ほくろ除去後の保護テープはいつまで貼るべき?役割や使用期間について解説

投稿日:2025年06月09日

ほくろ除去後の保護テープはいつまで貼るべき?役割や使用期間について解説

ほくろ除去後は、患部を守るために保護テープを貼ることが一般的です。しかし、どれくらいの期間貼り続けるべきか悩む方も多いのではないでしょうか。
本コラムでは、治療後の保護テープの役割と使用期間について詳しく解説し、さらに効果的なアフターケアについても紹介します。ほくろ除去を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

ほくろ除去後の保護テープはいつまで貼ればいい?

治療後は、保護テープを貼ることで出血を抑え、デリケートな患部を守ります。クリニックで貼られた保護テープは、通常1〜2日後に張り替える必要があります。その後は、毎日新しい保護テープに貼り替え、常に清潔な状態を保ちましょう。基本的には、最低でも10日間は保護テープを貼るように推奨しています。

ほくろ除去後の保護テープの役割とは

治療後は、患部が非常にデリケートな状態です。保護テープは、外的刺激から患部を守り、治癒を促進させることで傷跡を目立ちにくくする重要なアイテムです。ここでは、治療後の保護テープの主な役割について解説します。

色素沈着リスクの低減

治療後の皮膚は、紫外線や摩擦などの外的刺激に敏感になっており、色素沈着が起こりやすい状態です。外的刺激を受けるとメラニンが過剰に生成され、仕上がりに影響する可能性もあります。保護テープは外部刺激から患部を守り、色素沈着のリスクを抑えるために効果的です。特に治療後の10日間は紫外線の影響を受けやすいため、保護テープを貼り続けることで、肌の自然な回復をしっかりとサポートできます。

傷口の保護

治療後の傷口は非常にデリケートで、外的刺激の影響を受けやすい状態です。外的刺激によって傷の回復が遅れたり、跡が残りやすくなる可能性もあるため、丁寧なケアが必要です。
保護テープを使用することで患部を外的刺激からしっかりと守り、傷の治癒をスムーズに進める助けになります。さらに、乾燥や雑菌の侵入を防ぐため、炎症などのリスクも軽減されます。安心して治療を進めるためにも、テープは適切な期間使用することが大切です。

保護テープは目立つ?

顔などの目立つ部位のほくろ除去を検討していても、保護テープが目立つことを気にして治療を躊躇してしまう方も少なくありません。
しかし、治療後は薄手で肌色の保護テープが広く使用されており、貼っていても目立ちにくいため、周囲に気付かれたくない方にも配慮されています。また、ほくろ除去後は、保護テープを貼った状態であれば当日からメイクもできるため、外出時も安心してお過ごしいただけます。

綺麗な仕上がりのためのアフターケア

保護テープの使用に加えて、適切なアフターケアを行うことで傷跡が目立ちにくく、綺麗な仕上がりを目指せます。ここでは、ほくろ除去後におすすめのアフターケアについて紹介します。
ほくろ除去後に患部を乾燥させてしまうと、治癒が遅れる可能性があります。患部の回復を促進するために、保湿ケアは欠かさずに行いましょう。スキンケア用品を選ぶ際は、肌への刺激が少なく優しい成分のものを使用すると安心です。色素沈着を防ぐために、美白成分を含んだクリームの使用もおすすめです。保湿ケアは、患部を擦らないように優しく丁寧に行うよう心がけてください。

日常生活の注意点

ほくろ除去後は、日常生活の中で守るべきポイントをしっかり意識して、回復をサポートしましょう。ここでは、回復を促進するために日常生活で意識してほしいポイントを解説します。

外的刺激を避ける

治療後に患部をこすったり、かさぶたを無理にはがしたりすると、状態が悪化してダウンタイムが長引く可能性があります。かさぶたは、自然にはがれるのを待ち、外的刺激を加えないように意識しましょう。

