涙袋のヒアルロン酸注射でよくある失敗と対処法

涙袋のヒアルロン酸注射でよくある失敗と対処法

ヒアルロン酸注射は、涙袋を形成するための効果的な方法として多くの人に支持されていますが、リスクも伴います。注入量の誤りや医師の技術不足などが原因で、仕上がりが不自然になる場合があります。
本記事では、涙袋のヒアルロン酸注射でよくある失敗例と原因、失敗した場合の対処法、予防策について詳しく解説します。
正しい知識を持ち、安心して治療を受けるための参考にしてください。

涙袋形成の目的と効果

涙袋にヒアルロン酸注射をする目的は、目元に柔らかさや若々しさを加えることです。涙袋には、目元の印象を明るくし、全体的な表情を豊かに見せる効果があります。特に、ヒアルロン酸注射による涙袋形成は、治療後すぐに効果が現れます。持続効果はヒアルロン酸の種類によって異なりますが、数ヶ月~2年程度です。
また、患者様一人ひとりによってヒアルロン酸の注入量を微調整が可能であり、自然な仕上がりを実現できる点が大きなメリットです。

失敗例と原因

ヒアルロン酸注射による涙袋形成は、手軽かつ効果的な治療とされていますが、失敗例も少なくありません。主な失敗例には、注入量の誤りや医師の技術不足などがあげられます。失敗をすると、仕上がりが不自然になったり、効果が不十分になったりする原因となります。

注入量の誤り

ヒアルロン酸注射における失敗の1つに、注入量の誤りがあります。過剰な注入は、涙袋が不自然に大きくなり、腫れたように見えてしまう原因となります。一方で、注入量が不足すると、期待した効果が得られず、再治療が必要になる場合もあります。適切な注入量を判断するためには、治療前の十分なカウンセリングが欠かせません。

医師の技術不足

医師の技術力は、ヒアルロン酸注射の仕上がりに大きく影響します。涙袋は皮膚が非常に薄く、デリケートな部位であるため、注入の角度や深さ、量の調整が非常に重要です。技術不足の医師が治療を行うと、不自然な仕上がりや、しこりができるリスクが高まります。失敗を避けるためには、経験豊富な医師を選ぶことが、重要なポイントとなります。

皮膚の状態を考慮しない注入

医師が患者様の皮膚の状態を確認せずにヒアルロン酸を注入すると、失敗の原因につながります。例えば、皮膚が薄い患者様に対して厚みのある製剤を使用すると、不自然なふくらみが生じたり、時間の経過とともに製剤が目立つようになる場合があります。事前に患者様ご自身の状態を医師に確認してもらうことが大切です。

失敗した場合の対処法

万が一、ヒアルロン酸注射が失敗してしまった場合でも、適切な対処法を取ることで修正が可能です。対処法として、ヒアルロン酸溶解注射による修正や脂肪注入による補正などがあげられます。

ヒアルロン酸溶解注射による修正

ヒアルロン酸溶解注射では、ヒアルロン酸を溶解する薬剤を注射し、過剰な部分や不自然な形状を修正します。効果は即時に現れるため、治療後の改善が期待できますが、溶解によって完全に修正できない場合もあるため、慎重な対応が求められます。

脂肪注入による補正

脂肪注入は、ヒアルロン酸注射で得られなかった自然な仕上がりを目指すための補正方法の1つです。脂肪を涙袋に注入すると、ふっくらとした自然なボリュームを出すことができます。
ただし、脂肪注入はヒアルロン酸注射に比べてダウンタイムも長めになる場合があります。

失敗を防ぐための予防策

失敗を防ぐための予防策として、正しい注入量の把握や、経験豊富な医師の選択、適切なヒアルロン酸製剤を選ぶ点などがあげられます。

正しい注入量の把握

ヒアルロン酸注射による失敗を防ぐためには、適切な注入量を把握することが不可欠です。治療前のカウンセリングにて、患者様ご自身の希望する仕上がりのイメージをしっかりと医師に伝えることが大切です。注入量の微調整が可能な医師を選ぶと、より自然な仕上がりを実現できます。

