ほくろ除去のダウンタイムはどれくらい?経過やアフターケアのポイント、治療方法まで徹底解説

ほくろ除去のダウンタイムはどれくらい?経過やアフターケアのポイント、治療方法まで徹底解説

ほくろ除去を考えているものの「ダウンタイムが心配」という不安を抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。きれいな仕上がりを目指すには、ダウンタイムの過ごし方や正しいアフターケアが重要です。治療当日に気を付けたいことからダウンタイム中に行うべきアフターケアなどを解説します。
「ほくろ除去はしたいけれど、ダウンタイムの不安が拭えない…」という方にとって、不安を軽減し、安心して治療に望んでいただける情報が詰まった内容です。ぜひ最後までお読みいただき、参考にしてください。

ダウンタイム中のアフターケアのポイント

ダウンタイム中のアフターケアは、傷跡の経過に大きな影響を与えます。術後、傷は平均して2〜3ヶ月程度、ピンク色の状態が続きます。この期間中に適切なケアを行うことで、色素沈着を防ぎ、傷の回復を促進します。ここでは、気をつけたいポイントを紹介します。

患部を清潔に保ち、刺激を与えない

患部を清潔に保つことは、術後の感染症リスクを防ぎます。保護テープを医師から指示された通りに正しく使用し、患部が外気に触れないよう注意しましょう。保護テープの使用期間は術後10日間が目安ですが、患部の状態に応じて期間が変わる場合があります。自己判断でテープを外すことは避け、必ず医師の指示に従ってください。
また、術後のお肌は非常にデリケートで、外部からの刺激に対して敏感になっています。患部に直接触れないようにし、擦ったり揉んだりするといった刺激を与える行為は厳禁です。低刺激なスキンケア製品を使用するなど、お肌に優しいケアを心がけましょう。

色素沈着を防ぐために紫外線対策を徹底する

ほくろ除去後の肌は紫外線の影響を受けやすく、非常にデリケートな状態です。この時期に紫外線を浴びると、メラニンの生成が過剰になり、患部が濃く色づいたり、シミや色素沈着を引き起こすリスクが高まります。そのため、紫外線対策が欠かせません。
まず、日焼け止めを外出前に患部を含む肌全体に塗布しましょう。塗る量が少ないと十分な効果が得られないため、適量をしっかり塗ることがポイントです。また、日焼け止めは汗や皮脂で落ちやすいので、2〜3時間ごとに塗り直すと安心です。
さらに、つばの広い帽子や日傘を活用し、紫外線から肌を守りましょう。特に日差しが強い10時から14時の間は、できるだけ日陰を利用し、肌へのダメージを最小限に抑えましょう。

治療当日に避けたほうがいいことは?

治療当日の飲酒や激しい運動はお控えください。飲酒や激しい運動は血行を促進し、全身の血流を良くします。そのため、患部からの出血が起こりやすくなり、ダウンタイムを長引かせてしまう可能性があります。
メイクやシャワー、洗顔は患部を濡らさないよう避けていただければ、当日から可能です。患部に刺激を与えないよう優しくメイクや洗顔をしてください。

ほくろ除去の治療法は何種類くらいあるの?

ほくろ除去は、ほくろの大きさや形状、根の深さなどによって適切な治療法が異なります。
TCBスキンクリニックでは、「レーザー治療」「電気メスによる表面分解法」「くり抜き法」「切開法」の4つをご用意しています。それぞれの特徴と経過を、ダウンタイムも交えて説明します。

レーザー治療のダウンタイム

レーザー治療は、直径1ミリ以下の表面が平らなほくろに用いられる治療法です。TCBスキンクリニックではピコレーザーやCO2レーザー(炭酸ガスレーザー)を導入しています。極細のレーザーが水分に反応して熱エネルギーを生み出し、ほくろの組織をピンポイントで蒸散させることで、ほくろを取り除きます。色が濃いものは、3ヶ月期間を空けて3〜5回の照射が必要な場合があります。2〜3ヶ月程度赤みが続く場合がありますが、徐々に目立たなくなっていきます。

電気メスによる表面分解法のダウンタイム

電気メスによる表面分解法は、直径6ミリ以下の盛り上がったほくろに用いられる治療法です。電気メスの熱を利用して、ヤスリのようにほくろの表面を削り取ります。
術後、10日間ほどニキビを潰したようなじゅくじゅくとした感覚が続きます。その後、1ヶ月程度は、かさぶたが取れた後のようなピンク色の状態が見られます。術後から約6ヶ月を目安に、徐々に肌になじむ色に戻っていきます。

くり抜き法のダウンタイム

比較的皮膚の奥深くまでメラニン色素が影響していて、直径が6ミリ以下のほくろの除去に用いられます。ほくろの形に合わせて円形にくり抜き、除去する方法です。
治療後は処置箇所が少し凹みますが、時間の経過とともに自然になっていきます。

切開法のダウンタイム

切開法は直径6ミリ以上の大きなほくろに用いられる治療法で、ほくろを周囲の組織ごと切り取り、丁寧に縫合します。大きなほくろや根が深いほくろに向いており、根元からしっかり取り除けるというメリットがあります。かさぶたは術後、数日以内に形成され、通常5〜7日後に抜糸を行います。縫合部位の赤みが目立つ場合もありますが、時間の経過とともに次第に目立たなくなっていきます。

まとめ

ほくろ除去を検討中の方にとって、ダウンタイムやアフターケアは特に気になるポイントです。美しい仕上がりに近づけるためには、適切なケアが欠かせません。特に、患部の清潔を保ち、紫外線対策などのアフターケアを徹底してください。さらに、治療当日は飲酒や激しい運動を控えましょう。また、シャワーや洗顔の際は、患部を濡らさないよう注意してください。
不安や疑問に思うことがあれば、お近くのTCBスキンクリニックまでご相談ください。

本ページの監修医師

TCBスキンクリニックでは、しわやたるみを改善するエイジングケア治療、理想のフェイスラインにこだわった小顔治療、メスを使わない身体への負担が少ないプチ整形など、さまざまなメニューをご用意しております。患者様がリラックスしてご相談いただける環境を整え、丁寧なカウンセリングを通じて一人ひとりに適したプランをご提案いたします。「顔の印象を変えたい」「理想の見た目に近づきたい」など、治療に関するご要望がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。皆様のご来院をお待ちしております。

TCBスキンクリニック
【新宿東口院】
院長 高柳 佑衣子
詳しいプロフィールを見る
高柳 佑衣子 医師
経歴
東京女子医科大学医学部 卒業
順天堂大学附属順天堂医院 皮膚科
越谷市立病院 皮膚科
東京曳舟病院 皮膚科
同愛会病院 皮膚科
東京中央美容外科 新宿東口院 副院長
東京中央美容外科 渋谷西口院 院長
東京中央美容外科 秋葉原院 院長
東京中央美容外科 新宿東口院 院長
備考
日本皮膚科学会 正会員
日本医師会 認定産業医

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また、医学研究能力を持つ医学博士が在籍しており高度最先端医療、新薬開発に携わることで医療の進歩・向上に貢献しています。
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