ほくろを増やさないための対策は?原因や治療法について解説

投稿日:2025年02月14日

ほくろを増やさないための対策は?原因や治療法について解説

ほくろが増えたと感じた経験はありませんか?
ほくろには、生まれつき存在するものと、加齢とともに生じるものがあります。大きなほくろができたり、目立つ場所にほくろができたりすると、見た目のコンプレックスを抱く方も少なくありません。
ほくろを増やさないためには、原因を理解し、日頃からの対策を心がけることが大切です。

このコラムでは、ほくろができる原因や増やさないための対策、美容皮膚科で受けられるほくろ除去の治療法について解説します。「ほくろが増えて悩んでいる」「目立つほくろを取り除きたい」と考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。

ほくろができる原因

ほくろとは、母斑細胞が増えて形成されるできものです。一般的に色は茶色や黒色で、形状は平らなものから盛り上がっているものまで多岐にわたります。
ほくろができる原因は明らかにされていませんが、紫外線やホルモンバランスの変化、遺伝、生活習慣の乱れなどが影響すると考えられています。
ほくろの発生を予防したい場合は、日頃からの対策を実践することが大切です。

ほくろを増やさないための対策

ほくろは、一度できてしまうと自然に消えることは難しいため、日頃からほくろを増やさないように予防することが大切です。ほくろを増やさない方法として、「紫外線対策を行う」「肌に強い刺激を与えない」「ターンオーバーを整える」などがあげられます。

紫外線対策を行う

紫外線を浴びると、肌はダメージから身を守るためにメラニンを生成します。この過程で、メラノサイトの局所的な増殖や遺伝的要因などが重なることで、ほくろが形成される場合があります。
紫外線は1年中降り注いでいるため、年間を通して紫外線対策を行うことが大切です。日焼け止めを使用したり、帽子や日傘を活用したりして、紫外線対策を徹底してください。

肌に強い刺激を与えない

肌に強い刺激が加わるとメラノサイトが活性化しやすくなるため、ほくろの発生につながる可能性があります。
洗顔やスキンケア、メイクなどは、肌に刺激を与えないよう優しく行いましょう。強く擦ったり、引っ張ったりする行為は控え、低刺激性の化粧品を選ぶなど、肌への負担を軽減することが重要です。

ターンオーバーを整える

ターンオーバーとは、肌の細胞が一定のサイクルで生まれ変わる仕組みです。ターンオーバーが正常の場合、ほくろの原因となるメラニンは自然に排出されます。しかし、加齢や更年期によるホルモンバランスの乱れでターンオーバーが遅れると、メラニンがうまく排出されず、ほくろができやすくなります。
ターンオーバーを整えるためには、バランスの良い食事や十分な睡眠、適度な運動などを心がけることが大切です。

ほくろ除去の治療法

新しくできたほくろや目立つほくろが気になる場合は、美容皮膚科で取り除くことができます。
TCBスキンクリニックでは、「レーザー治療」「電気メスによる表面分解法」「切開法」「くり抜き法」の4つの治療法をご用意しています。

レーザー治療

レーザー治療は、レーザーの照射によって肌の表面に小さな穴を無数に開け、組織の再生を促す治療法です。「CO2レーザー(炭酸ガスレーザー)」「ピコレーザー」「QスイッチYAGレーザー」などがあり、直径1ミリ以下で表面が平らなほくろの除去に用いられます。
傷跡はほとんど残らず、メスを使用しないため術後の腫れや痛みを抑えられる点が特徴です。正常な周辺組織への影響もほとんどないため、治療後の色素沈着のリスクや発赤期間を軽減できます。

電気メスによる表面分解法

電気メスによる表面分解法は、電気メスの熱を用いてほくろの表面を削り取り、ほくろの原因となる細胞を焼灼する治療法です。直径6ミリ以下の盛り上がったほくろの除去に効果的です。
ほくろの大きさや膨らみを見極めながら慎重に治療を行うため、瘢痕化のリスクを抑えられます。焼灼した後は少しくぼみとなりますが、時間の経過とともに皮膚が再生することで傷跡が次第に目立たなくなります。

切開法

切開法は、ほくろを周囲の組織ごと切り取り、周辺の皮膚を引き寄せて縫合する治療法です。直径6ミリ以上の大きなほくろの除去に適しています。
ほくろを根元から完全に除去することが可能で、再発のリスクが低い点が特徴です。術後の腫れが少ないため、日常生活への影響度を心配する必要もほとんどありません。術後5~7日目で行う抜糸直後は傷跡が残りますが、時間の経過とともに目立たなくなります。

くり抜き法

くり抜き法は、ほくろの形に沿って円形にくり抜く治療法です。直径が6ミリ以下で、根が深いほくろの除去に有効です。
ある程度深くまでくり抜くことができるため、再発のリスクが低いメリットがあります。術後は縫合の必要がなく、軟膏とテープで傷口を保護するため、身体への負担を抑えた治療が可能です。

まとめ

ほくろを増やさない対策は、「紫外線対策を行う」「肌に強い刺激を与えない」「ターンオーバーを整える」などが効果的です。日頃からの対策を心がけることで、ほくろの予防につながる可能性があります。
ほくろを取り除きたい場合は、美容皮膚科の受診がおすすめです。TCBスキンクリニックでは、ほくろを除去するさまざまな治療法をご用意しています。ほくろが気になる方はお気軽に無料カウンセリングまでお越しください。

本ページの監修医師

TCBスキンクリニックでは、しわやたるみを改善するエイジングケア治療、理想のフェイスラインにこだわった小顔治療、メスを使わない身体への負担が少ないプチ整形など、さまざまなメニューをご用意しております。患者様がリラックスしてご相談いただける環境を整え、丁寧なカウンセリングを通じて一人ひとりに適したプランをご提案いたします。「顔の印象を変えたい」「理想の見た目に近づきたい」など、治療に関するご要望がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。皆様のご来院をお待ちしております。

TCBスキンクリニック
【新宿東口院】
院長 高柳 佑衣子
詳しいプロフィールを見る
高柳 佑衣子 医師
経歴
東京女子医科大学医学部 卒業
順天堂大学附属順天堂医院 皮膚科
越谷市立病院 皮膚科
東京曳舟病院 皮膚科
同愛会病院 皮膚科
東京中央美容外科 新宿東口院 副院長
東京中央美容外科 渋谷西口院 院長
東京中央美容外科 秋葉原院 院長
東京中央美容外科 新宿東口院 院長
備考
日本皮膚科学会 正会員
日本医師会 認定産業医

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日本形成外科学会 専門医・日本美容外科学会(JSAPS)専門医・日本創傷外科学会 正会員・日本形成外科手術手技学会会員・日本マイクロサージャリー学会会員が在籍。
また、医学研究能力を持つ医学博士が在籍しており高度最先端医療、新薬開発に携わることで医療の進歩・向上に貢献しています。
TCBグループの所属ドクター達は美容外科医や医療の第一線で腕を磨いた外科医など高い技量を持ったドクターで常に高いレベルの施術を提供いたします。