背中のほくろは除去できる?治療法やダウンタイムについて解説

投稿日:2025年02月13日

背中のほくろは除去できる?治療法やダウンタイムについて解説

背中のほくろは自分からは見えない位置にあるため、気にしない方も多いかもしれません。しかし、背中のほくろが盛り上がっていると、衣類と擦れて炎症を起こし、かゆみが生じる場合があります。
多くのほくろは良性のため健康上の問題はありませんが、背中のほくろは美容皮膚科で除去することが可能です。

このコラムでは、ほくろ除去に効果的な治療法やダウンタイム、ほくろ除去で後悔しないための注意点について解説します。背中のほくろ除去を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。

ほくろ除去とは

ほくろ除去とは、レーザーや電気メスなどを用いて、ほくろの原因となる組織を除去する治療です。
ほくろは生まれつきある先天性と、成長する過程でできる後天性に分かれます。色は茶色や黒色で、形状は平らなものから盛り上がったものまでさまざまです。
以前に比べてほくろが大きくなったと感じる方や、目立つほくろにコンプレックスを抱える方は、ほくろ除去のご検討をおすすめします。

ほくろ除去は保険適用される?

ほくろが日常生活に支障をきたす場合や悪性腫瘍である場合、医師の診断のもとでほくろ除去は保険適用されます。
しかし、当院は美容を目的とした治療を提供しているため、自由診療となり保険が適用されませんのでご注意ください。

背中のほくろ除去に効果的な治療法

当院でほくろを除去できる治療法は、「レーザー治療」「電気メスによる表面分解法」「切開法」「くり抜き法」の4種類です。
医師が患者様のお肌の状態を診察し、ほくろの大きさや深さに合わせて適切な治療法をご提案します。

レーザー治療

レーザー治療は、ピコレーザーやQスイッチYAGレーザー、CO2レーザー(炭酸ガスレーザー)などがあげられます。
ピコレーザーやQスイッチYAGレーザーは、レーザーをメラニン色素に反応させ、ほくろの色素を破壊する治療法です。CO2レーザー(炭酸ガスレーザー)は、ほくろの組織をピンポイントで蒸散させる治療法です。
傷跡がほとんど残らず、メスを使用しないため術後の腫れや痛みを抑えられる特徴があります。直径1ミリ以下で盛り上がりの少ないほくろの除去に効果的です。

電気メスによる表面分解法

電気メスによる表面分解法は、電気メスの熱を利用して、ヤスリのようにほくろの表面を削り取る治療法です。医師がほくろの大きさや膨らみを確認しながら慎重に治療を行うため、瘢痕化のリスクを抑えられます。直径6ミリ以下で盛り上がったほくろの除去に適しています。

切開法

切開法は、皮膚を切開してほくろを周囲の組織ごと切り取り、縫合を行う治療法です。術後5~7日目に抜糸した直後ははっきりとした線の傷跡が残りますが、時間の経過とともに目立たなくなります。再発率が低いため、多くの患者様が受ける治療法の1つです。直径6ミリ以上の大きなほくろ除去に用いられます。

くり抜き法

くり抜き法は、ほくろの形に合わせて切開し、円形にくり抜いて除去する治療法です。基本的に術後は縫合せずに、軟膏とテープを使って傷口を保護します。ほくろを根元からしっかりと取り除くことができるため、再発の可能性が少ないです。直径が6ミリ以下で、比較的皮膚の深くまで影響している根が深いほくろの除去に有効です。

ほくろ除去のダウンタイムについて

ほくろ除去後は、赤みや腫れ、乾燥、熱感、色素沈着、痛みなどが伴うリスクがあります。
術後のシャワーや入浴は当日から可能ですが、患部が濡れないよう注意が必要です。洗顔は治療当日保護している患部を避けて行い、翌日以降は優しく洗えば問題ありません。
また、メイクは治療当日から可能ですが、保護している患部を避けて行ってください。

ほくろ除去で後悔しないための注意点

ほくろ除去で後悔しないためには、事前に注意点を理解することが大切です。
ここでは、ほくろ除去で気をつけるべきポイントを3つご紹介します。

かさぶたは無理にはがさない

ほくろ除去後、傷口が回復する過程でかさぶたができる場合があります。かさぶたを無理にはがすと、赤みや陥没などの症状が現れ、患部がきれいに治癒しなくなる可能性があります。
かさぶたは1週間程度で自然にはがれ落ちるため、刺激を与えないよう注意しましょう。

アフターケアは医師の指示に従う

ほくろ除去後は、保護テープで患部を最低10日間固定するようにしてください。
アフターケアを怠ってしまうと、患部に刺激が加わることで肌トラブルを起こしたり、傷跡の回復が遅れたりする場合があります。
保護テープがはがれてしまったら、軟膏を塗り直して新しいテープを張り替え、患部を清潔な状態に保ってください。

紫外線対策を徹底する

ほくろ除去後の肌はデリケートな状態のため、術後1ヶ月は日焼け対策を徹底することが大切です。
ただし、紫外線は色素沈着やほくろの再発を引き起こす場合があるため、術後1ヶ月を経過しても日常的な日焼け対策は継続するようにしてください。

まとめ

背中のほくろを除去する治療法は、レーザー治療や電気メスによる表面分解法、切開法、くり抜き法などがあげられます。自分でほくろを除去する方法もありますが、ほくろが悪化するリスクを伴うため注意が必要です。背中にあるほくろをきれいに取り除きたいという方は、美容皮膚科で治療を受けることをおすすめします。
TCBスキンクリニックでは、ほくろの大きさや深さに合わせて適切な治療法をご提案します。背中のほくろにお悩みの方は、お気軽に無料カウンセリングまでお越しください。

本ページの監修医師

TCBスキンクリニックでは、しわやたるみを改善するエイジングケア治療、理想のフェイスラインにこだわった小顔治療、メスを使わない身体への負担が少ないプチ整形など、さまざまなメニューをご用意しております。患者様がリラックスしてご相談いただける環境を整え、丁寧なカウンセリングを通じて一人ひとりに適したプランをご提案いたします。「顔の印象を変えたい」「理想の見た目に近づきたい」など、治療に関するご要望がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。皆様のご来院をお待ちしております。

TCBスキンクリニック
【西鉄福岡天神駅前院】
院長 北村 可恋
詳しいプロフィールを見る
北村 可恋 医師
経歴
東京医科大学 卒業
長崎大学病院
日本赤十字社長崎原爆病院
TCB 東京中央美容外科 西鉄福岡天神駅前院 院長
備考
ボトックスビスタ® 認定資格医
ジュビダームビスタ® 認定資格医
ジュビダームビスタ®バイクロス 認定資格医

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