ほくろを消す方法は?増える原因や自分で除去するリスクについて解説

投稿日:2025年01月30日

ほくろを消す方法は?増える原因や自分で除去するリスクについて解説

顔や身体の目立つ部位にあるほくろを、美容の観点から消したいと考える方も少なくありません。しかし、ほくろを消す方法にはさまざまな選択肢があり、自分に合った方法を選ぶことが重要です。また、自分でほくろを取り除こうとする行為にはリスクが伴うため、注意が必要です。
本記事では、ほくろが増える原因、ほくろを消す方法、そして自分で除去するリスクについて詳しく解説します。

ほくろが増える原因

ほくろは、皮膚の中でメラニン色素を作るメラノサイトが集まることで形成されます。ほくろが増える原因には以下のような要因があります。

紫外線の影響

紫外線はほくろが増える主な原因の1つです。紫外線によりメラニン色素の生成が活性化され、皮膚内の色素細胞が刺激されると、ほくろができやすくなります。特に、日差しの強い時期に長時間外にいる場合、ほくろが増えたり、濃くなったりする可能性が高まります。

ホルモンバランスの変化

ホルモンバランスが変化する時期には、メラニンの生成が活発になるため、ほくろが増える可能性があります。特に、思春期や妊娠中はホルモンの影響でメラニン生成が活発になり、新たなほくろが形成される場合があります。

遺伝的要因

ほくろができやすい体質は遺伝的な要素も関係しています。家族にほくろが多い場合、自分も同様にほくろが増えやすい傾向があります。

医療機関でほくろを消す方法

ほくろ除去の方法として「レーザー治療」「電気メスによる表面分解法」「切開法」「くり抜き法」などをご用意しています。主に皮膚科や美容皮膚科で行われる治療方法について紹介します。

レーザー治療

レーザー治療は、CO2レーザー(炭酸ガスレーザー)やピコレーザー、QスイッチYAGレーザーを用いてほくろを除去する方法です。特に直径1ミリ以下で盛り上がりの少ないほくろの除去に適しています。 レーザーで肌の表面に小さな穴を開け、組織の再生を促進するため、短時間でほくろを除去することが可能です。 レーザー治療の主なメリットは、傷跡が目立ちにくく、施術時間が短い点です。

電気メスによる表面分解法

電気メスを使用してほくろの表面を削り取り、除去する方法です。盛り上がりのある直径6ミリ以下のほくろやいぼの除去に有効です。表面分解法では、施術と同時に止血を行うため、出血がほとんどなく、術後の腫れや痛みも少ない特徴があります。

切開法

切除手術は、メスを使用してほくろの周囲にある組織ごと取り除く方法です。直径6ミリ以上の大きなほくろの除去に効果的です。切開法では、切開した部分は縫合します。傷跡が残るため、一定のダウンタイムが必要ですが、時間経過とともに目立たなくなります。また、再発のリスクが低い特徴があります。

くり抜き法

くり抜き法とは、メスを使い、ほくろをくり抜くように除去する方法です。直径が6ミリ以下で、比較的皮膚の奥深くまでメラニン色素が影響しているほくろに適しています。手術後は縫合の必要がなく、軟膏とテープで傷口を保護するため、身体への負担を抑えた除去ができます。また、根元からほくろを取り除くことができるため、再発する可能性ははほとんどありません。

自分でほくろを消す方法とリスク

ほくろを取りたい方のなかには、自分でほくろを取り除こうとする方も少なくありません。しかし、自分でほくろを取り除くことには大きなリスクが伴います。

ほくろ除去クリーム

セルフで使えるアイテムとしてほくろ除去クリームがあります。しかし、市販されているほくろ除去クリームは、酸性やアルカリ性の成分を含む場合があり、成分や使用方法によっては皮膚障害を引き起こすリスクがあるため、注意が必要です。

もぐさや針、ナイフ

もぐさや針、ナイフなどを使用しての除去も、火傷や感染症、傷跡の危険性があります。
もぐさを使う場合、高温により皮膚に火傷が生じ、傷跡が残る可能性があります。また、針やナイフを用いる方法は、適切な衛生管理が行われない場合、感染症のリスクが考えられます。細菌感染により炎症が悪化し、周囲の皮膚組織にまでダメージを与える恐れがあるため注意してください。

悪性ほくろを見逃すリスク

ほくろを自分で取り除こうとする際、悪性の可能性があるほくろを見逃すリスクがあります。悪性黒色腫(皮膚がん)の初期症状として現れるほくろを見過ごすと、病気の進行を助長する恐れがあります。

ほくろを消す際の注意点

ほくろを消す際には、適切な方法を選ぶことが重要です。また、治療後のケアや注意点も理解しておく必要があります。

医師の診断を受ける

ほくろを消す前に、必ず医師の診断を受けるようにしてください。特に、形がいびつだったり、色が濃すぎたりするほくろは、悪性の可能性があるため、専門的な判断が必要です。

適切な治療法を選ぶ

ほくろの状態や位置、目的に応じて適切な治療法を選ぶことが大切です。
TCBスキンクリニックでは、患者様一人ひとりの状態に合わせ、適切な治療方法をご提案します。

適切なアフターケアを行う

治療後の肌は敏感な状態になっています。紫外線対策や保湿ケアを徹底し、肌を健康に保つことが重要です。また、治療部位を強くこすったり、刺激を与えたりしないよう注意する必要があります。

まとめ

ほくろを消す方法には、医療機関での治療やほくろ除去クリームの使用などさまざまな選択肢があります。しかし、自分でほくろを取り除く行為は大きなリスクが伴うため、美容皮膚科で治療を受けることをおすすめします。
TCBスキンクリニックでは、さまざまなほくろ治療をご用意しています。顔や身体のほくろを消したい方はお気軽にご相談ください。無料カウンセリングを承っています。

本ページの監修医師

TCBスキンクリニックでは、しわやたるみを改善するエイジングケア治療、理想のフェイスラインにこだわった小顔治療、メスを使わない身体への負担が少ないプチ整形など、さまざまなメニューをご用意しております。患者様がリラックスしてご相談いただける環境を整え、丁寧なカウンセリングを通じて一人ひとりに適したプランをご提案いたします。「顔の印象を変えたい」「理想の見た目に近づきたい」など、治療に関するご要望がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。皆様のご来院をお待ちしております。

TCBスキンクリニック
【新宿東口院】
院長 高柳 佑衣子
詳しいプロフィールを見る
高柳 佑衣子 医師
経歴
東京女子医科大学医学部 卒業
順天堂大学附属順天堂医院 皮膚科
越谷市立病院 皮膚科
東京曳舟病院 皮膚科
同愛会病院 皮膚科
東京中央美容外科 新宿東口院 副院長
東京中央美容外科 渋谷西口院 院長
東京中央美容外科 秋葉原院 院長
東京中央美容外科 新宿東口院 院長
備考
日本皮膚科学会 正会員
日本医師会 認定産業医

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また、医学研究能力を持つ医学博士が在籍しており高度最先端医療、新薬開発に携わることで医療の進歩・向上に貢献しています。
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