白い毛穴詰まりが取れない場合のセルフケアの注意点、美肌治療を紹介

投稿日:2025年09月22日

白い毛穴詰まりが取れない場合のセルフケアの注意点、美肌治療を紹介

白い毛穴詰まりは洗顔だけでは取れない可能性があり、放置すると黒ずみやいちご鼻の原因になるため、適切に対処する必要があります。
この記事では、白い毛穴詰まりが取れない際のセルフケアの注意点や、おすすめの美肌治療を紹介します。毛穴詰まりにお悩みの方はご一読ください。

白い毛穴詰まりの正体は?

白い毛穴詰まりの正体は、角栓と呼ばれるものです。角栓は古い角質や皮脂が詰まっている状態で、通常は白色をしていますが、放置されて酸化すると黒い角栓になる恐れがあります。皮脂の分泌が活発な鼻や額のほか、背中にも生じるケースがあります。

白い毛穴詰まりの原因

白い毛穴詰まりの原因には、主に以下の3つが考えられます。

  • 古い角質や汚れ
  • ターンオーバーの乱れ
  • 肌へのダメージ

古い角質や汚れ

古い角質や汚れが毛穴に溜まると、角栓ができる原因になります。また、洗顔やクレンジングの方法が不適切だと、皮脂がきれいに落としきれずに毛穴に溜まり、角栓になる可能性が高まります。特に、パウダータイプのファンデーションのような化粧品は、毛穴に入り込んで古い角質や皮脂と混ざり合い、角栓を形成しやすいため注意が必要です。

ターンオーバーの乱れ

肌の生まれ変わりのサイクルであるターンオーバーが乱れると、白い角栓ができやすいです。ターンオーバーは、肌の内側で新しい細胞を作り、表面の古い角質を垢として排出する役割を果たします。正常に働かなくなることで毛穴に角質が溜まり、詰まりを引き起こす原因になります。

肌へのダメージ

乾燥や紫外線、ピーリングのしすぎなどは肌にダメージを与え、角栓が生じやすくなります。肌への刺激はバリア機能を低下させ、角質を厚くする原因になります。特に肌が乾燥すると、潤いを保とうとして皮脂を過剰に分泌する仕組みによって、毛穴詰まりを引き起こしやすいです。

白い毛穴詰まりが取れないのはなぜ?

白い毛穴詰まりが取れないのは、角栓や古い角質が毛穴の中で固くなっているためです。白くポツポツした状態の毛穴詰まりは洗顔で落ちそうに見えますが、一度形成された角栓は、通常の洗顔だけではなかなか除去できません。また、肌状態を改善しない限りは、毛穴詰まりを改善しても再び角栓が形成されてしまいます。白い角栓を改善するためには、毛穴詰まりを改善したうえで、再度角栓ができるのを防止する必要があります。

毛穴の詰まり・黒ずみを改善する美肌治療

毛穴の白い角栓や黒ずみは、美肌治療で改善・予防するのがおすすめです。毛穴の詰まりに効果が期待できる治療には、以下の方法があります。

  • 肌の再生力を高める治療
  • レーザー・光・超音波による治療
  • ゼオスキン(ZO SKIN HEALTH)
  • ピーリングによる治療

肌の再生力を高める治療

肌の再生力を高めて毛穴詰まりを改善する治療は、主に以下の3つです。

  • ダーマペン4
  • リジュラン(サーモン注射)
  • 線維芽細胞療法(肌の再生医療)

ダーマペンやリジュラン、線維芽細胞療法は、肌の真皮層に存在する線維芽細胞を活性化させて再生力を高め、滑らかな肌へと導きます。特にダーマペンは、気になる部分にピンポイントでアプローチが可能なため、鼻や額など、毛穴詰まりが気になる部分の治療におすすめです。

レーザー・光・超音波による治療

毛穴詰まりにおすすめなレーザー・光・超音波治療には以下の種類があります。

  • ピコレーザー
  • ピコフラクショナル
  • ポテンツァ
  • IPL光治療
  • サーマニードル
  • エリシスセンス

レーザー・光・超音波治療は、肌の広範囲にアプローチできる特徴があります。顔に照射すると、毛穴詰まりを含むその他の肌悩みを改善に導く効果が期待できます。また、背中の白いブツブツが気になる場合も、広範囲に照射できるレーザー治療がおすすめです。

ゼオスキン(ZO SKIN HEALTH)

ゼオスキンは、アメリカの皮膚科医であるゼイン・オバジが開発した、医療機関専売の化粧品です。有効成分が真皮層まで浸透し、さまざまな肌トラブルの改善やターンオーバーの正常化に働きかけます。洗顔料や化粧水のほか、スキンケアクリーム・日焼け止めなど幅広い製品から肌質に合わせたものを選択できます。

ピーリングによる治療

毛穴詰まりにおすすめなピーリング治療には、以下の種類があります。

  • ハイドラフェイシャル
  • ハイドラジェントル
  • ブラックピール
  • マッサージピール(コラーゲンピール)
  • ケミカルピーリング(サリチル酸ピーリング)

