ほくろはレーザーで取れる?ほくろ除去のレーザー治療について解説

投稿日:2025年01月30日

ほくろはレーザーで取れる?ほくろ除去のレーザー治療について解説

ほくろは肌の悩みの1つであり、大きさや位置によって印象を左右するため、除去を希望する方は少なくありません。
この記事では、ほくろ除去に適したレーザー治療の方法について解説し、それぞれの治療の特徴やメリット・デメリットなどを詳しくご紹介します。

ほくろはレーザーで取れる?

ほくろの多くはレーザーで除去できる可能性が高いです。
ほくろは、色素細胞であるメラノサイトが皮膚の一部に集まっているもので、色や大きさ、形状もさまざまです。ほくろ除去に適した方法として、切除法やくり抜き法とともにレーザー治療が利用されており、特に顔などの目立つ部位にある場合、レーザーによる治療がよく選ばれます。レーザー治療は、メラニンに反応する光を照射し、色素や細胞を破壊することで、ほくろを除去する方法です。

ほくろ除去に使われるレーザー治療とは?

ほくろ除去には、主に炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)や、ピコレーザー、QスイッチYAGレーザーなどが用いられます。これらの機器は、異なるメカニズムでほくろの除去を行います。

炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)

炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)は、ほくろの表面にレーザーを照射し、ほくろの組織を取り除く治療法です。CO2レーザーは水分に吸収されやすく、皮膚表面にある組織を蒸発させることで、ほくろの細胞を除去します。特に膨らんだほくろや、肌表面にしっかりと存在しているほくろに効果的です。CO2レーザーは、治療と同時に周りの血管が熱凝固作用ですぐに固まるため、出血はほとんどありません。

ピコレーザーやQスイッチYAGレーザー

ピコレーザーやQスイッチYAGレーザーは、メラニン色素を破壊するために使用されるレーザーです。ピコレーザーはほくろを根本から取り除くのではなく、メラニンを破壊して徐々に色を消退させていく仕組みです。一方、QスイッチYAGレーザーはより深いメラニン層にも到達しやすく、表面が平坦なほくろや、色素沈着が深い場合にも適しています。
ピコレーザーやQスイッチYAGレーザーでの治療は、ほくろだけではなく、シミやあざなどの改善も期待できます。レーザーのエネルギーがメラニン色素にのみ反応し、周囲の正常な皮膚には影響を与えにくいため、ダメージを抑えた治療が可能です。傷跡を残したくない方に適しています。

レーザー治療の回数

レーザー治療の回数は、ほくろの大きさや色の濃さ、深さにより異なります。小さくて浅いほくろであれば、1回の治療で効果が得られることが多いですが、深いほくろや色素沈着が濃い場合には、3〜5回程度の治療が必要になる場合があります。また、治療間隔は3ヶ月以上あけることがおすすめです。

レーザー治療のメリット

レーザー治療には、メスを使わずに短時間で施術が完了するため、肌へのダメージが少ないというメリットがあります。レーザー治療では、ピンポイントで照射できるため、ほくろの形やサイズに合わせて除去でき、肌への負担を抑える効果が期待できます。また、切開法と比べてメスを使用しないため、傷跡がほとんど残らない点が特徴で、メスを使用しないため術後の腫れや痛みも軽度です。

レーザー治療のデメリット

レーザー治療には、さまざまなメリットがある一方で、デメリットも存在します。
ほくろのサイズや色素の濃さによっては、複数回の治療が必要となるため、時間や費用がかさむことがあります。また、治療後の肌は敏感な状態となります。特に紫外線の影響を受けやすい季節には注意が必要です。紫外線を避けるために、治療後1ヶ月は日焼け対策を徹底してください。

まとめ

レーザーによるほくろ除去は、メスを使わない治療法のため、皮膚への負担を抑えながら除去を行うことが可能です。ほくろの種類や形状に応じて、炭酸ガスCO2レーザーやピコレーザー、QスイッチYAGレーザーなどが選ばれ、目的に応じた効果を発揮します。
TCBスキンクリニックでは、ほくろを除去するさまざまな治療法をご用意しています。顔や身体のほくろを取りたい方はお気軽にご相談ください。無料カウンセリングを承っています。

本ページの監修医師

TCBスキンクリニックでは、しわやたるみを改善するエイジングケア治療、理想のフェイスラインにこだわった小顔治療、メスを使わない身体への負担が少ないプチ整形など、さまざまなメニューをご用意しております。患者様がリラックスしてご相談いただける環境を整え、丁寧なカウンセリングを通じて一人ひとりに適したプランをご提案いたします。「顔の印象を変えたい」「理想の見た目に近づきたい」など、治療に関するご要望がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。皆様のご来院をお待ちしております。

TCBスキンクリニック
【新宿東口院】
院長 高柳 佑衣子
詳しいプロフィールを見る
高柳 佑衣子 医師
経歴
東京女子医科大学医学部 卒業
順天堂大学附属順天堂医院 皮膚科
越谷市立病院 皮膚科
東京曳舟病院 皮膚科
同愛会病院 皮膚科
東京中央美容外科 新宿東口院 副院長
東京中央美容外科 渋谷西口院 院長
東京中央美容外科 秋葉原院 院長
東京中央美容外科 新宿東口院 院長
備考
日本皮膚科学会 正会員
日本医師会 認定産業医

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また、医学研究能力を持つ医学博士が在籍しており高度最先端医療、新薬開発に携わることで医療の進歩・向上に貢献しています。
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