1年経っても消えないニキビ跡の赤みは治る?効果的な治療法について解説

投稿日:2024年09月20日

1年経っても消えないニキビ跡の赤みは治る?効果的な治療法について解説

長期間続くニキビ跡の赤みは、多くの人にとって大きな悩みです。
1年以上経っても消えない赤みは、自己ケアでは改善が難しく、どうすればよいのか迷ってしまうことも少なくありません。
本記事では、ニキビ跡の赤みが治らない原因や、効果的な治療法についてご紹介します。
1年経っても消えないニキビ跡の赤みにお悩みの方は、ぜひご覧ください。

1年経っても消えないニキビ跡の赤みの原因とは?

ニキビ跡の赤みは個人差もありますが、通常3~6ヶ月ほどで改善します。
しかし、炎症後色素沈着や毛細血管の拡張が原因で、1年以上赤みが続く場合があります。
炎症後色素沈着は、ニキビが治った後に残る皮膚の変色で、炎症によってメラニンの生成が過剰に促されることが原因です。炎症が起こると、メラニンを生成するメラノサイトが活性化するため、メラニンが皮膚に沈着して赤みが残る場合があります。

また、ニキビの炎症によって、毛細血管の拡張が長期間続くことで、赤みがなかなか消えない場合もあります。
日常生活においても、ニキビを無理に潰したり、適切な保湿や紫外線対策を怠ったりすると、赤みが長引く原因につながってしまうため、注意が必要です。

ニキビ跡の赤みを治すための治療法

1年経っても消えない赤みを改善するためには、美容皮膚科や医療機関による治療が必要です。
以下では、ニキビ跡の赤みに対して効果的な治療法を紹介します。

ダーマペン4

ダーマペン4は、極細針を用いて皮膚に微細な穴を開け、肌の自然治癒力を利用してニキビを改善する治療法です。
ダーマペン4の治療で肌のターンオーバーを促進させると、コラーゲンやエラスチンが生成されるため、赤みのあるニキビ跡の改善につながります。

ポテンツァ

ポテンツァは、微細な針を用いて高周波エネルギーを皮膚に照射する治療法で、ニキビ跡の赤みや色素沈着に効果を発揮します。
高周波エネルギーを照射すると、コラーゲンやエラスチンの生成が促進され、肌の再生が促されるため、赤みの軽減が期待できます。

IPL光治療

IPL光治療とは、複数の波長を持つ光を肌に照射して、ニキビ跡を改善する治療法です。IPLは毛細血管を収縮させたり、メラニン色素を分解し色素沈着を改善させたりするため、赤みのあるニキビ跡や色素沈着したニキビ跡に効果的です。

トレチノイン療法

トレチノインは、ビタミンA誘導体であり、角質を剥がしながら皮膚の再生を促す作用があります。トレチノインによって肌のターンオーバーが促進されるため、ニキビ跡の改善が可能です。
同時に、コラーゲンの分泌促進や皮脂の分泌を抑制する効果も期待できます。

内服療法

内服療法のなかでも、トラネキサム酸は、炎症を鎮めてメラニンの生成を抑制する働きがあるため、赤みや色素沈着など、ニキビ跡の改善に効果的です。
美白成分も含まれているため、ニキビ跡を改善しながら、明るくクリアな肌を目指したい方におすすめです。

セルフケアで赤みを軽減する方法

治療と併せて行うセルフケアも、ニキビ跡の赤みを軽減するために重要です。
以下では、日常的に取り入れられるセルフケアのポイントについてご紹介します。

紫外線対策

紫外線は、ニキビ跡の赤みを悪化させる要因の1つです。紫外線を浴びると、メラニン生成が促進されるため、赤みの悪化につながる場合があります。日常的に日焼け止めを使用し、外出時には帽子や日傘を活用することが大切です。
また、紫外線の強い時間帯の外出を避けることも、赤みの軽減につながります。

保湿ケア

肌のバリア機能を保つために、十分な保湿ケアが重要です。乾燥した肌はバリア機能が低下し、外部からの刺激を受けやすくなるため、赤みが悪化する原因になる場合があります。
ヒアルロン酸やセラミドを含む保湿剤を使用して、肌に十分な潤いを与えることで、赤みの軽減が期待できます。

栄養バランスの取れた食事

肌の健康は、体内からの栄養供給に大きく影響します。ビタミンCやE、亜鉛などの栄養素は、肌の回復をサポートし、赤みを軽減する効果があります。ビタミンCやE、亜鉛などの栄養素をバランス良く摂取するために、果物や野菜、魚、ナッツなどを積極的に食事に取り入れるように心がけてください。

まとめ

1年以上消えないニキビ跡の赤みを改善するためには、美容皮膚科や医療機関などでの治療がおすすめです。
また、治療の効果を高めるには、日常のセルフケアも大切になります。紫外線対策や保湿ケア、栄養バランスの取れた食事を心がけると、より早く赤みを改善することが期待できます。
TCBスキンクリニックでは、ニキビ跡を改善するさまざまな治療をご用意しています。ニキビ跡の赤みにお悩みの方は、一度TCBスキンクリニックまでお越しください。無料カウンセリングにて、患者様一人ひとりの状態に応じて適切な治療方法をご提案します。

本ページの監修医師

肌は年齢や生活環境、日々のストレスなど、多くの要因から影響を受けやすく、人それぞれお悩みが異なります。乾燥やしみ、毛穴やニキビなど、肌トラブルは放置せず、悪化する前に早めの対処をしてください。TCBスキンクリニックでは、患者様が安心して治療を受けられるよう、医師が丁寧にカウンセリングを行い、肌の状態やお悩みに応じたプランをご提案いたします。美しい肌を手に入れるためには正しい知識を持ち、適切な治療を選ぶ必要があります。どんな肌悩みでもお気軽にご相談ください。皆様の理想の肌づくりをサポートいたします。

TCBスキンクリニック
【町田院】
院長 中村 杏奈
詳しいプロフィールを見る
中村 杏奈 医師
経歴
東京慈恵会医科大学医学部 卒業
東京慈恵会医科大学附属病院
都内美容クリニック
東京中央美容外科 町田院 院長

人気の記事

顔ダニとニキビの見分け方は?効果的な対処法を解説
投稿日:2024年09月20日 顔ダニとニキビの見分け方は?効果的な対処法を解説
サブシジョンに効果はなし?失敗すると言われる理由について解説
投稿日:2024年09月18日 サブシジョンに効果はなし?失敗すると言われる理由について解説
右頬のニキビは内臓の不調に原因がある?ニキビの治し方について解説
投稿日:2024年09月20日 右頬のニキビは内臓の不調に原因がある?ニキビの治し方について解説

MENU 診療内容のご案内

豊富な経験と高い技術で、美容のお悩みにお応えします

TCBの施術内容は当院の
医師より監修されております

多様なジャンルの専門医、医学博士が在籍し
高いレベルの施術を提供しております

TCBでは高い技術を持つ経験豊富なドクターが在籍し、患者様の願いと理想の実現に全力を尽くしております。
日本形成外科学会 専門医・日本美容外科学会(JSAPS)専門医・日本創傷外科学会 正会員・日本形成外科手術手技学会会員・日本マイクロサージャリー学会会員が在籍。
また、医学研究能力を持つ医学博士が在籍しており高度最先端医療、新薬開発に携わることで医療の進歩・向上に貢献しています。
TCBグループの所属ドクター達は美容外科医や医療の第一線で腕を磨いた外科医など高い技量を持ったドクターで常に高いレベルの施術を提供いたします。