規則正しい生活を意識する

消化が良く、バランスの取れた食事を心掛け、必要な栄養素を摂取しましょう。特にビタミンB6は肌のターンオーバーを促進し、余分なメラニン色素を排出させるため、肌の健康に欠かせない栄養素です。ビタミンB6が豊富に含まれている赤身の肉や魚、バナナ、アボカドなどの食材を積極的に取り入れることが推奨されます。
また、肌の回復には十分な睡眠が不可欠です。質の良い睡眠を確保し、心身ともにリラックスできる環境を整えることが、早期回復につながります。

運動や飲酒について

運動や飲酒には血行を促進する作用があります。治療直後に運動や飲酒を行うと、傷口から出血しやすくなり、ダウンタイムが長引く可能性があるため、避けてください。

シャワーや入浴について

患部を濡らさないように注意すれば、治療当日からシャワーや洗髪が可能です。入浴は翌日から行えますが、サウナなど血行を促進するものは控えましょう。

まとめ

治療後の患部はデリケートで、紫外線や摩擦などの外的刺激に敏感です。保護テープは、外的刺激から患部を守り、色素沈着などを防ぐ重要な役割を担っています。保護テープをいつまで貼るべきか悩む方も多いですが、最低でも10日間の使用を推奨しています。治療後最初に貼った保護テープは1〜2日後に新しいものに貼り替えが必要で、その後は毎日交換して清潔に保ってください。肌色で薄手のテープを使用すれば、顔など目立つ部位でも周囲に気づかれにくく、外出時にも安心です。保護テープを適切に使用し、外的刺激を避けたり、アフターケアを行ったりすることが、傷跡を目立ちにくくする鍵となります。

本ページの監修医師

TCBスキンクリニックでは、しわやたるみを改善するエイジングケア治療、理想のフェイスラインにこだわった小顔治療、メスを使わない身体への負担が少ないプチ整形など、さまざまなメニューをご用意しております。患者様がリラックスしてご相談いただける環境を整え、丁寧なカウンセリングを通じて一人ひとりに適したプランをご提案いたします。「顔の印象を変えたい」「理想の見た目に近づきたい」など、治療に関するご要望がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。皆様のご来院をお待ちしております。

TCBスキンクリニック
【新宿東口院】
院長 高柳 佑衣子
詳しいプロフィールを見る
高柳 佑衣子 医師
経歴
東京女子医科大学医学部 卒業
順天堂大学附属順天堂医院 皮膚科
越谷市立病院 皮膚科
東京曳舟病院 皮膚科
同愛会病院 皮膚科
東京中央美容外科 新宿東口院 副院長
東京中央美容外科 渋谷西口院 院長
東京中央美容外科 秋葉原院 院長
東京中央美容外科 新宿東口院 院長
備考
日本皮膚科学会 正会員
日本医師会 認定産業医

人気の記事

右頬のニキビは内臓の不調に原因がある?ニキビの治し方について解説
投稿日:2024年09月20日 右頬のニキビは内臓の不調に原因がある?ニキビの治し方について解説
鼻の頭にできるニキビは内臓が不調のサイン?原因と対策を解説
投稿日:2024年09月19日 鼻の頭にできるニキビは内臓が不調のサイン?原因と対策を解説
サブシジョンに効果はなし?失敗すると言われる理由について解説
投稿日:2024年09月18日 サブシジョンに効果はなし?失敗すると言われる理由について解説

MENU 診療内容のご案内

豊富な経験と高い技術で、美容のお悩みにお応えします

TCBの施術内容は当院の
医師より監修されております

多様なジャンルの専門医、医学博士が在籍し
高いレベルの施術を提供しております

TCBでは高い技術を持つ経験豊富なドクターが在籍し、患者様の願いと理想の実現に全力を尽くしております。
日本形成外科学会 専門医・日本美容外科学会(JSAPS)専門医・日本創傷外科学会 正会員・日本形成外科手術手技学会会員・日本マイクロサージャリー学会会員が在籍。
また、医学研究能力を持つ医学博士が在籍しており高度最先端医療、新薬開発に携わることで医療の進歩・向上に貢献しています。
TCBグループの所属ドクター達は美容外科医や医療の第一線で腕を磨いた外科医など高い技量を持ったドクターで常に高いレベルの施術を提供いたします。