おでこニキビの原因は?前髪を上げたくないときの治し方について解説

投稿日:2024年11月21日

おでこニキビの原因は?前髪を上げたくないときの治し方について解説

おでこにニキビができたとき、前髪で目立たないように隠している方もいると思いますが、前髪で隠す行為はニキビにとって逆効果です。前髪が触れる刺激やヘアスタイリング剤に含まれる成分によって、おでこニキビを悪化させる可能性があります。
今回のコラムでは、おでこニキビの原因や、前髪を上げたくない場合のおでこニキビの治し方についてご紹介します。

おでこニキビができる原因

おでこにニキビができる主な原因は、皮脂の過剰分泌や毛穴の詰まりです。おでこは皮脂分泌が多い「Tゾーン」に該当します。皮脂が過剰に分泌されると毛穴が詰まりやすくなり、ニキビの発生につながります。また、前髪・整髪料の刺激やストレスや食生活、肌の乾燥などもニキビの原因となるため、注意が必要です。

前髪や整髪料による刺激

前髪がおでこや頬などに触れていると、皮膚に刺激を与えてニキビができる場合があります。また、髪の毛についたほこりや、日常的に使用するワックス、ヘアスプレーなどの整髪料も、おでこニキビの原因となります。整髪料が直接おでこにつくと、油分や香料などの成分で毛穴が詰まりやすくなります。
シャンプーやトリートメントのすすぎ残しも毛穴を詰まらせる原因となるため、しっかり洗い流すことが大切です。

ストレス

ストレスは自律神経が乱れ、ニキビが発生する原因の1つです。自律神経には、交感神経と副交感神経の2種類があります。ストレスを感じると、交感神経が活発になり、男性ホルモンの分泌が促進されます。男性ホルモンは皮脂分泌を促進するため、毛穴が詰まりやすくなり、ニキビができやすくなります。

食べ物

ジャンクフードやスナック菓子などの揚げ物を中心とした食生活は、皮脂の過剰分泌を引き起こし、ニキビの原因となります。また、ドーナツやケーキなど糖質・脂質を多く含むスイーツや、糖分の多い清涼飲料水、アルコールの摂りすぎもニキビが発生する場合があります。日常生活において、ニキビができやすい食べ物を控えることが大切です。

肌の乾燥

肌の乾燥は、おでこに限らずニキビの発生を招く要因の1つです。肌が乾燥すると、ターンオーバーが乱れて古い角質が溜まりやすくなります。古い角質や汚れが毛穴に溜まると、ニキビが発生する場合があります。
また、乾燥した肌を守るために過剰に分泌された皮脂が毛穴に詰まると、アクネ菌が繁殖しやすくなります。

前髪を上げるとニキビは治りやすくなる?

前髪でおでこを隠していると、摩擦や刺激によってニキビが悪化する場合があります。おでこにニキビができたときは、ヘアピンやヘアバンドで前髪を上げて、おでこに触れないようにする工夫が大切です。前髪を上げるヘアスタイルを取り入れると、肌への負担を軽減し、ニキビの改善を促す効果が期待できます。

前髪を上げたくない場合のおでこニキビの治し方

おでこニキビを改善するには、前髪を上げたスタイリングが効果的ですが、前髪を上げることに抵抗がある方もいるかもしれません。外出時に前髪を上げるのが難しい場合は、自宅にいる間だけでもニキビに前髪が当たらないよう意識してください。
また、おでこニキビを治すには、髪型以外にも日々の生活習慣の見直しも重要です。以下では、具体的な対策を紹介します。

ストレスを発散する

おでこニキビの改善には、ストレスを溜めないことが大切です。適度な運動やゆっくり入浴するなどをしてストレスを発散すると、自律神経やホルモンバランスを整える効果に期待できます。

シャンプーや洗顔などのすすぎ残し

シャンプーやコンディショナー、洗顔料などのすすぎ残しは、ニキビの原因であるアクネ菌の栄養源となるため、しっかり洗い流す必要があります。また、熱いお湯で洗い流すと、必要な皮脂まで流れてしまう場合があります。肌を乾燥させないためにも、ぬるま湯で優しく洗い流すように心がけてください。

食生活の改善

ニキビの改善には、ピーマンやブロッコリーなどのビタミンCが豊富な食べ物や、ビタミンB群を含む豚肉やサバなどの積極的な摂取がおすすめです。ビタミンCは抗酸化作用、ビタミンB群には肌を修復する作用があります。揚げ物やスイーツなどを控え、野菜や魚を中心とした食生活を意識すると、ニキビの発生や悪化の予防につながります。

質の良い睡眠を心がける

睡眠不足はホルモンバランスを乱し、ニキビを悪化させる可能性があります。おでこニキビを改善するためにも、午後10時から午前2時の「ゴールデンタイム」と呼ばれる時間帯に寝るよう心がけ、質の良い睡眠を取ることが大切です。ゴールデンタイムは、成長ホルモンが分泌されやすい時間帯であり、肌のターンオーバーを正常化する効果が期待できます。

美容皮膚科での治療方法

おでこニキビは、セルフケアや市販薬などで改善する可能性もありますが、効果が実感できない場合は、美容皮膚科での治療がおすすめです。
美容皮膚科で行われる治療には、内服薬や外用薬、ポテンツァやピコレーザーなどのレーザー治療、ハイドラフェイシャルやブラックピールなどのピーリング治療があげられます。ニキビの種類や症状によって治療方法はさまざまです。TCBスキンクリニックでは、患者様一人ひとりの状態に合わせて適切な治療をご提案します。

まとめ

おでこニキビの原因は、ストレスや食事、肌の乾燥、髪型や整髪料の刺激などがあげられます。おでこニキビを治すには、前髪を上げて生活することが効果的ですが、ヘアスタイルを変えられない場合は、生活習慣の見直しが重要です。
セルフケアで改善が難しい場合は、美容皮膚科での治療がおすすめです。TCBスキンクリニックでは、さまざまなニキビ治療をご用意しています。おでこニキビを治したい方はお気軽にご相談ください。無料カウンセリングを承っています。

本ページの監修医師

肌は年齢や生活環境、日々のストレスなど、多くの要因から影響を受けやすく、人それぞれお悩みが異なります。乾燥やしみ、毛穴やニキビなど、肌トラブルは放置せず、悪化する前に早めの対処をしてください。TCBスキンクリニックでは、患者様が安心して治療を受けられるよう、医師が丁寧にカウンセリングを行い、肌の状態やお悩みに応じたプランをご提案いたします。美しい肌を手に入れるためには正しい知識を持ち、適切な治療を選ぶ必要があります。どんな肌悩みでもお気軽にご相談ください。皆様の理想の肌づくりをサポートいたします。

TCBスキンクリニック
【町田院】
院長 中村 杏奈
詳しいプロフィールを見る
中村 杏奈 医師
経歴
東京慈恵会医科大学医学部 卒業
東京慈恵会医科大学附属病院
都内美容クリニック
東京中央美容外科 町田院 院長

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