ほくろ除去に適した季節とは?ほくろの原因や治療法を解説

投稿日:2025年01月30日

ほくろ除去に適した季節とは?ほくろの原因や治療法を解説

ほくろ除去の治療を受ける時期に迷っていませんか?
ほくろは紫外線の影響を受けやすいため、紫外線の量が少ない季節に治療を受けることがおすすめです。
このコラムでは、ほくろ除去に効果的な季節や治療法、治療後の注意点について解説します。気になるほくろを取り除きたいという方は、ぜひ参考にしてください。

ほくろが増える原因

ほくろが増える主な原因は、紫外線やホルモンバランスの変化などがあげられます。

紫外線の影響

紫外線を多く浴びると、肌に存在するメラノサイトが刺激を受け、メラニンの生成が促進されます。この過程で、繰り返し刺激を受けたメラノサイトが母斑細胞に変化し、増殖する場合があります。母斑細胞が皮膚の一定の部位に集まると、ほくろが形成されやすくなります。

ホルモンバランスの変化

妊娠や思春期など、女性ホルモンであるプロゲステロンが増加する時期には、メラニン色素の生成が活発化する場合があります。プロゲステロンの影響でメラノサイトが刺激を受け、メラニン生成が増えると、ほくろが目立ちやすくなったり、新たに形成されたりすることがあります。

ほくろ除去におすすめな季節

ほくろ除去は、紫外線量が少ない秋から冬にかけての治療がおすすめです。
気象庁のデータによると、7月の紫外線量は最も高く、紫外線量が最も低い12月の約4倍に達します。11月から1月は紫外線量が年間で少なく、肌への負担を抑えやすい時期です。紫外線は治療後の肌トラブルを引き起こしやすいため、この時期を選ぶと紫外線による肌トラブルやほくろの再発リスクを軽減できます。

ほくろ除去に効果的な治療法

ほくろの大きさや深さによって、ほくろ除去に効果的な治療法は異なります。医師と相談し、自分に合った治療法を選択することが大切です。

レーザー治療

レーザー治療は、直径1ミリ以下で、盛り上がりの少ないほくろの除去に適した治療法です。メラニン色素を破壊して色を消退させる「ピコレーザー」や、ほくろの組織を蒸散させる「CO2レーザー(炭酸ガスレーザー)」などがあります。メスを使用しないため傷跡が残りにくく、術後の腫れや痛みも軽減できます。

電気メスによる表面分解法

電気メスによる表面分解法は、直径6ミリ以下の盛り上がったほくろの除去に効果的です。電気メスの熱を利用して、ほくろを表面から削り取ります。治療と同時に止血できるため、出血がほとんどなく、術後の腫れや痛みを抑えられます。ほくろが深部に位置する場合や、切開が難しい部位の場合でも除去が可能です。

切開法

切開法は、直径6ミリ以上の大きなほくろの除去に有効です。ほくろを周囲の組織ごと切り取り、根元から完全に取り除くことができます。再発のリスクが低く、術後の腫れもほとんどありません。傷跡は残りやすいですが、時間経過とともに目立たなくなります。

くり抜き法

くり抜き法は、直径が6ミリ以下で、根が深いほくろの除去に用いられます。専用の器具でほくろを円形にくり抜く治療法です。術後は縫合せずに、軟膏とテープを使って傷口を保護します。身体への負担を抑えた除去が可能で、再発のリスクが低い点が特徴です。

ほくろ除去後の注意点

ほくろ除去後は、「紫外線対策を徹底する」「患部を刺激しない」「保護テープで患部を固定する」の3つが大切です。

紫外線対策を徹底する

ほくろ除去後の肌はデリケートで、紫外線の影響を受けやすい状態です。紫外線を浴びると、色素沈着や炎症が起きるリスクが高まります。治療後は日焼け止めをこまめに塗り直しましょう。また、外出時には帽子や日傘で直接の日差しを避けることが大切です。

患部を刺激しない

術後の患部はかさぶたが形成されたり、赤みが出たりすることがありますが、無理に触ったり剥がしたりしてはいけません。患部を刺激すると、傷口が悪化し、治りが遅れるだけでなく、跡が残る原因にもなります。また、衣類やタオルが擦れないよう注意し、シャワー時も患部を避けて優しく洗うことを心がけましょう。

保護テープで患部を固定する

術後の患部は、医師から指示された保護テープを貼り続けることが推奨されます。保護テープは傷口を外部刺激から守り、適度な潤いを保つことで回復を促進します。テープは剥がれたり汚れたりした場合は交換し、常に清潔な状態を保ちましょう。適切な使用により、傷跡の悪化を抑える効果が期待できます。

まとめ

ほくろ除去は、年間を通して紫外線量が少ない11月から1月にかけてがおすすめです。ほくろは紫外線の影響を受けやすいため、紫外線の量が少ない季節に治療を受けると、肌トラブルやほくろの再発リスクを軽減できます。治療後は紫外線対策を徹底し、患部を刺激しないように注意してください。
TCBスキンクリニックでは、ほくろを除去するさまざまな治療法をご用意しています。無料カウンセリングを実施しているため、ほくろを取り除きたいという方はお気軽にご相談ください。

本ページの監修医師

TCBスキンクリニックでは、しわやたるみを改善するエイジングケア治療、理想のフェイスラインにこだわった小顔治療、メスを使わない身体への負担が少ないプチ整形など、さまざまなメニューをご用意しております。患者様がリラックスしてご相談いただける環境を整え、丁寧なカウンセリングを通じて一人ひとりに適したプランをご提案いたします。「顔の印象を変えたい」「理想の見た目に近づきたい」など、治療に関するご要望がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。皆様のご来院をお待ちしております。

TCBスキンクリニック
【新宿東口院】
院長 高柳 佑衣子
詳しいプロフィールを見る
高柳 佑衣子 医師
経歴
東京女子医科大学医学部 卒業
順天堂大学附属順天堂医院 皮膚科
越谷市立病院 皮膚科
東京曳舟病院 皮膚科
同愛会病院 皮膚科
東京中央美容外科 新宿東口院 副院長
東京中央美容外科 渋谷西口院 院長
東京中央美容外科 秋葉原院 院長
東京中央美容外科 新宿東口院 院長
備考
日本皮膚科学会 正会員
日本医師会 認定産業医

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