経験豊富な医師の選択

ヒアルロン酸注射は、医師の経験と技術力が大きく影響します。経験豊富な医師を選ぶと、失敗のリスクを大幅に減らすことが可能です。治療前に医師の経歴や過去の実績を確認し、信頼できる医師を選ぶようにしましょう。

適切なヒアルロン酸製剤の選択

涙袋形成に適した製剤を使用すると、自然な仕上がりを実現することが可能です。製剤の選択に際しては、医師と十分に相談し、患者様ご自身の肌質や希望に合った製剤を選ぶことが推奨されます。

信頼できるクリニック選び

クリニック選びは、治療の仕上がりに大きな影響を与えます。信頼と実績のあるクリニックを選ぶことが、失敗を防ぐための第一歩です。クリニックの評判や口コミをよく調べ、自分に最適な場所を選ぶようにしてください。

まとめ

涙袋のヒアルロン酸注射は、手軽に目元の印象を変えることができる治療ですが、リスクも伴います。この記事では、よくある失敗の原因や対処法、そして失敗を避けるための具体的な予防策について説明しました。治療を成功させるためには、信頼できるクリニックの選択と、経験豊富な医師によるカウンセリングが重要です。
TCBスキンクリニックでは、無料カウンセリングを承っています。涙袋に対するヒアルロン酸注射をご検討の方はお気軽にご相談ください。

本ページの監修医師

TCBスキンクリニックでは、しわやたるみを改善するエイジングケア治療、理想のフェイスラインにこだわった小顔治療、メスを使わない身体への負担が少ないプチ整形など、さまざまなメニューをご用意しております。患者様がリラックスしてご相談いただける環境を整え、丁寧なカウンセリングを通じて一人ひとりに適したプランをご提案いたします。「顔の印象を変えたい」「理想の見た目に近づきたい」など、治療に関するご要望がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。皆様のご来院をお待ちしております。

TCBスキンクリニック
【西鉄福岡天神駅前院】
院長 北村 可恋
詳しいプロフィールを見る
北村 可恋 医師
経歴
東京医科大学 卒業
長崎大学病院
日本赤十字社長崎原爆病院
TCB 東京中央美容外科 西鉄福岡天神駅前院 院長
備考
ボトックスビスタ® 認定資格医
ジュビダームビスタ® 認定資格医
ジュビダームビスタ®バイクロス 認定資格医

人気の記事

顔ダニとニキビの見分け方は?効果的な対処法を解説
投稿日:2024年09月20日 顔ダニとニキビの見分け方は?効果的な対処法を解説
サブシジョンに効果はなし?失敗すると言われる理由について解説
投稿日:2024年09月18日 サブシジョンに効果はなし?失敗すると言われる理由について解説
右頬のニキビは内臓の不調に原因がある?ニキビの治し方について解説
投稿日:2024年09月20日 右頬のニキビは内臓の不調に原因がある?ニキビの治し方について解説

MENU 診療内容のご案内

豊富な経験と高い技術で、美容のお悩みにお応えします

TCBの施術内容は当院の
医師より監修されております

多様なジャンルの専門医、医学博士が在籍し
高いレベルの施術を提供しております

TCBでは高い技術を持つ経験豊富なドクターが在籍し、患者様の願いと理想の実現に全力を尽くしております。
日本形成外科学会 専門医・日本美容外科学会(JSAPS)専門医・日本創傷外科学会 正会員・日本形成外科手術手技学会会員・日本マイクロサージャリー学会会員が在籍。
また、医学研究能力を持つ医学博士が在籍しており高度最先端医療、新薬開発に携わることで医療の進歩・向上に貢献しています。
TCBグループの所属ドクター達は美容外科医や医療の第一線で腕を磨いた外科医など高い技量を持ったドクターで常に高いレベルの施術を提供いたします。