ダーマペンの痛みはどの程度?痛みの原因や麻酔について解説

投稿日:2025年05月15日

ダーマペンの痛みはどの程度?痛みの原因や麻酔について解説

ダーマペンとは極細針で肌に穴を開けて、皮膚の創傷治癒力を引き出し、コラーゲンやエラスチンの生成を促す治療です。ニキビ跡やしわ、たるみ、毛穴の開きなどを改善するだけでなく、肌にハリや弾力を与える効果も期待できるため、人気があります。
一方で「どのくらい痛いのか」「麻酔は使うのか」などダーマペンの痛みに対して不安を感じる方は多いのではないでしょうか。
本コラムでは、ダーマペンの痛みの程度や軽減する方法などを解説します。ダーマペンの痛みが心配で治療を受けるか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

ダーマペンの痛みについて

ダーマペンの痛みは、主に治療中と治療後の2種類に分けられます。
以下では、それぞれの痛みの特徴について解説します。

治療中

針で肌に穴を開ける際、個人差はありますが、耐えられる程度のチクチクとした痛みを感じる場合があります。
当院のダーマペンは、皮膚の表面にクリームを塗って一時的に痛みを感じにくくする麻酔クリームを使用し、治療中の痛みを軽減します。

治療後

治療後に麻酔が切れると、日焼けをした時のようなヒリヒリとした痛みを感じる場合があります。通常3~7日程度で落ち着きますが、痛みが長引く場合は医師にご相談ください。

ダーマペンの痛みの原因

ダーマペンの痛みの多くは耐えられる程度ですが、まれに痛みを強く感じる場合があります。また、痛みの原因として、針を刺す深さや麻酔の効き具合が挙げられます。

針を深く刺している

針が肌の奥深く、真皮層や皮下組織に近い部分まで到達すると、神経に触れる可能性が高くなり、痛みを感じやすくなります。特にニキビ跡やしわなど、より高い効果を狙って深く針を刺す必要がある部位では、痛みが強くなる傾向があります。
痛みが気になる場合は、針の長さの調整が可能です。治療前にお気軽にご相談ください。

麻酔が効いていない

麻酔の効き具合には個人差があるため、中には痛みを感じる場合があります。
当院では、麻酔クリーム以外にもオプションで各種麻酔をご用意しています。痛みが心配な方は、カウンセリング時にカウンセラーまでお知らせください。

ダーマペンの痛みを感じやすい部位

ダーマペンの痛みには、骨との距離や皮膚の厚み、脂肪・筋肉の量などが影響します。
特に以下の顔周りの部位は、痛みを感じやすいです。

  • フェイスライン
  • 目の周り
  • 鼻下

ダーマペンは血だらけになるのか

ダーマペンは針で肌に穴を開ける治療のため、毛細血管が傷つき一時的に出血が伴う場合があります。ニキビ跡のクレーターやしわなどを治療する場合、0.5~2.5ミリ程度の針を深く挿入するため点状に出血しやすいです。また、針の深さや肌の状態によって、出血の程度は異なりますが、時間の経過と共に止まるためご安心ください。

  • ダーマペン治療で点状出血が生じた肌
  • ダーマペン治療による点状出血が改善した肌

ダーマペンの痛みを抑える方法

適切な治療方法やダウンタイムの過ごし方によって、痛みが抑えられるだけでなく、肌の回復が早まります。ここでは、ダーマペン治療で痛みを抑えるために注意すべき点を解説します。

ダーマペン4の治療を受ける

当院で取り扱いのあるダーマペン4は、従来のダーマペン3に比べて、痛みを抑えながら効率的に肌質を改善できる機器です。先端に付いている16本の針が、1秒間に120回振動し、毎秒1,920個の穴を開けます。髪の毛よりも細い極細針が振動しながら高速で皮膚に針を刺すため、肌へのダメージが少なく、痛みや腫れが抑えられます。

麻酔を使用する

当院のダーマペン治療では、麻酔クリームを使用して肌に針を挿入する際の痛みを軽減します。粘膜と目周りにつかないように注意しながら麻酔クリームを塗布し、20分程度時間を置き、クリームを除去します。
また、クリーム以外にもオプションで各種麻酔の使用が可能です。

患部を冷やす

治療直後に冷タオルで3~5分程度クーリングすると肌の炎症が抑えられ、痛みの軽減が期待できます。場合によっては、SRSパックと呼ばれる成長因子が含まれるマスクパックを5~10分程度行います。

飲酒・運動・入浴を控える

飲酒や運動、入浴などを行うと体温が上がって血流が促進し、痛みが出る場合があります。治療当日の飲酒や運動は控えて、入浴は治療後12時間程度経ってから行ってください。

刺激を与えない

治療後の肌は、バリア機能が低下して敏感になります。擦ったり薄皮を剥いたりすると痛みが生じる場合があるため注意してください。また、トレチノインやレチノール、ハイドロキノンなどを含むスキンケアは刺激が強く痛みを引き起こす可能性があるため、使用を控えましょう。特に敏感肌や乾燥肌の方は、こまめな保湿を行い刺激から肌を守ってください。

まとめ

ダーマペンはニキビ跡やしわ、たるみ、毛穴の開きなどの肌トラブルでお悩みの方におすすめの治療です。治療の際に痛みが生じる場合がありますが、麻酔の使用で耐えられる程度に抑えられます。また、治療後の痛みは適切なアフターケアによって早期に治まります。
ダーマペンの治療が気になる方は、TCBスキンクリニックまでぜひお気軽にご相談ください。無料カウンセリングを行っています。

本ページの監修医師

肌は年齢や生活環境、日々のストレスなど、多くの要因から影響を受けやすく、人それぞれお悩みが異なります。乾燥やしみ、毛穴やニキビなど、肌トラブルは放置せず、悪化する前に早めの対処をしてください。TCBスキンクリニックでは、患者様が安心して治療を受けられるよう、医師が丁寧にカウンセリングを行い、肌の状態やお悩みに応じたプランをご提案いたします。美しい肌を手に入れるためには正しい知識を持ち、適切な治療を選ぶ必要があります。どんな肌悩みでもお気軽にご相談ください。皆様の理想の肌づくりをサポートいたします。

TCBスキンクリニック
【札幌駅前院】
院長 栗林 理佳
詳しいプロフィールを見る
栗林 理佳 医師
経歴
横浜市立大学医学部 卒業
茅ヶ崎市立病院
日本医科大学 皮膚科
東京中央美容外科 札幌駅前院 院長
備考
日本美容外科学会(JSAS) 正会員
日本美容皮膚科学会 正会員
日本皮膚科学会 正会員
ボトックスビスタ® 認定医
ジュビダームビスタ® 認定医

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また、医学研究能力を持つ医学博士が在籍しており高度最先端医療、新薬開発に携わることで医療の進歩・向上に貢献しています。
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