ほくろ除去のダウンタイムは?治療から2週間後と3~6ヶ月後に分けて解説

投稿日:2025年02月14日

ほくろ除去のダウンタイムは?治療から2週間後と3~6ヶ月後に分けて解説

「ほくろ除去のダウンタイムはどのくらい?」「メイクはいつからできるの?」「保護テープはどのくらい貼ればいいの?」など、疑問に感じている方もいるのではないでしょうか。
ほくろ除去は、正しいケアを心がけることで傷跡を目立ちにくくし、より満足のいく仕上がりに近づけることができます。
本コラムでは、ほくろ除去後の経過や治療法ごとにダウンタイムを詳しく紹介し、メイクのタイミングや保護テープの貼付け期間といった気になる疑問も解消していきます。

ほくろ除去の2週間後と3ヶ月〜6ヶ月後の経過は?

ほくろ除去でよく使用されるCO2レーザー(炭酸ガスレーザー)の経過を2週間後と3ヶ月〜6ヶ月後に分けて紹介します。CO2レーザー(炭酸ガスレーザー)は、ほくろの色素細胞をレーザー光で破壊する治療法です。

ダウンタイムには個人差がありますが、術後2週間を目安に赤みや腫れなどが落ち着いてきます。擦ったり触ったりするのは控え、無理にかさぶたを剥がさないようにしましょう。
また、患部を直接触らないようにし、清潔を保ってください。もし、赤みや腫れが強く感じられる場合やその他の症状が出た場合は、クリニックへご相談ください。

術後3ヶ月〜6ヶ月は、個人差がありますが、患部に赤みが出る場合もあります。通常2〜3ヶ月程度で治まり、その後、3〜6ヶ月程度かけて患部の状態が徐々に安定していきます。
赤みや傷跡の経過を良好にするため、紫外線対策とお肌に優しいスキンケアの徹底が大切です。日焼け止めを欠かさず使用し、外出時には日傘や帽子などを活用して紫外線から肌を守りましょう。
また、低刺激のスキンケア用品を選び、肌に優しいお手入れを心がけてください。肌の回復には時間がかかるため、焦らずにじっくりとケアを続けることが大切です。

ほくろ除去の経過は治療法によって異なる?

ほくろ除去後のダウンタイムは、選択する治療法によって異なります。クリニックの診察では、ほくろの大きさや形状、色味に加えて、患者様の肌質やライフスタイルを総合的に考慮し、適切な治療法をご提案します。
今回は、CO2レーザー(炭酸ガスレーザー)の他に、主な治療法である「電気メス」と「切開法」におけるダウンタイムの詳細をご紹介します。

電気メスのダウンタイム

高周波を利用した電気メスで、ほくろをヤスリのように削り取って除去する治療法です。治療と同時に止血を行うため、出血がほとんどなく、術後の腫れや痛みも少ないといわれています。術後10日間程度は、ニキビを潰したようなじゅくじゅくとした感覚が続きます。その後、1ヶ月程度は、かさぶたが取れた後のようなピンク色の状態が見られます。6ヶ月程度を目安に、徐々に肌になじむ色に戻っていきます。

切開法のダウンタイム

切開法は、メスでほくろを切開し、除去した部分を縫合する治療法です。直径6ミリ以上の大きなほくろや、深い層に根を持つほくろの除去に適しています。術後、通常5〜7日後に抜糸を行います。傷跡の赤みは個人差がありますが、1ヶ月程度残る場合があります。その後、2〜3ヶ月かけて白い跡となり、徐々に元の肌色に戻っていきます。

ほくろ除去後にメイクはしてもいいの?

ほくろ除去後でも、保護している患部を避ければ当日からメイクが可能です。 必ず、保護テープの上から行ってください。
ただし、除去後の肌は非常にデリケートな状態になっているため注意が必要です。肌が敏感な状態では、普段使用している化粧品でもトラブルを引き起こす場合があるため、必要に応じて使用する製品を見直したり、クリニック推奨のスキンケア製品を使うのもおすすめです。
万が一、メイクをした後に患部が赤くなったり、かゆみが出たりする場合は、すぐに使用を中止し、クリニックに相談するようにしましょう。

ほくろ除去後のテープはいつまでつけるの?

保護テープは、紫外線や刺激から肌を守り、傷の治りを早める役割を果たします。
術後、最低でも10日間の使用を推奨していますが、傷の治癒状態によってはそれ以上の期間、使用していただく場合もあります。保護テープを貼らないと、傷口から細菌が入ったり、色素沈着を引き起こしたりする可能性があります。貼り続ける期間は、自己判断で短縮せず、医師の指示に従ってください。
薄手で肌色のデザインになっていて目立ちにくい仕様のため、普段の生活でも安心して使用できます。テープを外した後に赤みや痛みが続くなど、異常が見られる場合は、速やかにクリニックまでご相談ください。

まとめ

ほくろ除去後のダウンタイムは治療法によって異なります。ほくろ除去で使用されることが多いCO2レーザー(炭酸ガスレーザー)では、術後2週間程度で赤みや腫れが落ち着き、3〜6ヶ月程度かけて患部の状態が徐々に安定していきます。術後の肌は非常にデリケートな状態であるため、徹底的な紫外線対策と患部を清潔に保つことが重要です。
また、メイクは保護テープの上からであれば、治療当日から可能ですが、患部がまだ安定していない段階では、極力刺激を避け、優しく行ってください。
さらに、保護テープを正しく使用することで、傷口を外部の汚れや細菌から守り、術後の回復をサポートします。正しいアフターケアを行い、きれいな仕上がりを目指しましょう。

本ページの監修医師

TCBスキンクリニックでは、しわやたるみを改善するエイジングケア治療、理想のフェイスラインにこだわった小顔治療、メスを使わない身体への負担が少ないプチ整形など、さまざまなメニューをご用意しております。患者様がリラックスしてご相談いただける環境を整え、丁寧なカウンセリングを通じて一人ひとりに適したプランをご提案いたします。「顔の印象を変えたい」「理想の見た目に近づきたい」など、治療に関するご要望がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。皆様のご来院をお待ちしております。

TCBスキンクリニック
【新宿東口院】
院長 高柳 佑衣子
詳しいプロフィールを見る
高柳 佑衣子 医師
経歴
東京女子医科大学医学部 卒業
順天堂大学附属順天堂医院 皮膚科
越谷市立病院 皮膚科
東京曳舟病院 皮膚科
同愛会病院 皮膚科
東京中央美容外科 新宿東口院 副院長
東京中央美容外科 渋谷西口院 院長
東京中央美容外科 秋葉原院 院長
東京中央美容外科 新宿東口院 院長
備考
日本皮膚科学会 正会員
日本医師会 認定産業医

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