ほくろ除去は何歳から可能?治療法や注意点を解説

投稿日:2025年01月30日

ほくろ除去は何歳から可能?治療法や注意点を解説

ほくろは年齢や性別を問わず、多くの方が抱える肌悩みの1つです。ほくろを取り除きたい場合、何歳から治療が可能なのか疑問に思う方も少なくありません。
この記事では、ほくろ除去が可能な年齢や治療法、術後の注意点について詳しく解説します。ほくろ除去をご検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

ほくろとは

ほくろは、メラノサイトと呼ばれる色素細胞の一部が集まって形成される黒や茶色の斑点を指します。形状は平らなものから盛り上がっているものまでさまざまです。一般的にほくろは良性のものが多いため、身体に悪影響を及ぼすことはほとんどありません。 しかし、ごくまれに悪性化する可能性もあるため注意が必要です。

ほくろの原因

ほくろの主な原因は、紫外線によるメラニンの過剰生成やホルモンバランスの変化と考えられています。紫外線を浴びると、皮膚の防御反応としてメラニンが生成されるため、色素沈着やほくろの形成につながります。また、思春期や妊娠期などホルモンの変動が大きい時期に新しいほくろが増えることも少なくありません。遺伝的要因も関与しており、家族にほくろが多い方は、ほくろが作られやすい体質の可能性があります。

ほくろ除去は未成年でも可能

TCBスキンクリニックでは、10歳からほくろ除去の治療を受けることが可能です。親権者の方の同伴や同意書が必要になる場合があるため、事前のご確認をお願いいたします。

未成年(未婚)の方

カウンセリング・治療をお受けになるには、親権者の方の同伴と同意書が必要です。親権者の方には身分証のご提示をお願いするため、来院時に必ず身分証をお持ちください。

未成年(既婚)の方

カウンセリング・治療をお受けになるには、親権者もしくは配偶者の方の同意書と電話確認が必要となります。配偶者の方も未成年の場合、親権者の同意書・電話確認が必要となりますためご注意ください。

18歳、19歳の方

カウンセリング・治療をお受けになるにあたり、親権者の方の同意書や同伴、電話確認は不要です。患者様本人の同意がない限り、親権者の方に対する情報開示はお断りしているため、あらかじめご了承ください。

ほくろ除去の治療法

当院では、ほくろを除去するさまざまな治療法をご用意しています。医師が患者様のお肌を診察し、ほくろの大きさや深さに合わせて適切な治療法をご提案します。

レーザー治療

レーザー治療は、極細のレーザーを用いてほくろを除去する治療法です。メラニン色素を破壊する「ピコレーザー」や、ほくろの組織を蒸散させる「CO2レーザー(炭酸ガスレーザー)」などがあります。直径1ミリ以下で盛り上がりの少ないほくろの除去に効果的です。メスを使用しないため傷跡がほとんど残らず、術後の腫れや痛みも抑えられます。

電気メスによる表面分解法

電気メスによる表面分解法は、電気メスの熱でほくろの表面を削り取り、徐々に薄くしていく治療法です。直径6ミリ以下で、盛り上がりのあるほくろの除去に用いられます。ほくろの大きさや膨らみを確認しながら治療を行うため、瘢痕化のリスクを抑えられます。深部に位置するほくろや、切開が難しい部位のほくろの除去にも対応可能です。

切開法

切開法は、ほくろを周辺の組織ごと切り取り、縫合を行う治療法です。直径6ミリ以上の大きなほくろの除去に適しています。ほくろを根元から完全に取り除くことができるため、再発のリスクが低いです。抜糸後は傷跡が残りやすいですが、時間経過とともに目立たなくなります。

くり抜き法

くり抜き法は、ほくろをくり抜くように除去する治療法です。直径6ミリ以下で、比較的皮膚の深くまでメラニン色素が影響しているほくろの除去に有効です。術後は縫合の必要がなく、軟膏とテープで傷口を保護します。身体への負担を抑えたほくろの除去が可能で、再発のリスクが低いというメリットがあります。

ほくろ除去後の注意点

治療後は紫外線対策の徹底や、医師の指示に従ったアフターケアが必要です。

紫外線対策を徹底する

治療後の肌はデリケートな状態のため、紫外線の影響を受けやすいです。多くの紫外線を浴びると、炎症後の色素沈着やほくろの再発につながる可能性があります。日焼け止めクリームの使用や、帽子や日傘を活用して、紫外線対策を徹底するようにしてください。

患部は保護テープで固定する

治療後は保護テープで患部を最低10日間固定してください。傷口を保護して清潔に保つことで、感染を防ぎ、傷の治りを早める効果が期待できます。

まとめ

ほくろ除去の治療は、未成年から大人まで幅広い年代に対応しています。当院では10歳からのほくろ除去が可能です。未成年の場合、親権者の方の同伴や同意書が必要になる場合があるため、事前にご確認いただきますようお願いいたします。
TCBスキンクリニックでは、ほくろを除去するさまざまな治療法をご用意しています。無料カウンセリングを実施しているため、ほくろにお悩みの方はお気軽にご相談ください。

本ページの監修医師

TCBスキンクリニックでは、しわやたるみを改善するエイジングケア治療、理想のフェイスラインにこだわった小顔治療、メスを使わない身体への負担が少ないプチ整形など、さまざまなメニューをご用意しております。患者様がリラックスしてご相談いただける環境を整え、丁寧なカウンセリングを通じて一人ひとりに適したプランをご提案いたします。「顔の印象を変えたい」「理想の見た目に近づきたい」など、治療に関するご要望がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。皆様のご来院をお待ちしております。

TCBスキンクリニック
【新宿東口院】
院長 高柳 佑衣子
詳しいプロフィールを見る
高柳 佑衣子 医師
経歴
東京女子医科大学医学部 卒業
順天堂大学附属順天堂医院 皮膚科
越谷市立病院 皮膚科
東京曳舟病院 皮膚科
同愛会病院 皮膚科
東京中央美容外科 新宿東口院 副院長
東京中央美容外科 渋谷西口院 院長
東京中央美容外科 秋葉原院 院長
東京中央美容外科 新宿東口院 院長
備考
日本皮膚科学会 正会員
日本医師会 認定産業医

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日本形成外科学会 専門医・日本美容外科学会(JSAPS)専門医・日本創傷外科学会 正会員・日本形成外科手術手技学会会員・日本マイクロサージャリー学会会員が在籍。
また、医学研究能力を持つ医学博士が在籍しており高度最先端医療、新薬開発に携わることで医療の進歩・向上に貢献しています。
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