面分解法、切開法をご用意しています。
以下では、治療ごとのアフターケアについて詳しく説明します。

レーザー治療・くり抜き治療・電気メスによる表面分解法の場合

術後 症状・経過
3日 赤みやかゆみが出る
1週間 濃く浮いたシミが薄くなる
7~10日 軟膏の塗布が不要になる
2週間 テープでの保護が不要になる
2~3ヶ月 傷跡が自然になる

※個人差があります。

術後は軟膏を塗布し、テープで保護します。2週間程度は医師の指示に従い、毎日テープの貼り替えを行ってください。また、傷の表面からにじみ出る浸出液によってテープが剥がれたり、汚れたりした場合も貼り替えが必要です。

切開法の場合

術後 症状・経過
2~3日 痛みや熱感がある
5~7日 抜糸のため通院
1~2週間 腫れや内出血が落ち着く
1ヶ月 傷跡の赤みが目立ちにくくなる
2~3ヶ月 傷は白い跡となり、徐々にもとの肌色に戻る

※個人差があります。

切開法とは、ほくろの周りを木の葉状に切開して取り除く治療です。
患部に痛みが出た場合は、医師から処方された痛み止めを服用し、熱感がある場合は傷を濡らさないように冷やす必要があります。また、患部の洗顔は抜糸後、医師の許可が下りてから再開してください。

ほくろ除去の注意点

ほくろ除去後の肌は、非常にデリケートな状態です。運動や紫外線、摩擦などで刺激を与えないように、注意してダウンタイムを過ごしてください。また、スキンケアを丁寧に行い、傷の回復を助けましょう。
以下では、ほくろ除去後の注意点について説明します。

運動を控える

ほくろ除去後の肌は敏感なため、運動をすると血行が良くなり、患部の炎症が悪化する可能性があります。また、サウナや長湯なども血行を促進するため控えてください。

紫外線対策をする

紫外線を過剰に浴びると、皮膚の基底層にあるメラノサイトの数が増加し、メラニン色素の生成が活発になります。紫外線からの強い刺激によって肌のターンオーバーが乱れると、メラニン色素は体外に排出されずに蓄積されるため、色素沈着が生じます。ターンオーバーを整えるために、外出時は日焼け止めや帽子、日傘などで紫外線対策を行ってください。

ビタミンCを取り入れたスキンケア

ほくろ除去後の乾燥を防ぐには、保湿ケアを十分に行う必要があります。
また、色素沈着の原因であるメラニン色素を抑制するには、ビタミンCが効果的です。化粧水や美容液でビタミンCを積極的に取り入れましょう。

強く擦らない

患部を清潔にするために洗顔は必要ですが、強く擦って刺激を与えないように、優しく洗いましょう。また、傷の悪化を防ぐためにマッサージは1ヶ月程度控えてください。

まとめ

ほくろ除去後に患部を乾燥させてしまうと、傷跡が残ったり、炎症がひどくなったりする可能性があるため、保湿をする必要があります。また、ダウンタイム中はテープの貼り替えや患部の冷却など、症状や経過に合わせた処置を行ってください。適切なアフターケアによって、傷跡が目立たなくなります。
綺麗な仕上がりを目指したい方には、治療メニューが豊富な美容皮膚科がおすすめです。お気軽にTCBスキンクリニックの無料カウンセリングにてご相談ください。

本ページの監修医師

TCBスキンクリニックでは、しわやたるみを改善するエイジングケア治療、理想のフェイスラインにこだわった小顔治療、メスを使わない身体への負担が少ないプチ整形など、さまざまなメニューをご用意しております。患者様がリラックスしてご相談いただける環境を整え、丁寧なカウンセリングを通じて一人ひとりに適したプランをご提案いたします。「顔の印象を変えたい」「理想の見た目に近づきたい」など、治療に関するご要望がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。皆様のご来院をお待ちしております。

TCBスキンクリニック
【新宿東口院】
院長 高柳 佑衣子
詳しいプロフィールを見る
高柳 佑衣子 医師
経歴
東京女子医科大学医学部 卒業
順天堂大学附属順天堂医院 皮膚科
越谷市立病院 皮膚科
東京曳舟病院 皮膚科
同愛会病院 皮膚科
東京中央美容外科 新宿東口院 副院長
東京中央美容外科 渋谷西口院 院長
東京中央美容外科 秋葉原院 院長
東京中央美容外科 新宿東口院 院長
備考
日本皮膚科学会 正会員
日本医師会 認定産業医

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日本形成外科学会 専門医・日本美容外科学会(JSAPS)専門医・日本創傷外科学会 正会員・日本形成外科手術手技学会会員・日本マイクロサージャリー学会会員が在籍。
また、医学研究能力を持つ医学博士が在籍しており高度最先端医療、新薬開発に携わることで医療の進歩・向上に貢献しています。
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