投稿日:2025年11月21日
リジュランは、サーモンのDNAから抽出されたポリヌクレオチドを主成分とする美容注射です。真皮層の線維芽細胞を活性化して、ハリや弾力の向上をサポートします。
ニキビ跡やしわ、クマなどさまざまな症状への効果が期待できますが、痛みが心配で治療に踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、リジュランで痛みを感じる原因や、痛みへの対策を紹介します。
リジュランで痛みを感じる原因
リジュランで痛みを感じる原因は、主に以下の4つがあげられます。
- 注入時に針が神経の近くを通るため
- 注入時に薬剤によって圧迫されるため
- 痛みを感じやすい部位に注射をするため
- 副作用によって一時的な痛みが生じるため
注射時に針が神経の近くを通るため
リジュランは注射を用いた治療のため、神経の付近に薬剤を注入する際は、鋭い痛みを感じるケースがあります。注入時のチクッとした痛みは、主に針が肌に刺さることで生じます。
注入時に薬剤によって圧迫されるため
リジュランを注入すると、薬剤が皮膚の内部を圧迫して痛みが生じる場合があります。特に、粘度が高い薬剤を使用した場合は、鈍い痛みや圧迫感を感じやすいです。また、注入する速度が早いと痛みを伴いやすいとされています。
さらに、リジュランのなかでも、リジュランヒーラーやリジュランSと呼ばれる薬剤は、痛みを強く感じる傾向があります。
痛みを感じやすい部位に注射をするため
リジュランは、注射する部位によって痛みの感じ方が異なる可能性があります。個人差はありますが、額や目元、デコルテ周辺は皮膚が薄く、神経が集まっているため痛みを感じやすいです。また、皮膚が薄くて神経が多い部位にリジュランを注射した場合は、治療後にも痛みが出やすいとされてます。
副作用によって一時的な痛みが生じるため
リジュランの治療後、副作用によって痛みが生じる場合があります。
通常は1日程度で治まるケースが多いですが、痛みが長引く場合は医師にご相談ください。また、飲酒や激しい運動など、血行を促進する行為によって治療後の痛みが悪化する可能性があるため注意が必要です。
リジュランはどれくらい痛い?
痛みの感じ方には個人差がありますが、針を刺す際にチクッとする痛みを感じたり、注入する際に圧迫感のある痛みを感じたりする場合が多いです。
いずれも耐えられる程度ですが、ご希望によって麻酔の使用が可能なため、痛みが不安な方はカウンセリング時に相談することをおすすめします。
リジュランで期待できる効果
リジュランは、以下の効果が期待できる治療です。
- 肌のハリや弾力を向上させる
- しわやほうれい線の印象を和らげる
- 毛穴トラブル、ニキビ跡の改善をサポートする
- 目の下のクマを和らげ明るい印象へ導く
肌のハリや弾力を向上させる
リジュランによって線維芽細胞を活性化させることで、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などが生成されやすくなります。その結果、肌のハリや弾力の向上が期待できます。加齢による肌のたるみを目立たなくしたい方におすすめです。
しわやほうれい線の印象を和らげる
リジュランは、加齢や乾燥などが原因で発生する小ジワや浅いほうれい線を改善に導きます。眉間やおでこ、目元などの皮膚が薄い場所にも適用が可能です。また、皮膚の保水力を高めて肌の潤いを維持するため、小ジワを予防する効果も期待できます。
毛穴トラブル、ニキビ跡の改善をサポートする
リジュランは、ターンオーバーの乱れを整える作用があり、毛穴詰まりやニキビ跡の改善を支える治療です。ターンオーバーが整うと肌の油分と水分のバランスが保たれるため、毛穴詰まりの原因となる過剰な皮脂の分泌が抑えられます。また、炎症後の陥没や赤みが残ったニキビ跡に対しても、コラーゲン生成を促すことで肌の凹凸を目立ちにくくする効果が期待できます。
目の下のクマを和らげ明るい印象へ導く
リジュランは、目の下に生じる3種類のクマの改善に働きかけます。
- 茶クマ:紫外線や摩擦による色素沈着
- 青クマ:睡眠不足やストレスによる血行不良
- 黒クマ:脂肪のふくらみや加齢による皮膚のたるみ
目の下に生じるクマは、原因によって種類が異なります。リジュランには、それぞれのクマの原因にアプローチして改善する効果が期待できます。
クマの状態に応じて、他の治療と併用するとより効果を実感しやすいです。
リジュランの痛みを軽減する方法
リジュランの痛みを軽減するためには、以下2つの方法があります。
- 麻酔を併用する
- 血行を促進する行為を控える
麻酔を併用する
リジュランは、麻酔の併用によって痛みの軽減が期待できます。
TCBスキンクリニックでは、通常麻酔クリームを使用しますが、ご希望に合わせて各種麻酔の使用も可能です。痛みが心配な方は、カウンセリングの際にご相談ください。
血行を促進する行為を控える
以下の行為は、血行を促し治療後の痛みを悪化させる可能性があるため控えましょう。
- 長時間の入浴
- サウナ
- 飲酒
- 激しい運動
治療当日から入浴やシャワーが可能ですが、長風呂やサウナは避けてください。飲酒や激しい運動も血行を促進し、痛みや腫れなどの原因となる場合があるため、医師の指示に従って再開のタイミングを調整するのがおすすめです。
まとめ
リジュランは、しわやクマなどさまざまな症状に効果的な治療です。
この記事を参考に、痛みへの対策を行って治療を受けることをおすすめします。
TBCスキンクリニックでは、麻酔クリームを中心に、痛みに配慮した治療を行っています。痛みが心配でリジュランを受けるか悩んでいる方も、お気軽に無料カウンセリングをご利用ください。
本ページの監修医師
肌は年齢や生活環境、日々のストレスなど、多くの要因から影響を受けやすく、人それぞれお悩みが異なります。乾燥やしみ、毛穴やニキビなど、肌トラブルは放置せず、悪化する前に早めの対処をしてください。TCBスキンクリニックでは、患者様が安心して治療を受けられるよう、医師が丁寧にカウンセリングを行い、肌の状態やお悩みに応じたプランをご提案いたします。美しい肌を手に入れるためには正しい知識を持ち、適切な治療を選ぶ必要があります。どんな肌悩みでもお気軽にご相談ください。皆様の理想の肌づくりをサポートいたします。
【札幌駅前院】
経歴
- 横浜市立大学医学部 卒業
- 茅ヶ崎市立病院
- 日本医科大学 皮膚科
- 東京中央美容外科 札幌駅前院 院長
備考
- 日本美容外科学会(JSAS) 正会員
- 日本美容皮膚科学会 正会員
- 日本皮膚科学会 正会員
- ボトックスビスタ® 認定医
- ジュビダームビスタ® 認定医
- 日本美容医療学会(JAPSA) 会員
シミ治療・そばかす消し
くすみ肌改善・美白治療
クマ
肝斑(かんぱん)治療
毛穴治療(黒ずみ・開き)
ニキビ治療
ニキビ跡治療
肌診断「ネオヴォワール」
角栓除去
ほくろ除去・いぼ除去
シワ取り・ほうれい線治療
たるみ治療
若返り・エイジングケア
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ボトックス注射
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プチ整形(注射・切らない整形)
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タトゥー除去・ケロイド治療
美容内服薬・外用薬
サプリメント
糸リフト(スレッドリフト)

