ほくろを除去する方法は？自分で取る危険性や効果的な治療法を解説

ほくろが気になるけど、どのような方法で取るのが良いのか迷っていませんか？
ほくろを除去する方法はさまざまありますが、自分で除去することはリスクが伴うため、美容皮膚科の受診がおすすめです。

このコラムでは、セルフケアでほくろを取る危険性や、美容皮膚科で受けられる効果的な治療法、ほくろ除去で後悔しないための対策について詳しく解説します。ほくろ除去を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

ほくろの原因

ほくろはメラニン色素が集まってできたものです。生まれつきのものだけでなく、日常的な紫外線の影響や加齢によっても増える場合があります。ほくろの色や大きさ、形はさまざまですが、どれもメラニン細胞の一部が変化して色素が沈着することが原因です。
ほくろの形成に影響する主な要因として、遺伝や紫外線、加齢などがあげられます。

ほくろは除去する必要がある？

ほくろを除去する必要があるかは人によって異なります。美容上の理由で除去を希望する場合もあれば、大きさや色の変化から健康上のリスクを疑う場合もあります。
例えば、ほくろが急に大きくなったり、不規則な形状や色の変化が見られたりする場合、悪性腫瘍のリスクも否定できません。このような場合は、早めに専門医の診察を受け、必要な対応を取ることが推奨されます。

セルフケアでほくろを除去するリスク

セルフケアでほくろを除去しようとする場合、多くのリスクを伴います。
市販の薬剤や自己判断での処置は、感染症や色素沈着、ケロイド形成など肌への深刻なダメージを引き起こす可能性があります。また、自分でほくろを除去した場合、傷跡が残るリスクも高く、治療が必要な場合には医療費が発生する可能性もあるため注意が必要です。
医師の診察を受け、適切な治療を行うことで、肌へのダメージを避けることができます。

美容皮膚科で受けられる治療法

ほくろをきれいに除去したい場合は、美容皮膚科での治療が推奨されます。美容皮膚科ではさまざまな治療法が提供されており、ほくろの種類や大きさ、肌の状態に応じて適切な治療をご案内します。
ここでは、一般的に行われているほくろの治療法について解説します。

レーザー治療

レーザー治療は、ほくろの組織をピンポイントで蒸散させて、ほくろを除去する治療法です。直径1ミリ以下で盛り上がりの少ないほくろの除去に適しています。短時間で取り除くことが可能で、メスを使用しないため術後の腫れや痛みが軽減される特徴があります。

電気メスによる表面分解法

電気メスを用いた表面分解法は、電気メスの熱を利用して、ほくろの表面を削り取る治療法です。盛り上がりのある直径6ミリ以下のほくろの除去に効果的です。ほくろの大きさや膨らみを確認しながら慎重に治療を行うため、瘢痕化のリスクを抑えられます。

切開法

切開法は、ほくろを周囲の組織ごと切り取り、縫合を行う治療法です。直径6ミリ以上の大きなほくろの除去に有効で、根が深くまで達しているほくろの除去にも適しています。切開法は傷跡が残りやすいですが、時間の経過とともに目立ちにくくなります。

くり抜き法

くり抜き法は、ほくろの形に合わせて円形にくり抜き、除去する治療法です。根元からほくろを除去できるため、再発のリスクが軽減できます。手術後は縫合の必要がなく、治療後は軟膏やテープで傷口を保護します。

ほくろ除去で後悔しないための対策

ほくろ除去で後悔しないためには、適切なアフターケアが欠かせません。術後のケアが不足すると、ほくろの再発や傷跡が残るリスクが高まります。
以下の対策を徹底して過ごすようにしてください。

紫外線対策や保湿を行う

ほくろ除去後は紫外線対策を徹底することが大切です。治療部位が紫外線にさらされると、色素沈着が起こりやすくなります。日焼け止めや帽子、日傘などを使用して肌を保護しましょう。
また、乾燥は傷の治癒を妨げるため、保湿も忘れずに行ってください。

かさぶたは無理にはがさない

治療後にかさぶたができた場合、無理にはがすことは避けましょう。無理にはがすと、赤みやケロイド、陥没などの症状が現れる可能性があります。かさぶたが自然にはがれ落ちるまで待つことが大切です。

肌に刺激を与えない

治療後の肌はデリケートな状態のため、肌に強い刺激を与えないよう注意が必要です。刺激が強すぎると傷口が治りにくくなるだけでなく、色素沈着が残りやすくなります。強くこすることや摩擦を避け、洗顔や化粧品は低刺激のものを選ぶことをおすすめします。

医師の指示通りにアフターケアを行う

ほくろ除去後のアフターケアは、医師の指示に従ってください。治療方法や肌の状態に応じた適切なケア方法があるため、医師からのアドバイスをしっかり守りましょう。医師の指示通りにケアを行うことで、トラブルを未然に防ぎ、肌の回復を早めることができます。

まとめ

ほくろを除去する方法には、セルフケアや専門医による治療があります。セルフケアはリスクが伴うため、美容皮膚科で適切な治療を受けることがおすすめです。また治療後は、紫外線対策や保湿の徹底、医師の指示に従ったアフターケアなどによって、後悔しないための対策を心がけるようにしてください。
TCBスキンクリニックでは、ほくろを除去するさまざまな治療をご用意しています。ほくろを取り除きたいという方は、ぜひお気軽にご相談ください。

本ページの監修医師

TCBスキンクリニックでは、しわやたるみを改善するエイジングケア治療、理想のフェイスラインにこだわった小顔治療、メスを使わない身体への負担が少ないプチ整形など、さまざまなメニューをご用意しております。患者様がリラックスしてご相談いただける環境を整え、丁寧なカウンセリングを通じて一人ひとりに適したプランをご提案いたします。「顔の印象を変えたい」「理想の見た目に近づきたい」など、治療に関するご要望がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。皆様のご来院をお待ちしております。

TCBスキンクリニック
【新宿東口院】

院長 高柳 佑衣子

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経歴

東京女子医科大学医学部 卒業

順天堂大学附属順天堂医院 皮膚科

越谷市立病院 皮膚科

東京曳舟病院 皮膚科

同愛会病院 皮膚科

東京中央美容外科 新宿東口院 副院長

東京中央美容外科 渋谷西口院 院長

東京中央美容外科 秋葉原院 院長

東京中央美容外科 新宿東口院 院長

備考

日本皮膚科学会 正会員

日本医師会 認定産業医