ダーマペンはメンズにも効果的?男性に選ばれる理由や適切な治療回数を解説

投稿日:2025年09月01日

ダーマペンはメンズにも効果的?男性に選ばれる理由や適切な治療回数を解説

肌荒れやニキビ跡、毛穴の開きなど、男性でも肌のお悩みを抱える方は少なくありません。近年は美容医療を取り入れる男性も増えており、肌の再生力をサポートするダーマペンの治療が注目されています。
このコラムでは、ダーマペンが男性におすすめな理由や適切な治療回数、ダウンタイムについて解説します。肌トラブルの改善を目指したいと考えている男性は、ぜひ最後までご覧ください。

ダーマペンとは

ダーマペンとは、髪の毛よりも極細の針で肌に微細な穴を開け、肌本来が持つ自然治癒力を引き出す治療です。ニキビ跡やしわ、たるみ、毛穴の開きなどの改善に適しています。肌を修復する過程で、コラーゲンやエラスチンが生成されるため、肌にハリや弾力を与える美肌効果も期待できます。

ダーマペンの仕組み

ダーマペンの仕組みを解説したイラスト

TCBスキンクリニックでは、「ダーマペン4」と呼ばれるペン型の機器を使用して治療を行います。ダーマペン4は、先端に16本の極細針を搭載しており、1秒間に約1,920個の穴を肌に開けることが可能です。
この刺激によって、真皮層に存在する線維芽細胞が活性化し、コラーゲンやエラスチンの生成が促されます。その結果、肌本来のターンオーバーが正常化され、肌の凹凸改善につながります。

ダーマペンが男性におすすめな理由

一般的に男性の肌は、女性に比べて皮脂の分泌量が多く、ニキビや肌荒れが起こりやすいのが特徴です。
ダーマペンは、ニキビ跡やクレーターの改善、毛穴の引き締め、肌質向上などの効果が期待できるため、男性の肌トラブルに幅広く対応できます。

ニキビ跡やクレーター肌の改善が期待できる

男性は男性ホルモンの影響で皮脂が多く、ニキビができやすい体質です。ニキビが悪化してクレーター状のニキビ跡に悩む方も少なくありません。クレーター状のニキビ跡は、炎症や化膿が進行して真皮層までダメージが及んだ状態で、自力での改善が困難です。
ダーマペン4は、針の長さを0.2ミリ〜3.0ミリの範囲で調整できるため、症状や部位に合わせて治療が行えます。ニキビ跡や肌の凹凸には長い針を使用し、肌の深い層までしっかりとアプローチすることが可能です。

毛穴の開きやいちご鼻のケアが可能

女性に比べて皮脂の分泌量が多い男性の肌悩みの中で、特に代表的なのが毛穴の開きやいちご鼻です。毛穴の開きや黒ずみは、皮脂の過剰分泌や古い角質の蓄積によって引き起こされます。
ダーマペンは、極細の針で皮膚に微細な穴を開け、肌本来の自然治癒力を引き出すことで、ターンオーバーを促す治療です。毛穴に皮脂や角質が詰まりにくくなるため、肌全体が引き締まり、毛穴が目立ちにくい滑らかな肌へと導きます。

ハリや弾力のある肌に近づく

スキンケアの重要性を感じつつも、「忙しくて時間がとれない」「何から始めるべきか分からない」という方も多いのではないでしょうか。また、日々のひげ剃りが肌に負担をかけていることも、ハリや弾力が失われる一因です。
ダーマペンは、コラーゲンやエラスチンの生成を促し、肌にハリや弾力を与える効果が期待できます。年齢とともに気になりやすい小ジワやたるみの改善にもつながり、若々しい印象の肌を目指せるのが特徴です。
また、薬剤と併用することで、ダーマペンで開けた微細な穴から有効成分が浸透しやすくなり、より高い美肌効果も期待できます。

ダーマペンの適切な治療回数

ダーマペンは、1回の治療で肌のハリを実感できる場合もありますが、肌のお悩みに応じて3~10回程度の継続的な治療が推奨されます。特に男性の肌は皮脂が多く、毛穴やニキビ跡が目立ちやすい傾向にあるため、複数回の治療を受けることで十分な効果が期待できます。
それぞれの肌のお悩みに対する、適切な治療回数の目安は以下のとおりです。

症状 回数
肌のハリ・ツヤ向上 1回~
ニキビ跡による色素沈着 3~8回
クレーター状のニキビ跡 5~10回
小ジワ・たるみ 5~8回
毛穴の開き・黒ずみ 3~8回