ピーリングには、英語で「皮を剥ぐ・剥く」という意味があり、美肌治療においては古い角質を物理的に取り除く方法を指します。肌への負担を軽減した方法で角栓を除去するため、毛穴が広がるリスクが低いのがポイントです。また、ダウンタイムがほとんどなく、副作用も比較的少ない特徴があります。白い毛穴詰まりは、自分で除去しようとすると肌に傷をつける恐れがあるため、美容皮膚科できれいにしてもらうのがおすすめです。

白い毛穴詰まりがある場合の注意点

白い毛穴詰まりがある場合は、以下の点に注意しましょう。

  • 放置しない
  • 過度な洗顔やピーリングは避ける
  • 洗顔の際はぬるま湯を使用する
  • 自力で角栓を押し出す・引き抜く行為は避ける
  • 毛穴詰まりを力強く擦らない

放置しない

白い毛穴詰まりを放置すると、黒ずみやニキビを引き起こす恐れがあります。角栓が長期間排出されずに留まると、酸化して黒くなり、いちご鼻の原因になります。また、毛穴を押し広げてさらに汚れが溜まりやすい状態を作り出すため、白い角栓のうちに対処が必要です。

過度な洗顔やピーリングは避ける

過度な洗顔やピーリングは、肌を傷付けて毛穴トラブルを悪化させる可能性があります。洗顔をしすぎると肌の乾燥を招く恐れがあるため、朝夜の2回に抑えてください。また、ピーリングには毛穴の詰まりを改善する効果が期待できますが、過度に行うと肌の必要な角質も剥がし、バリア機能が低下してしまう原因になるため、医療機関で受けることをおすすめします。

洗顔の際はぬるま湯を使用する

洗顔の際は、体温に近い温度のぬるま湯か、少し温かい程度のお湯を使用してください。冷たい水は毛穴を引き締めるため、皮脂や角質が毛穴の中に取り残されて角栓が形成されやすくなります。反対に、熱いお湯も皮脂を過剰に取り除いて乾燥や肌荒れを引き起こす原因になるため注意が必要です。

自力で角栓を押し出す・引き抜く行為は避ける

指や爪、綿棒などを使用して角栓を押し出したり、ピンセットで無理矢理引き抜いたりする行為は、毛穴の開きに繋がる可能性があります。また、肌に傷がつくことでバリア機能を低下させる恐れがあります。その結果、肌が敏感になって皮脂の分泌を促進するようになるケースもあるため、自力で角栓を除去するのは避けましょう。

毛穴詰まりを強く擦らない

角栓を除去しようと、毛穴詰まりを強く擦らないように注意が必要です。洗顔やクレンジングの際に、角栓がある部分を摩擦することも避けてください。また、洗顔料やクレンジング剤が肌に付着した状態で長時間経つと肌トラブルのリスクが高まる恐れがあるため、汚れを落としたらすぐに洗い流すようにしましょう。

まとめ

白い毛穴詰まりは自身で取り除くのが難しいケースもあるため、美肌治療で改善するのがおすすめです。
TCBスキンクリニックでは、毛穴の詰まり・開き・黒ずみに効果が期待できるさまざまな美肌治療を取り扱っております。初めての方も一度お気軽にご相談ください。

本ページの監修医師

肌は年齢や生活環境、日々のストレスなど、多くの要因から影響を受けやすく、人それぞれお悩みが異なります。乾燥やしみ、毛穴やニキビなど、肌トラブルは放置せず、悪化する前に早めの対処をしてください。TCBスキンクリニックでは、患者様が安心して治療を受けられるよう、医師が丁寧にカウンセリングを行い、肌の状態やお悩みに応じたプランをご提案いたします。美しい肌を手に入れるためには正しい知識を持ち、適切な治療を選ぶ必要があります。どんな肌悩みでもお気軽にご相談ください。皆様の理想の肌づくりをサポートいたします。

TCBスキンクリニック
【札幌駅前院】
院長 栗林 理佳
詳しいプロフィールを見る
栗林 理佳 医師
経歴
横浜市立大学医学部 卒業
茅ヶ崎市立病院
日本医科大学 皮膚科
東京中央美容外科 札幌駅前院 院長
備考
日本美容外科学会(JSAS) 正会員
日本美容皮膚科学会 正会員
日本皮膚科学会 正会員
ボトックスビスタ® 認定医
ジュビダームビスタ® 認定医
日本美容医療学会(JAPSA) 会員

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TCBでは高い技術を持つ経験豊富なドクターが在籍し、患者様の願いと理想の実現に全力を尽くしております。
日本形成外科学会 専門医・日本美容外科学会(JSAPS)専門医・日本創傷外科学会 正会員・日本形成外科手術手技学会会員・日本マイクロサージャリー学会会員が在籍。
また、医学研究能力を持つ医学博士が在籍しており高度最先端医療、新薬開発に携わることで医療の進歩・向上に貢献しています。
TCBグループの所属ドクター達は美容外科医や医療の第一線で腕を磨いた外科医など高い技量を持ったドクターで常に高いレベルの施術を提供いたします。