「ニキビの正しい治し方がわからない」「ニキビに効果的なセルフケアが知りたい」などのお悩みはありませんか?
ニキビは、放っておくと悪化しやすく、跡が残ってしまう場合もあります。特に間違ったケアや対処法を行うと、治りにくいニキビ跡となり、長期間にわたり悩まされる可能性があるため、適切な処置を行うことが大切です。
今回の記事では、ニキビを治すために効果的なセルフケアや、美容皮膚科や医療機関による治療法についてご紹介します。
ニキビを治すには
ニキビができた場合、放置せずに早めの対策をすることが重要です。ニキビを治す方法には、大きく分けて自然治癒や自力で改善を図る「セルフケア」と、美容皮膚科や医療機関による「治療」の2つがあります。
ニキビを治す際には、症状に応じて適切なケアを行うことが大切です。セルフケアと美容皮膚科や医療機関による治療をバランスよく組み合わせると、ニキビを早期に改善し、健康な肌を取り戻すことができます。
ニキビを悪化させるNGなセルフケア
ニキビを早く治したいという焦りから、間違ったセルフケアを行ってしまうことがあります。
しかし、間違ったセルフケアは、かえってニキビを悪化させ、長引かせる原因となるため、注意が必要です。
過剰なスキンケア
過度な洗顔やスキンケアは、肌を乾燥させ、皮脂分泌を過剰に促進する原因になります。
また、刺激の強い化粧品や頻繁な角質除去も、肌のバリア機能を低下させ、ニキビを悪化させる要因となるため注意が必要です。
ニキビを放置する
ニキビを放置すると、炎症が進行し、ニキビ跡として残ってしまう場合があります。早期に適切なケアを行い、悪化を防ぐことが重要です。
特に、炎症を伴う赤いニキビや膿を伴うニキビは、放置せずに早めに対処が必要になります。
ニキビを触る
ニキビを指で触ったり、無理に潰したりすると、細菌が広がり炎症が悪化します。
また、手には多くの細菌が付着しているため、顔に触れるとさらにニキビが悪化する可能性があります。触らないことがニキビ悪化の防止には不可欠です。
ニキビを治すためのセルフケア
ニキビを効果的に治すためには、日常生活でのセルフケアが重要です。正しいセルフケアを行うことで、ニキビの改善を促し、再発を防ぐことが可能です。
以下に、ニキビを治すための具体的なセルフケアをご紹介します。
市販薬
市販薬は、軽度のニキビに対して手軽に使用できるセルフケアの1つです。ベンゾイル過酸化物やサリチル酸を含む市販のニキビ治療薬は、皮脂のコントロールや角質除去に効果があります。
ただし、自己判断での過剰使用は肌を乾燥させたり、刺激を与えてしまう可能性があるため、使用方法や頻度を守り、適度に使用することが大切です。
また、ニキビの種類によっては効果が限られる場合もあるため、症状が改善しない場合は医師に相談するようにしてください。
スキンケア
ニキビ改善の基本は、正しい洗顔です。皮脂や汚れをしっかりと取り除くために、朝晩の洗顔が重要です。洗顔料は肌に優しいものを選び、ぬるま湯で優しく洗い流します。ゴシゴシ擦らず、泡で包み込むように洗うことが大切です。
また、洗顔後には肌を乾燥から守るために保湿を行ってください。肌が乾燥すると、皮脂分泌が過剰になり、ニキビができやすくなります。
食生活の改善
食生活はニキビの治療に大きな影響を与えます。脂っこい食べ物や甘いものは避け、バランスの取れた食事を心がけてください。特に、ビタミンA、C、Eを豊富に含む野菜や果物、亜鉛を含む食品を摂取すると、肌の健康をサポートします。
また、水分を十分に摂ることも、肌のターンオーバーを促進し、ニキビの改善に役立ちます。
睡眠の質を向上させる
質の良い睡眠は、肌の再生を促し、ニキビの治療に効果的です。毎日7〜8時間程度の睡眠を確保し、就寝前のリラックス習慣を取り入れて、肌のコンディションを整えることがおすすめです。
睡眠の質を高めるため、深夜までのスマートフォンやパソコンの使用は控えることをおすすめします。
効果的なニキビ治療法
ニキビは症状やニキビの種類によってセルフケアでの改善が難しい場合があります。セルフケアを行っても改善されない場合や、ニキビの炎症がひどい場合は美容皮膚科や医療機関での治療が効果的です。
以下では、美容皮膚科や医療機関で行われる主なニキビ治療法についてご紹介します。
ダーマペン4
ダーマペン4は、微細な針を用いて肌に小さな穴を開け、肌の再生を促す治療法です。
これにより、ニキビ跡や肌の凹凸を目立ちにくくし、肌のキメを整える効果が期待できます。また、肌のターンオーバーを促進し、コラーゲン生成を活性化させるため、ニキビ跡の改善を目指す方にもおすすめです。
ポテンツァ
ポテンツァは、RF(高周波)と微細針を組み合わせた治療法で、肌の深層にまでアプローチします。ポテンツァは、ニキビ跡や毛穴の開きを改善するだけでなく、肌全体の引き締め効果もあります。高周波が皮膚のコラーゲン生成を刺激し、肌のハリと弾力を回復させます。
トレチノイン療法
トレチノイン療法は、ビタミンA誘導体であるトレチノインを使用する治療法で、皮膚のターンオーバーを促進します。特に、毛穴の詰まりを解消し、白ニキビや黒ニキビの改善に効果的です。トレチノインは、細胞の再生を促進し、古い角質を取り除くと、肌を滑らかにし、ニキビの再発を防ぎます。
内服療法
内服療法は、ホルモンバランスや体内の炎症をコントロールするために用いられる方法です。特に、抗生物質やビタミン剤、ホルモン剤などが処方され、内部からニキビの原因にアプローチします。内服療法は、ニキビの原因が体内にある場合に効果的で、他の治療法と併用すると、相乗効果が期待できます。医師の指導のもとで、定期的に服用することがニキビの治療に有効です。
まとめ
ニキビを効果的に治すためには、日常的なセルフケアが大切です。バランスの良い食生活や十分な睡眠を保ち、ニキビの悪化を防ぐように心がけてください。
セルフケアで改善が見られない場合は、ダーマペンやポテンツァなどの治療法を検討することが推奨されます。
TCBスキンクリニックでは、ニキビの改善に効果的なさまざまな治療法をご用意しています。ニキビでお悩みの方は無料カウンセリングまでご相談ください。患者様一人ひとりに合わせて適切な治療方法をご提案します。
本ページの監修医師
肌は年齢や生活環境、日々のストレスなど、多くの要因から影響を受けやすく、人それぞれお悩みが異なります。乾燥やしみ、毛穴やニキビなど、肌トラブルは放置せず、悪化する前に早めの対処をしてください。TCBスキンクリニックでは、患者様が安心して治療を受けられるよう、医師が丁寧にカウンセリングを行い、肌の状態やお悩みに応じたプランをご提案いたします。美しい肌を手に入れるためには正しい知識を持ち、適切な治療を選ぶ必要があります。どんな肌悩みでもお気軽にご相談ください。皆様の理想の肌づくりをサポートいたします。
【町田院】
経歴
- 東京慈恵会医科大学医学部 卒業
- 東京慈恵会医科大学附属病院
- 都内美容クリニック
- 東京中央美容外科 町田院 院長