ダーマペンの効果は、治療後3日~1週間程度で実感できるのが一般的です。回数を重ねると効果の持続期間が長くなるため、6~8週間に1回のペースで、継続的に治療を受けていただくことをおすすめします。

痛みやダウンタイムについて

当院で使用するダーマペン4は、針の長さを細かく調整できるため、肌への負担を抑えた治療が可能です。
以下では、ダウンタイム中の主な症状や過ごし方、治療を受けられない方について詳しく解説します。

治療中の痛み

ダーマペンの治療中はチクチクとした軽い痛みを感じる場合がありますが、事前に痛みを緩和する麻酔クリームを塗布するため、耐えられないほどの刺激が届く可能性は低いです。
ただし、痛みの感じ方には個人差があるため、刺激が強い場合には治療の途中であっても遠慮なくお申し付けください。

副作用・リスク

ダーマペンのダウンタイムの期間は、数日から1週間程度です。
治療後は赤みや腫れ、皮むけ、内出血、かゆみなどの症状が現れる可能性があります。長くても2週間程度で症状は落ち着くため、症状が長引く場合は、速やかに医師へご相談ください。

ダウンタイム中の過ごし方

治療後の肌はデリケートな状態になるため、こすったり触ったりしないよう注意が必要です。男性はひげ剃りによる刺激で肌に負担がかかりやすいため、治療後しばらくは肌の状態に合わせて剃る回数を減らす、または電気シェーバーを使用するなど、肌への刺激を控えるようにしてください。
また、治療後1~2週間は日焼けをしやすいため、外出の際は紫外線対策を徹底しましょう。日焼け止めは治療の翌日から使用可能です。治療当日は帽子や日傘などを活用してください。

治療を受けられない方

以下のいずれかに該当する方は、治療をお受けできない可能性があります。

  • 金属アレルギーの方
  • エムラクリーム、リドカインクリームアレルギーの方
  • 重度のニキビがある方
  • ケロイド体質の方
  • 皮膚炎、単純性ヘルペス 、皮膚硬化症、皮膚がんを患っている方
  • 感染症、膠原病、重度の糖尿病を患っている方

ご不明点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

まとめ

ダーマペンは、ニキビ跡やしわ、たるみ、毛穴の開きの改善など、さまざまな効果が期待できる治療です。カミソリ負けやテカリなど、男性特有の肌トラブルにも幅広く対応できます。適切な治療回数は肌の状態によって異なるため、医師と相談のうえで決めることが大切です。
TCBスキンクリニックでは無料カウンセリングを実施しています。「肌荒れが気になる」「セルフケアではなかなか改善しない」とお悩みの男性は、ぜひお気軽にご相談ください。

本ページの監修医師

肌は年齢や生活環境、日々のストレスなど、多くの要因から影響を受けやすく、人それぞれお悩みが異なります。乾燥やしみ、毛穴やニキビなど、肌トラブルは放置せず、悪化する前に早めの対処をしてください。TCBスキンクリニックでは、患者様が安心して治療を受けられるよう、医師が丁寧にカウンセリングを行い、肌の状態やお悩みに応じたプランをご提案いたします。美しい肌を手に入れるためには正しい知識を持ち、適切な治療を選ぶ必要があります。どんな肌悩みでもお気軽にご相談ください。皆様の理想の肌づくりをサポートいたします。

TCBスキンクリニック
【札幌駅前院】
院長 栗林 理佳
詳しいプロフィールを見る
栗林 理佳 医師
経歴
横浜市立大学医学部 卒業
茅ヶ崎市立病院
日本医科大学 皮膚科
東京中央美容外科 札幌駅前院 院長
備考
日本美容外科学会(JSAS) 正会員
日本美容皮膚科学会 正会員
日本皮膚科学会 正会員
ボトックスビスタ® 認定医
ジュビダームビスタ® 認定医
日本美容医療学会(JAPSA) 会員

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日本形成外科学会 専門医・日本美容外科学会(JSAPS)専門医・日本創傷外科学会 正会員・日本形成外科手術手技学会会員・日本マイクロサージャリー学会会員が在籍。
また、医学研究能力を持つ医学博士が在籍しており高度最先端医療、新薬開発に携わることで医療の進歩・向上に貢献しています。
TCBグループの所属ドクター達は美容外科医や医療の第一線で腕を磨いた外科医など高い技量を持ったドクターで常に高いレベルの施術を提供いたします。