ニキビ跡の赤みが治らないのはなぜ?赤みに効果的な対処法について解説

投稿日:2024年09月19日

ニキビ跡の赤みが治らないのはなぜ?赤みに効果的な対処法について解説

ニキビが治った後に残る赤みは、多くの人が経験する肌トラブルの1つです。ニキビ跡の赤みは通常3~6ヶ月程度で徐々に改善していきますが、場合によっては長期間にわたって残り続ける場合があります。ニキビ跡の赤みがなかなか治らない場合は、肌の炎症や生活習慣、食生活などの要因も考えられます。
本記事では、ニキビ跡として赤みが残る原因や、赤みが治らない理由、赤みに効果的な対処法についてご紹介します。

ニキビ跡として赤みが残る原因

ニキビ跡として赤みが残る原因は、ニキビによる炎症が関係しています。赤みは、ニキビの炎症によって、毛細血管が拡張して血液が集まることによって発生します。通常、ニキビが治ると炎症も治まり、赤みも次第に消えていくものですが、ニキビが深部にまで達していた場合や、強く触ったり潰したりしてしまった場合には、炎症が長引きやすく、赤みが残りやすくなります。

ニキビ跡の赤みが治らない理由

ニキビ跡の赤みが治らない理由はさまざまですが、主に自然治癒の遅れや生活習慣、スキンケアの影響が考えられます。

自然治癒が遅い

ニキビ跡の赤みが自然に治るには時間がかかる場合があります。ニキビ跡の赤みの改善には、肌のターンオーバー(新陳代謝)の速度や、個々の肌質が関係しています。通常、肌のターンオーバーは28日周期で行われますが、年齢やストレス、生活習慣などの影響で周期が遅れる可能性があります。特に、加齢によってターンオーバーが遅くなると、赤みが長引く傾向があります。

生活習慣やスキンケアの影響

生活習慣やスキンケアが原因でニキビ跡の赤みが長引く場合も少なくありません。不規則な生活やバランスの悪い食事、睡眠不足、過度なストレスは、肌の回復を遅らせ、炎症を引き起こしやすくします。
適切なスキンケアを怠ることも、赤みが治らない要因となります。過度な洗顔や刺激の強い化粧品の使用は、肌に負担をかけ、赤みを悪化させる可能性があるため注意が必要です。
また、保湿不足や紫外線対策を怠ると、乾燥や紫外線によるダメージが肌に蓄積され、赤みが残りやすくなります。

赤みに効果的な対処法

ニキビ跡の赤みを効果的に改善するためには、適切なスキンケアや生活習慣の見直しが必要です。
以下では、赤みを軽減するための具体的な対処法をいくつか紹介します。

スキンケアの見直し

赤みを帯びたニキビ跡の改善において、日常のスキンケアを見直すことが重要です。刺激の少ない洗顔料や保湿剤を使用し、肌に優しいスキンケアを心がけてください。洗顔はゴシゴシと擦らずに優しく行うことがポイントです。
また、保湿をしっかりと行うと、肌のバリア機能を高め、炎症を抑えることができます。
さらに、ビタミンC誘導体やナイアシンアミドなどの成分が含まれた美容液やクリームを取り入れることも赤みの改善に効果的です。ビタミンC誘導体やナイアシンアミドなどの成分は、抗酸化作用や美白効果があり、肌のターンオーバーを促進して赤みを軽減する働きがあります。

紫外線対策

紫外線は、ニキビ跡の赤みを悪化させる大きな要因の1つです。日中は、季節を問わず紫外線対策を行うことが重要です。日焼け止めや帽子や日傘、サングラスを活用して紫外線から肌を守るように対策をすることが大切になります。日常的に紫外線対策を徹底することが、赤みを早く治すための基本となります。

生活習慣の改善

赤みを改善するためには、生活習慣の見直しも大切です。バランスの取れた食生活や、十分な睡眠、ストレスの管理が重要です。
食生活では、ビタミンCやE、亜鉛など、肌の健康を保つために必要な栄養素を豊富に含んだ食事を心がけてください。アルコールやタバコの過剰摂取は肌に悪影響を与えるため、控えることをおすすめします。
適度な運動も血行を促進し、新陳代謝を高める効果があります。血流が良くなると、肌のターンオーバーが促進され、赤みの改善につながります。

美容皮膚科や医療機関での治療が必要な場合は?

ニキビ跡の赤みが長期間続く場合や、セルフケアだけでは改善が見られない場合には、美容皮膚科や医療機関での治療が効果的です。

赤みが6ヶ月以上続いている

ニキビ跡の赤みは通常3~6ヶ月程度で改善されます。
しかし、6ヶ月以上経っても赤みが改善しない場合、皮膚の深い層にダメージが残っている可能性があります。赤みが長引く場合は、専門の医師に相談し、適切な治療を受けることが重要です。

痛みやかゆみを伴う

赤み以外にも、痛みやかゆみを伴う場合は、炎症が続いている可能性があります。痛みやかゆみがある場合は、放置せずに美容皮膚科や医療機関で診察を受けることが必要です。炎症が長引くと、肌の状態がさらに悪化し、治療が困難になる場合があります。

日常生活に支障をきたしている

赤みが気になって日常生活に支障をきたしている場合も、美容皮膚科や医療機関での治療がおすすめです。
ニキビ跡の赤みに効果的な治療方法として、ダーマペン4やポテンツァ、IPL光治療、トレチノイン療法などがあります。TCBスキンクリニックでは、患者様一人ひとりの状態に応じて適切な治療方法をご提案します。

まとめ

ニキビ跡の赤みが治らない場合、肌の炎症や生活習慣の乱れなどが原因としてあげられます。赤みを改善するためには、適切なスキンケアや紫外線対策、生活習慣の見直しが大切です。
また、セルフケアで改善が見られない場合や、赤みが6ヶ月以上続く場合は、美容皮膚科や医療機関での治療が効果的です。
TCBスキンクリニックでは、ニキビ跡の赤みを改善するさまざまな治療をご用意しています。患者様によって適した治療方法や回数が異なりますので、赤みのあるニキビ跡にお悩みの方は、一度TCBスキンクリニックまでお越しください。無料カウンセリングを承っています。

本ページの監修医師

肌は年齢や生活環境、日々のストレスなど、多くの要因から影響を受けやすく、人それぞれお悩みが異なります。乾燥やしみ、毛穴やニキビなど、肌トラブルは放置せず、悪化する前に早めの対処をしてください。TCBスキンクリニックでは、患者様が安心して治療を受けられるよう、医師が丁寧にカウンセリングを行い、肌の状態やお悩みに応じたプランをご提案いたします。美しい肌を手に入れるためには正しい知識を持ち、適切な治療を選ぶ必要があります。どんな肌悩みでもお気軽にご相談ください。皆様の理想の肌づくりをサポートいたします。

TCBスキンクリニック
【町田院】
院長 中村 杏奈
詳しいプロフィールを見る
中村 杏奈 医師
経歴
東京慈恵会医科大学医学部 卒業
東京慈恵会医科大学附属病院
都内美容クリニック
東京中央美容外科 町田院 院長

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