ニキビがある時は化粧しないほうがいい?メイクアイテム選びと使い方を解説

投稿日:2024年11月20日

ニキビがある時は化粧しないほうがいい?メイクアイテム選びと使い方を解説

ニキビがある時、化粧をしても良いかどうかは、多くの人が悩むポイントです。仕事などで化粧が欠かせない方も多く、ノーメイクで過ごすのは現実的に難しいです。
本コラムでは、ニキビを悪化させないために、どんな化粧品を使えばいいのか、ニキビに適した化粧品の選び方と使い方について、詳しく解説します。

ニキビがある時は化粧をしないほうがいいのか

化粧は肌に刺激を与える可能性があり、できる限り控えたほうが良いですが、正しい化粧の方法を実践すれば悪化を防げます。むしろ、肌に優しい化粧をすると、外部からの汚れや紫外線から肌を守る効果も期待できます。

ニキビにおすすめの化粧品の選び方

肌に優しい化粧品の選択が、負担を軽減し、ニキビの悪化を防ぐ鍵となります。
以下では、ベースメイクやファンデーション、クレンジングなど、アイテムの選び方を解説します。

オイルフリーの化粧下地

化粧下地は、持ちを良くするだけでなく、肌を外部の汚れから守る役割も果たします。ニキビには、オイルフリーで軽いテクスチャーの化粧下地がおすすめです。オイルが含まれていると、毛穴が詰まりやすくなり、ニキビが悪化する場合があるため、成分表示はしっかりと確認しましょう。

ノンコメドジェニックファンデーション

ファンデーション選びも重要なポイントです。ノンコメドジェニックと表記されているファンデーションは、毛穴を詰まらせにくくなっています。また、ミネラルファンデーションなどの肌に優しい成分を使用したファンデーションを選ぶと、肌への負担が軽減されます。カバー力も大切ですが、肌に負担をかけない範囲で選びましょう。

敏感肌用コンシーラー

ニキビや赤みをカバーするために、コンシーラーを使う場合がありますが、刺激の少ない敏感肌用のコンシーラーを選ぶようにしてください。医薬部外品として販売されているニキビ専用のコンシーラーは、炎症を抑えながらカバーできるため、悪化を防ぎます。

ニキビに適した化粧のポイント

正しい化粧品を選ぶだけでなく、化粧をする際に気をつけるべきポイントがあります。
ニキビを悪化させず、きれいにカバーするための方法は、以下の通りです。

清潔なブラシやスポンジを使用する

化粧道具が清潔でないと、ニキビの原因となる菌が繁殖し、肌に悪影響を与える場合があります。ブラシやスポンジは定期的に洗浄し、清潔にするよう心がけましょう。また、使い捨てのパフやスポンジを使用するのもおすすめです。

ファンデーションは薄く塗る

ニキビを隠すために、ついファンデーションを厚く塗ってしまいがちですが、逆効果です。厚塗りすると毛穴が詰まりやすくなり、ニキビが悪化する原因となります。ファンデーションはできるだけ薄く、軽い仕上がりがポイントです。また、気になるニキビ部分はコンシーラーを使ってカバーしましょう。肌に負担をかけず、ポイントごとにカバーすると、ニキビへの刺激を抑えられます。コンシーラーを使う際は、優しくタップして伸ばすように塗ってください。

ニキビでも安心なクレンジング方法

ニキビには、丁寧なクレンジングが重要です。クレンジングが不十分だと、毛穴に汚れが残り、ニキビが悪化する原因になります。
ここでは、ニキビに適したクレンジング方法を紹介します。

肌に優しいクレンジングオイルやバーム

オイルフリーやノンコメドジェニックのクレンジングオイル、バームは、ニキビにも使用できる場合が多いです。これらのアイテムは、化粧をしっかりと落としながらも肌への刺激を抑えるため、敏感なニキビ肌にも安心して使えます。摩擦を与えないようゴシゴシ擦らず、優しくマッサージするようにクレンジングを行いましょう。

ダブル洗顔で毛穴の詰まりを防ぐ

クレンジング後は、必ずダブル洗顔を行い、肌に残った化粧や皮脂をしっかり洗い流してください。ニキビには、敏感肌用の洗顔料がおすすめです。ダブル洗顔をして、毛穴詰まりを防止できます。

避けるべき化粧品

ニキビがある時は避けるべき化粧品もあります。これらのアイテムは、肌に刺激を与えたり、毛穴を詰まらせたりする原因となるため、注意が必要です。

アルコール入りの化粧品

アルコールが含まれている化粧品は、刺激が強い場合があります。アルコールは皮脂を取り除きすぎるため、肌の乾燥を引き起こし、逆に皮脂が過剰に分泌されてしまいます。成分表示を確認し、アルコールフリーのアイテムを選びましょう。

過剰な香料や着色料が含まれている化粧品

ニキビがある時は肌が敏感なため、香料や着色料が多く含まれている化粧品は避けてください。香料や着色料の成分は肌に刺激を与え、炎症を引き起こす場合があるため、できるだけシンプルな成分で作られた化粧品選びが大切です。

まとめ

ニキビがある時に化粧をする際は、肌に優しいアイテムと、適切な化粧方法が重要です。オイルフリーやノンコメドジェニックの化粧品を選び、なるべく薄く塗ると、ニキビを悪化させずに肌をカバーできます。また、化粧をした後のクレンジングも丁寧に行い、肌を清潔にすると、ニキビの再発を防止できます。
ニキビを早期に治したい方におすすめなのは、美容クリニックでの治療です。
TCBスキンクリニックでは、患者様一人ひとりに合わせた治療方法をご提案いたします。無料カウンセリングを行っていますので、ニキビでお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

本ページの監修医師

肌は年齢や生活環境、日々のストレスなど、多くの要因から影響を受けやすく、人それぞれお悩みが異なります。乾燥やしみ、毛穴やニキビなど、肌トラブルは放置せず、悪化する前に早めの対処をしてください。TCBスキンクリニックでは、患者様が安心して治療を受けられるよう、医師が丁寧にカウンセリングを行い、肌の状態やお悩みに応じたプランをご提案いたします。美しい肌を手に入れるためには正しい知識を持ち、適切な治療を選ぶ必要があります。どんな肌悩みでもお気軽にご相談ください。皆様の理想の肌づくりをサポートいたします。

TCBスキンクリニック
【町田院】
院長 中村 杏奈
詳しいプロフィールを見る
中村 杏奈 医師
経歴
東京慈恵会医科大学医学部 卒業
東京慈恵会医科大学附属病院
都内美容クリニック
東京中央美容外科 町田院 院長

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