いぼ除去はレーザー治療がおすすめ？治療方法について詳しく解説

投稿日：2025年06月09日

いぼは、肌にできる小さなできものです。顔や首、手などの目立つ部分に現れると、気になってしまう方も多いのではないでしょうか。メスを使用しないため出血が少なく、傷跡も残りにくいレーザー治療は、いぼ除去の治療で広く用いられています。
本コラムでは、レーザー治療をはじめとする、いぼ除去の治療方法について詳しく解説します。

いぼ除去の治療方法

いぼは、種類や大きさなどによって適した治療方法が異なります。レーザー治療は、メスを使用しないため出血が少なく、傷跡も残りにくいことから、治療に不安を感じる方にもおすすめです。他にも、電気メスを使った表面分解法や切開法、くり抜き法など、さまざまな治療方法があります。適切な治療選びは、いぼを効果的に除去し、再発を防ぐためにも重要です。いぼの種類や大きさなどをクリニックに相談のうえ、適した治療方法を選択してください。
ここでは、一般的ないぼの治療方法について紹介します。

レーザー治療

レーザー治療で行ういぼ除去は、CO2レーザー（炭酸ガスレーザー）やQスイッチヤグレーザーを使用し、いぼを蒸散させたり、色素を除去したりします。特に、直径1ミリ以下で盛り上がりの少ないいぼに対して効果的です。
CO2レーザー（炭酸ガスレーザー）は水に吸収されやすい性質のレーザーで、いぼに照射することで細胞内の水分に反応し、熱エネルギーを発生させて組織を蒸散させます。周囲の皮膚への余計なダメージを抑えながら治療できることが特徴です。基本的に1回で除去可能ですが、いぼの状態によっては3ヶ月程度期間を空けて、3～5回の照射が必要となる場合もあります。
また、メスを使用しないため、出血が少なく、治療後の傷跡があまり目立たないメリットがあります。
一方、Qスイッチヤグレーザーはメラニン色素に反応する性質を活かし、扁平で薄茶色のいぼに対してピンポイントにアプローチします。周囲の組織を傷つけにくく、より効果的な除去が可能です。

電気メスによる表面分解法

6ミリ以下の平らないぼや膨らみのあるいぼに対し、電気メスの熱を利用して表面を削り取ります。治療と同時に止血しているため、出血はほとんどなく、治療後の腫れや痛みも少ない特徴があります。色素が薄いものやサイズが小さいものは1度で除去できる場合もありますが、サイズが大きいものや大きく膨らんでいるものは瘢痕化するリスクがあるため、複数回に分けての治療をおすすめしています。

切開法

主に6ミリ以上の大きないぼに用いられます。いぼの周りを木の葉状に切開して、周辺の組織から慎重に取り除き、縫合します。根元組織まで取り除くことが可能なため、再発の可能性が低いという特徴があります。治療から5～7日後に抜糸のため、通院が必要です。抜糸直後は傷跡が残っても、3ヶ月ほど経過すると、多くの場合は縫合による傷跡をメイクで隠せる程度になります。患部を適切に保護すれば、シャワーなどの日常生活も当日から行えます。

くり抜き法

いぼの形に合わせて円形にくり抜く、6ミリ以下のいぼに対してよく行われる治療方法です。いぼの状態によっては6ミリ以上の大きさのものにも対応可能です。ある程度深くまで組織を取るため、再発の可能性が低いという特徴があります。治療後は、患部に少しくぼみが残る場合がありますが、皮膚の再生と共に次第に目立たなくなります。

レーザー治療によるいぼ除去の流れ

1.カウンセリング
クリニックのカウンセリングで、適切な治療方法やダウンタイムなどについて説明を受けます。
2.クレンジング・洗顔
来院時にメイクや日焼け止めをつけている場合は、クレンジングで洗い落としてください。さらに、皮脂や汚れを洗顔でしっかりと落とし、患部を清潔な状態にします。
3.マーキング
除去するいぼを確認し、治療する部位にマーキングを行います。
4.麻酔
痛みを軽減するため、表面麻酔もしくは局所麻酔を施します。
5.レーザー照射
レーザーを照射し、いぼの組織を蒸散させます。
6.アフターケア
治療後は、最低でも10日間は保護テープを貼って患部を保護し、傷の治癒を促進させます。

いぼ除去の料金

レーザー治療をはじめとするいぼ除去は、自費診療となる場合が多いため、事前に確認しておくと安心です。
TCBスキンクリニックでは、自費診療にていぼ除去を行っており、より多くの方にご利用いただけるよう、美容皮膚科の治療をリーズナブルな価格で提供しています。料金について不明点や不安があれば、カウンセリング時に気軽にご相談ください。初めての方でも安心して治療を受けられる体制を整えています。

いぼを取った後の注意点や、おすすめのケアは？

患部の状態が安定するまでは、激しい運動はお控えください。また、色素沈着を防ぐため、治療後1ヶ月は直射日光を避けたり日焼け止めを使用したりして紫外線を防いでください。患部への強い刺激を避けると、回復がよりスムーズに進み、綺麗な仕上がりを目指せます。

まとめ

いぼ除去にはさまざまな治療方法があり、炭酸ガスレーザーやQスイッチヤグレーザーなどのレーザー治療、電気メスによる表面分解法、切開法、くり抜き法などがあります。いぼの種類や大きさによって適した治療方法が異なるため、自己判断せずに医師への相談をおすすめします。
いぼ除去は自費診療となることが多いため、治療を受ける前に料金について確認しておくと安心です。
さらに、治療後は紫外線対策や刺激の回避など、丁寧なアフターケアを行うことで、回復を早め、色素沈着のリスクも軽減されます。
いぼが気になる方は、クリニックでのカウンセリングを受け、適切な治療方法を選びましょう。

本ページの監修医師

TCBスキンクリニックでは、しわやたるみを改善するエイジングケア治療、理想のフェイスラインにこだわった小顔治療、メスを使わない身体への負担が少ないプチ整形など、さまざまなメニューをご用意しております。患者様がリラックスしてご相談いただける環境を整え、丁寧なカウンセリングを通じて一人ひとりに適したプランをご提案いたします。「顔の印象を変えたい」「理想の見た目に近づきたい」など、治療に関するご要望がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。皆様のご来院をお待ちしております。

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【新宿東口院】

院長高柳佑衣子

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