サブシジョンはニキビ跡(クレーター)に効果的!併用できる施術や適応について紹介

サブシジョンはニキビ跡(クレーター)に効果的!併用できる施術や適応について紹介

ニキビが治ってもニキビ跡となって肌に残ってしまうケースがありますが、ニキビ跡のなかでもクレーターになった跡はセルフケアでの改善が難しく、悩んでいる方が多い状態です。サブシジョンは、近年注目されている施術で、クレーターになってしまったニキビ跡に効果があるとして人気です。
この記事では、サブシジョンの効果や併用できる施術、適応するクレーターの種類について紹介します。
ニキビ跡に悩んでいる方、サブシジョンの施術について詳しく知りたい方は、ぜひご覧ください。

サブシジョンの効果

サブシジョンの効果

凹凸があるニキビ跡やクレーターに効果があると話題のサブシジョンは、どのような施術なのでしょうか。
まずはサブシジョンの効果について紹介します。

サブシジョンのニキビ跡(クレーター)への効果

そもそもクレーターとは、ニキビ跡が線維化組織に引っ張られて凹んでいる状態ですが、サブシジョンは医療用の針を使用して線維化組織を切断するため、表皮と皮下組織の癒着を剥がして凹みを改善できます。
クレーター治療にはダーマペンが適しているとされていますが、深く局所的なニキビ跡はダーマペンだけでは綺麗にならないケースもあり、そのような場合はサブシジョンが効果的です。

サブシジョンは何回治療が必要?

治療効果は1回で十分現れる方もいれば、2~3回の治療が必要となる方もいるため、個人差があるといえるでしょう。
複数回繰り返して施術を受ける場合は、1回目の施術から3週間ほど経過したら次の施術が可能です。
医師と相談しながら、肌の状態によって治療回数を決定する必要があります。

サブシジョンの効果を高めるために併用できる施術

サブシジョンの効果を高めるために併用できる施術

サブシジョンは、単体の施術でも効果がありますが、他の施術と組み合わせることでより高い効果を得られる治療です。
ここからは、サブシジョンの効果を高めるために併用できる施術を紹介します。

ヒアルロン酸注射

サブシジョンとヒアルロン酸注射を併用することで、切断した繊維の上にふくらみを出し、再癒着を防いだり凹みが持ち上がるのを助けたりする効果があります。
ヒアルロン酸はもともと身体の中にある物質のため、徐々に体内に吸収されていきますが、吸収されるまでの間に新しい組織が生成されて、再び繊維ができることを防ぎます。
したがって、サブシジョン単独の施術に比べてヒアルロン酸注射との併用した治療がおすすめです。

ダーマペン

ダーマペンは浅い部分の凹凸を滑らかにする効果があるため、サブシジョンで内側から凹みを持ち上げた部分を整え、毛穴やざらつきなどを改善できます。
また、ダーマペンはさまざまな薬剤を塗布することで高い効果が期待できる施術ですが、特におすすめなのはエクソソームです。
エクソソームで細胞を活性化させ、肌の若返りを促進させることで、ニキビ跡のクレーターを改善させつつ滑らかな肌へと導きます。
TCBスキンクリニックのダーマペンの詳細は以下のページをご覧ください。

ダーマペン4

ピーリング

ピーリングは、ニキビの原因となっている古い角質を除去するため、凹みが改善されても赤みや茶色くなっているニキビ跡をターンオーバーによって整えます。
ニキビの予防効果もあるため、現在すでにニキビ跡になってしまっている部分だけではなく、今後ニキビができにくい肌にすることも可能です。

サブシジョンの適応について

サブシジョンの適応について

サブシジョンはクレーターと呼ばれるニキビ跡に効果的ですが、クレーターにはいくつか種類があり、種類によっては他の施術が向いているケースもあります。
ここからは、サブシジョンの適応について紹介します。

クレーターの種類【ローリングタイプ】

ローリングタイプは、サブシジョンが効果を発揮するタイプのクレーターで、大きく滑らかにくぼんでいるのが特徴です。
開口部が4ミリ以上あるのが特徴で、真皮と筋膜に線維が癒着しているため皮膚が下に引っ張られている状態です。
レーザー治療やダーマペンは垂直方向への作用となるため、開口部が広いローリングタイプには横方向から針を刺せるサブシジョンが向いています。

