首のほくろ除去方法と押さえておくべきポイントの解説

投稿日:2025年02月13日

首のほくろ除去方法と押さえておくべきポイントの解説

首や顔、腕などの目立つ場所にほくろができると、どうしても気になるものです。そのような悩みを改善するために、近年では美容皮膚科でのほくろ除去が人気を集めています。本コラムでは、首のほくろ除去が美容面に与える影響や皮膚がんとの見分け方、美容皮膚科で行われる一般的なほくろ除去の方法について詳しく解説します。

首のほくろ除去が美容面に与える影響

首元は顔と同様に目立ちやすい部分であり、ほくろがあると気になってしまう方も少なくないと思います。首のほくろ除去を行うと、首元がスッキリと見え、肌本来の美しさを引き立てることにもつながります。
ここでは、首のほくろ除去が美容面に与える影響について解説します。

自己肯定感を高める

首のほくろが気になると、外見に対して自信を持ちにくくなることがあります。首のほくろ除去を行うと、首元がスッキリと綺麗に見え、見た目に対する不安が軽減されます。
また、服装などで隠すことが減り、より快適に過ごせるようになります。

若々しい印象を与える

ほくろは、年齢とともに増えて目立つ可能性がありますが、首のほくろを除去すると、若々しく魅力的な印象を引き出すことができます。首のほくろ除去は、より若々しい印象を維持するための効果的な方法です。

首のほくろ除去が検討されるもう1つの理由

ほくろの変色や大きさ、形が不規則になるなどの変化は、皮膚がんの兆候を示している可能性があります。
ここでは、ほくろと皮膚がんの見分け方や早期発見の重要性について解説します。

ほくろと皮膚がんの見分け方は?

ほくろと皮膚がんを見分けることはとても重要です。特にメラノーマは早期発見が治療の鍵を握ります。ほくろは通常、円形や楕円形で均一な色のものが多く、成長もゆっくりです。一方、メラノーマは左右非対称で不規則な形が多く、色ムラやギザギザの縁、境界のぼやけなどが見られます。
また、メラノーマの大きさの目安は6ミリを超えるものとされています。数年以内に急激に大きくなったり、時間と共に形や色が変わったりした場合は要注意です。ほくろの変化に気付いたときは、早期にクリニックを受診しましょう。早期発見と適切な治療を受けることで、治療の効果が高まり、より良い結果が期待できます。

美容皮膚科で行われる一般的なほくろ除去について

美容皮膚科で行われるほくろ除去は、レーザー治療や電気メスによる表面分解法など、さまざまな方法があります。ほくろの大きさや深さ、発生場所によって治療方法が異なります。ここでは、一般的な治療方法について解説します。

レーザー治療

直径1ミリ以下の平らなほくろに対して行う治療です。1回のレーザー照射で除去できることもありますが、色素が濃いものは治療から3ヶ月ほど期間を空けて、さらに3~5回の照射が必要な場合もあります。レーザー治療は、メスを使用しないため傷跡が残りにくく、出血が少ないという特徴があります。
また、周囲の皮膚へのダメージが少なく、患部へ効果的にアプローチできます。

電気メスによる表面分解法

電気メスの熱を利用してほくろの表面を削り取る治療です。6ミリ以下の平らなほくろや膨らみのあるほくろに対し効果的です。治療と同時に止血を行うため、出血が抑えられ、治療後の痛みや腫れも少ないという特徴があります。サイズが小さいものや色素が薄いものは1度で除去できる場合もありますが、サイズが大きいものや大きく膨らんでいるものは瘢痕化のリスクがあるため、複数回に分けての治療がおすすめです。

切開法

ほくろをメスで切り取る方法で、主に6ミリ以上の大きなほくろや深いほくろに用いられます。根元組織まで取り除くことができるため、再発のリスクが低いという特徴があります。治療から5~7日後に抜糸のため、通院が必要です。抜糸直後は傷跡が残る可能性がありますが、治療後3ヶ月ほど経過すると、縫合による傷跡をメイクで隠せるようになることが多いです。
また、患部を適切に保護すれば、シャワーなどの日常生活も当日から行えるため、大きなほくろや深いほくろに悩む方に人気の治療です。

くり抜き法

ほくろの形に合わせて円形にくり抜く、6ミリ以下のほくろに対して行う治療です。ほくろの状態によっては6ミリ以上の大きなものにも対応可能です。ある程度深くまで組織を取るため、再発の可能性は低いです。治療後は、患部が少しくぼむ場合がありますが、皮膚の再生と共に徐々に目立たなくなります。

ほくろ除去後の注意点

治療後の適切なケアによって回復がよりスムーズに進み、美しい仕上がりを目指せます。
治療後は、患部の状態が安定するまで激しい運動を控えてください。
また、色素沈着を防ぐため、日焼けしないことも大切です。治療後は、平均2~3ヶ月ほど患部がピンク色の状態になります。患部がピンク色の状態の間は、特にデリケートで色素沈着しやすいため、日焼け止めを使用して紫外線から保護しましょう。

まとめ

首は顔と同様に目立ちやすい部位であり、ほくろがあることで自信を持てない方も少なくありません。ほくろを除去することで、首元がスッキリと整い、肌本来の美しさが引き立ちます。さらに、服装で隠す必要もなくなり、日常生活がより快適になります。自己肯定感も向上し、若々しく魅力的な印象を与えることができます。
また、ほくろが悪性の兆候を示す場合もあります。変色や大きさ、形が不規則になるなどの変化に不安を感じている方にとっても、首のほくろ除去の検討は大切なことです。ほくろ除去には、レーザー治療や電気メスによる表面分解法など、さまざまな治療方法があります。どの方法が適切かは、ほくろの大きさや深さ、発生場所によって異なります。
ほくろ除去は、見た目の改善だけでなく、健康を守るための重要な手段にもなります。首のほくろが気になる場合は、自己判断で放置せず、まずは医師への相談をおすすめします。

本ページの監修医師

TCBスキンクリニックでは、しわやたるみを改善するエイジングケア治療、理想のフェイスラインにこだわった小顔治療、メスを使わない身体への負担が少ないプチ整形など、さまざまなメニューをご用意しております。患者様がリラックスしてご相談いただける環境を整え、丁寧なカウンセリングを通じて一人ひとりに適したプランをご提案いたします。「顔の印象を変えたい」「理想の見た目に近づきたい」など、治療に関するご要望がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。皆様のご来院をお待ちしております。

TCBスキンクリニック
【新宿東口院】
院長 高柳 佑衣子
詳しいプロフィールを見る
高柳 佑衣子 医師
経歴
東京女子医科大学医学部 卒業
順天堂大学附属順天堂医院 皮膚科
越谷市立病院 皮膚科
東京曳舟病院 皮膚科
同愛会病院 皮膚科
東京中央美容外科 新宿東口院 副院長
東京中央美容外科 渋谷西口院 院長
東京中央美容外科 秋葉原院 院長
東京中央美容外科 新宿東口院 院長
備考
日本皮膚科学会 正会員
日本医師会 認定産業医

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