なかなか改善しないニキビ跡に悩んでいませんか?
ピコレーザーは、シミやそばかす、肝斑などの改善に適した治療法ですが、ニキビ跡にも効果が期待できるのをご存知でしょうか。繰り返す肌トラブルで諦めかけていた方も、ピコレーザーの治療を通じて、肌質改善ができる可能性があります。
この記事では、ピコレーザーの種類や、ニキビ跡に対する具体的な効果について解説しています。ニキビ跡にお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。
ピコレーザーとは
ピコレーザーは、レーザー技術を使用した美容治療の1つで、シミやくすみ、肝斑の改善に効果的です。一般的なレーザー治療よりも照射時間が短く、肌への負担を抑えながら色素を破壊することができます。
ピコレーザーは、肌表面へのダメージが少ないため、ダウンタイムをより抑えた治療が可能です。ニキビ跡を改善する効果もあり、さまざまな肌トラブルにアプローチできるため注目されています。
ピコレーザーの種類
ピコレーザーの照射方法は「ピコトーニング」「ピコフラクショナル」「ピコスポット」の3種類があります。それぞれの照射方法の特徴について解説します。
ピコトーニング
ピコトーニングは、低出力で均一に照射する方法で、シミやそばかす、肝斑の改善に向いています。広い範囲に照射可能なため、肌全体をトーンアップできます。
治療時間は10〜20分程度で、メイクや洗顔は治療後すぐ可能です。
ピコフラクショナル
ピコフラクショナルは、細かい点状のレーザーを部分的に照射する方法で、肌の奥深くまでレーザーが届くため、凹凸のあるニキビ跡の改善に適しています。レーザー照射による衝撃波によって、コラーゲンやエラスチンが生成されるため、毛穴の開きやしわなどの改善にも効果的です。
治療時間は40〜45分程度で、メイクや洗顔は治療後すぐ可能です。
ピコスポット
ピコスポットは、濃いシミに適応していて、気になるシミに対してピンポイントでレーザーを照射する方法です。集中的に色素に働きかけるため、少ない治療回数でシミの除去が期待できます。
治療時間は10〜15分程度で、メイクや洗顔は翌日から可能です。
ピコフラクショナルによるニキビ跡改善効果
ピコフラクショナルは、ニキビ跡の改善に適した照射方法です。色素沈着やクレーターのニキビ跡の改善が期待できます。
色素沈着
ニキビ跡の色素沈着は、茶色いシミのようになった状態です。ピコフラクショナルでは、色素沈着を効果的に分解し、肌のトーンを均一に整えることができます。複数回の治療によって、新しい皮膚の再生が促されるため、ニキビ跡が目立ちにくくなります。
クレーター
ニキビ跡が原因でできるクレーターは、肌の表面がデコボコして見えるため、メイクでも隠しにくいのが悩みです。ピコフラクショナルは、真皮内に点状の微細な穴を開けて、コラーゲンの生成を活性化させます。その結果、肌の質感が滑らかになり、徐々に凹凸が目立たなくなるため、ニキビ跡の改善に有効です。
ピコレーザーの注意点
ピコレーザーの治療を受ける際にはいくつかの注意点があります。
治療が受けられない人
ピコレーザーは、妊娠中の方、過度な日焼けをしている方、治療部位に金の糸が入っている方は治療を受けられません。
ご不明点があれば、お気軽に無料カウンセリングにてご相談ください。
治療の頻度と回数
ピコレーザーは1回の施術で効果を感じることもありますが、より高い効果を実感したい場合は、複数回の治療が推奨されます。ピコトーニングは10回以上、ピコフラクショナルは5〜10回程度、ピコスポットは1~3回程度が目安です。
ニキビ跡を改善したい場合はニキビ跡の進行度によって回数が変わるため、カウンセリング時に医師が患者様の肌状態を診察し、適切な治療プランをご提案します。
まとめ
ピコレーザーの照射方法の1つであるピコフラクショナルは、ニキビ跡の改善が期待できます。色素沈着やクレーターのあるニキビ跡に有効です。ただし、治療には注意点もあるため、カウンセリングで十分な説明を受け、適切な治療プランを立てることが大切です。
TCBスキンクリニックでは、ニキビ跡を改善するさまざまな治療をご用意しています。ニキビ跡が気になるという方は、ぜひお気軽にご相談ください。
本ページの監修医師
肌は年齢や生活環境、日々のストレスなど、多くの要因から影響を受けやすく、人それぞれお悩みが異なります。乾燥やしみ、毛穴やニキビなど、肌トラブルは放置せず、悪化する前に早めの対処をしてください。TCBスキンクリニックでは、患者様が安心して治療を受けられるよう、医師が丁寧にカウンセリングを行い、肌の状態やお悩みに応じたプランをご提案いたします。美しい肌を手に入れるためには正しい知識を持ち、適切な治療を選ぶ必要があります。どんな肌悩みでもお気軽にご相談ください。皆様の理想の肌づくりをサポートいたします。
【町田院】
経歴
- 東京慈恵会医科大学医学部 卒業
- 東京慈恵会医科大学附属病院
- 都内美容クリニック
- 東京中央美容外科 町田院 院長