クレーターの種類【アイスピックタイプ】

アイスピックタイプは、ピコレーザーによって改善効果が見込めるタイプのクレーターで、真皮よりも奥深くまでくぼんでいる状態です。
開口部は2ミリ以下と小さいですが、アイスピックのように深いのが特徴で、真皮の下に傷跡ができてしまっているため、サブシジョンでは治療が困難です。
ピコレーザーによって傷跡を除去することで、皮下組織を再構築してクレーターを改善させます。
TCBスキンクリニックのピコレーザーの詳細は以下のページをご覧ください。

ピコレーザー

クレーターの種類【ボックスタイプ】

ボックスタイプは、皮膚の表面が直角にくぼんでいるクレーターで、皮膚の底は平らです。
深さはさまざまで、深い場合はサブシジョンが向いている一方で、浅い場合はレーザー治療が適しています。

クレーターの種類【脂肪萎縮型】

脂肪委縮型は、サブシジョンとヒアルロン酸注入の併用によって改善が見込めるタイプのクレーターです。
ニキビが重症化したあとに真皮の下の皮下組織にまで炎症が及び、脂肪層が線維化して収縮している状態で、ニキビ跡は大きくなります。
大きくくぼんだニキビ跡は、皮膚も脂肪も傷ができている状態で、さまざまなニキビ跡が混在しているケースもあるため、複合的な治療が必要です。

サブシジョンを受ける際の注意点

サブシジョンを受ける際の注意点

サブシジョンはクレーターのニキビ跡を改善させる治療ですが、いくつか注意しておきたい点もあります。
ここからは、サブシジョンを受ける際の注意点を紹介します。

施術が受けられない人を把握する

以下に該当する方は、サブシジョンの施術が受けられないため注意してください。
妊娠中・妊娠の可能性がある方

  • アレルギー体質の方
  • 出血傾向・抗血小板薬・抗凝固薬などを投与中の方
  • 皮膚疾患をもっている方
  • 免疫機能異常の方 など

上記以外にも、薬を服用中の方や疾患の治療中の方は、必ず主治医の指示を仰いだうえで、サブシジョンを担当する医師にも飲んでいる薬や治療している疾患があることを申告しましょう。

ダウンタイムがある

サブシジョンには以下のようなダウンタイムがあります。

  • 腫れ
  • 内出血
  • 赤み
  • 痛み
  • むくみ など

通常は1週間ほどで治まる副作用となるため、症状が悪化したり長引いていたりする場合は、施術を受けたクリニックに相談することをおすすめします。

ダウンタイム中の過ごし方

サブシジョンの施術を受けたあとは、以下のことに気をつけて過ごしてください。

  • 当日は血行が良くなる行為は避ける
  • 数日間は患部に刺激を与えない
  • 紫外線対策を行う

施術当日は、副作用を悪化させないためにも血行が良くなるような行為(長時間の入浴・激しい運動・飲酒など)は避けて、安静に過ごすようにしてください。
また、数日間は患部を強くこすったりはせず、刺激を与えないよう過ごすことが重要です。
施術を受けた箇所は、外部からの刺激に弱い状態となるため、紫外線対策をしっかり行ってください。

まとめ

サブシジョンは、クレーターとなったニキビ跡に効果を発揮する施術ですが、クレーターの種類によっては違う治療が適していたり、他の治療を併用したほうがよかったりするケースもあります。
肌の状態をしっかり見極めてくれるクリニックで、自分に合った施術を受けるようにしてください。
TCBスキンクリニックでは、サブシジョン、ピコレーザー、ヒアルロン酸注入などさまざまな治療を組み合わせて患者様の皮膚の状態を改善します。
クレーターになってしまったニキビ跡にお悩みの方は、ぜひ一度カウンセリングにお越しください。

本ページの監修医師

肌は年齢や生活環境、日々のストレスなど、多くの要因から影響を受けやすく、人それぞれお悩みが異なります。乾燥やしみ、毛穴やニキビなど、肌トラブルは放置せず、悪化する前に早めの対処をしてください。TCBスキンクリニックでは、患者様が安心して治療を受けられるよう、医師が丁寧にカウンセリングを行い、肌の状態やお悩みに応じたプランをご提案いたします。美しい肌を手に入れるためには正しい知識を持ち、適切な治療を選ぶ必要があります。どんな肌悩みでもお気軽にご相談ください。皆様の理想の肌づくりをサポートいたします。

TCBスキンクリニック
【町田院】
院長 中村 杏奈
詳しいプロフィールを見る
中村 杏奈 医師
経歴
東京慈恵会医科大学医学部 卒業
東京慈恵会医科大学附属病院
都内美容クリニック
東京中央美容外科 町田院 院長

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