ほくろ除去の1ヶ月後はどうなる?ダウンタイムや正しいアフターケアについて解説

投稿日:2025年01月30日

ほくろ除去の1ヶ月後はどうなる?ダウンタイムや正しいアフターケアについて解説

ほくろ除去の治療を受けた後の1ヶ月間は、傷跡の回復や再発防止のための重要な期間です。
このコラムでは、ほくろ除去に効果的な治療法やダウンタイム、1ヶ月後の患部の状態、正しいアフターケア方法について詳しく解説します。ほくろ除去を検討している方や、治療後のケア方法を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

ほくろ除去の治療法

ほくろ除去にはさまざまな治療法があります。
ここでは、ほくろの大きさや深さによってどのような治療法が適切なのかご紹介します。

レーザー治療

レーザー治療は、皮膚を切らずにほくろを除去する治療法です。メラニンに反応するレーザーでほくろを破壊させたり、ほくろの組織をピンポイントで蒸散させたりする方法があります。傷跡が残りにくく、術後の腫れや痛みが少ないのが特徴です。直径1ミリ以下の表面が平らなほくろの除去に適しています。

電気メスによる表面分解法

電気メスによる表面分解法は、電気メスの熱を使用してほくろを削る治療法です。直径6ミリ以下の盛り上がったほくろの除去に効果があります。ほくろの大きさや膨らみを確認しながら治療を行うため、瘢痕化のリスクを抑えられます。深部に位置するほくろや、切開が難しい部位のほくろ除去にも対応可能です。

切開法

切開法は、ほくろをメスで切り取り、縫合する治療法です。再発の可能性が低く、直径6ミリ以上の大きなほくろを根元から完全に取り除くことができます。切開法は抜糸直後にはっきりとした線の傷跡が残りますが、時間経過とともに目立たなくなります。多数の患者様が受けられる治療の1つです。

くり抜き法

くり抜き法は、ほくろの形に合わせてくり抜き、ほくろを取り除く治療法です。直径が6ミリ以下で、根が深いほくろの除去に有効です。ほくろを根元から除去できるため、再発のリスクがほとんどありません。基本的に術後は縫合せず、軟膏とテープを使用して傷口を保護します。

ほくろ除去のダウンタイム

ほくろ除去後は、赤みや腫れ、乾燥、熱感、色素沈着、痛みなどが現れる場合があります。患部は保護テープで最低10日間固定してください。治療直後は患部が赤くなりやすいですが、3~6ヶ月かけて徐々にピンク色になり、肌に馴染むようになります。

ほくろは1ヶ月後に再発する?

ほくろ除去によって、ほくろの原因となる「母斑細胞」が除去しきれていない場合、ほくろは再発する可能性があります。
レーザー治療や電気メスによる治療法では、ほくろを削りすぎてしまうと傷跡が残ることがあるため、ほくろの根が深いと一度の治療で完全に除去できない場合があります。一方で、切開法やくり抜き法では、根元からほくろを除去できるため、再発の可能性は低いです。
万が一、ほくろが再発した場合は、再度治療を受けることをおすすめします。

ほくろ除去後の正しいアフターケア

ほくろ除去後は、正しいアフターケアの実践によって、傷跡の回復を促進し、肌トラブルを防ぐことができます。

患部をテープで保護する

ほくろ除去後は、傷口を守るために保護テープを使用します。保護テープは摩擦や汚れを防ぎ、皮膚の再生をサポートします。医師の指示に従い、定期的に貼り替えを行いましょう。

入浴やシャワーは患部を避ける

入浴やシャワーの際には、患部に直接お湯をかけないよう注意が必要です。治療直後は、熱いお湯や強い水圧が傷口に刺激を与える可能性があります。患部は濡らさないように保護テープを貼ったり、シャワーの水流を調整したりすることで、トラブルを防ぎましょう。

患部のメイクは控える

ほくろ除去後の患部には、メイクを控えることが重要です。治療直後の肌はデリケートな状態で、化粧品が傷口に刺激を与えたり、回復を妨げたりする可能性があります。患部以外の部分にメイクをする際も、患部に触れないようご注意ください。

紫外線対策や保湿を徹底する

紫外線は傷跡を悪化させる可能性があるため、日焼け止めをしっかりと使用してください。
また、保湿ケアを行うと、皮膚の回復を早めることができます。刺激の少ないスキンケア製品を選ぶことが大切です。

患部に刺激を与えない

傷跡を触ったり擦ったりすることは避けましょう。入浴時や洗顔時は、患部を優しく扱い、刺激を抑えるようにしてください。

かさぶたは無理にはがさない

かさぶたが形成された場合、自然にはがれるまで待つことが重要です。無理にはがすと、傷跡が残ったり、感染症のリスクが高まったりする可能性があります。

まとめ

ほくろ除去後の1ヶ月間は、正しいアフターケアの実践によって傷跡の回復を促進し、再発や色素沈着を防ぐことができます。万が一、ほくろが再発した場合は、再度治療を受けることをおすすめします。
TCBスキンクリニックでは、ほくろを除去するさまざまな治療法をご用意しています。無料カウンセリングを実施しているため、ほくろ除去をご検討中の方はお気軽にご相談ください。

本ページの監修医師

TCBスキンクリニックでは、しわやたるみを改善するエイジングケア治療、理想のフェイスラインにこだわった小顔治療、メスを使わない身体への負担が少ないプチ整形など、さまざまなメニューをご用意しております。患者様がリラックスしてご相談いただける環境を整え、丁寧なカウンセリングを通じて一人ひとりに適したプランをご提案いたします。「顔の印象を変えたい」「理想の見た目に近づきたい」など、治療に関するご要望がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。皆様のご来院をお待ちしております。

TCBスキンクリニック
【新宿東口院】
院長 高柳 佑衣子
詳しいプロフィールを見る
高柳 佑衣子 医師
経歴
東京女子医科大学医学部 卒業
順天堂大学附属順天堂医院 皮膚科
越谷市立病院 皮膚科
東京曳舟病院 皮膚科
同愛会病院 皮膚科
東京中央美容外科 新宿東口院 副院長
東京中央美容外科 渋谷西口院 院長
東京中央美容外科 秋葉原院 院長
東京中央美容外科 新宿東口院 院長
備考
日本皮膚科学会 正会員
日本医師会 認定産業医

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