ダーマペンの効果は?メリット・デメリット、何回目から効果が出るのか解説

投稿日:2024年08月30日

ダーマペンの効果は?メリット・デメリット、何回目から効果が出るのか解説

ふとしたタイミングで、暗転したテレビやスマートフォン、窓に映る自分の顔を見て、小ジワやくすみ、毛穴開きなどが気になったことはありませんか?
毛穴開きやニキビ跡の治療方法を模索しているうちに、ダーマペンを知った方もいらっしゃるはずです。
今回の記事では、ダーマペンがどのような効果があるのか具体的にご紹介します。

ダーマペンの仕組み

ダーマペンによる美肌治療は、微細な針を装着したペン型のダーマペン4を用いて、肌の表面に極小の穴を空けます。針で刺された穴の傷を修復する自然治癒力によって、コラーゲンやエラスチンの生成が促され、毛穴開きやニキビ跡、肌のしわやたるみの改善が可能です。

ダーマペンの効果

ダーマペンには、自然治癒力を上手に活用して、美肌にする効果があります。具体的には下記のような肌悩みに効果的です。

  • ニキビ跡やクレーター肌を凹凸の少ない肌へ改善
  • シミ、くすみを改善し、美白に近い肌へ
  • 肌のターンオーバーを適切な周期に戻し、肌荒れを予防
  • ハリや弾力を持った肌になり、肌年齢が若く見える

ニキビ跡やクレーター肌を凹凸の少ない肌へ改善

ダーマペンは、肌の真皮層まで針が届き、コラーゲンやエラスチンの生成を促すため、色素沈着や赤みによるニキビ跡の改善や、クレーター肌を滑らかにする効果を持ちます。
ニキビが発生し炎症が続くと、肌を守るためにメラニン色素が過剰に生成されるため、茶色に色素沈着したニキビ跡が発生します。同様にニキビの炎症を修復するため、毛細血管が大量に生成されることで、赤みを帯びたニキビ跡は出現します。
クレーター肌は、繰り返すニキビの炎症で皮膚がダメージを受けて肌に凹凸ができている状態を指します。ニキビをつぶしたり、適切なニキビケアができなかったりした場合に、ダメージを受けてボコボコしたクレーター肌になってしまいます。
クレーター肌の場合、真皮層まで炎症のダメージが伝わっているため、肌の表層だけ治療しても滑らかな肌への改善は見込めません。
ダーマペンは、真皮層まで針が届き、肌の奥深くでコラーゲンやエラスチンによる美肌成分を増生させることで美肌効果をもたらすため、ニキビ跡・クレーター肌治療に適しています。

シミ、くすみを改善し、美白に近い肌へ

シミ、くすみの改善にもダーマペンは効果的です。
シミやくすみの主要な原因は、紫外線です。肌が紫外線を浴びることによって、皮膚細胞の再生能力が低下し、シミや色素沈着の原因となるメラニン色素を外に排出する力が弱くなってしまいます。
また、紫外線を浴びると肌を守るために、メラノサイトと呼ばれる表皮の基底層に存在する細胞がメラニン色素を生成してしまうため、シミが増えやすい状態になります。
メラニン色素は、通常肌のターンオーバーサイクルで適切に排出されます。
しかし、強い紫外線や加齢、ストレス、ホルモンのバランスの乱れによって、ターンオーバーサイクルが遅くなってしまうと、メラニン色素が排出されず、シミやくすみとなって出現します。
ダーマペンは、肌の組織を再生・活性化させ、ターンオーバーを適切なサイクルへ戻す働きを持つため、メラニン色素が適切に排出されて、シミ・くすみが改善され、美白に近い肌を目指すことが可能です。

肌のターンオーバーを適切な周期に戻し肌荒れを予防

ダーマペンは、針で刺した穴を修復する過程に、肌のターンオーバーを促進する働きを持つため、肌荒れなどを予防します。
肌のターンオーバーが乱れる原因は、寝不足や過度なダイエットによる生活習慣の乱れ、ストレス、食生活の乱れ、紫外線や乾燥などのダメージなどです。
ターンオーバーが遅れると、皮膚のキメが乱れたり、古い皮脂や角質層が溜まってニキビや粉吹きが発生したり、メラニン色素が排出されずにシミが出現したり、肌が荒れやすくなってしまいます。
ダーマペンには、肌の細胞を再生・生成を促す効果があるため、適切な肌のターンオーバーサイクルを保つことができ、肌荒れの予防へ繋がります。

ハリや弾力を持った肌になり、肌年齢が若く見える

ダーマペンは真皮層に針を刺して、線維芽細胞を活発化させ、美容成分であるコラーゲン、エラスチンを生成するため、肌の内側からハリを出すことが可能です。
よりもっちりした肌の弾力を求める方は、美容成分と掛け合わせた治療方法もおすすめです。
TCBスキンクリニックでは、ヴェルヴェットスキンというダーマペンとコラーゲンピールを組み合わせた美肌治療を取り入れています。
高濃度トリクロロ酢酸(TCA)・低濃度過酸化水素(H2O2)・コウジ酸を主成分とする「PRX-T33」の薬剤を肌の真皮層まで浸透させ、美肌効果により期待が持てます。
肌にハリや弾力が出ると、肌年齢が若く見えるため、エイジングケアとしてもダーマペンで美肌治療をする方もいらっしゃいます。

ダーマペンは何回目から効果が出る?

患者様のお肌の状態によって個人差はありますが、推奨する治療回数は、6~8週間に1回のペースで合計3~10回行うとより高い効果を実感できます。
ダーマペンの治療直後は、赤みやかゆみ、痛み、内出血などのダウンタイムも発生するため、早くニキビ跡やクレーター肌、シミを治したいからと、治療を頻繁に受けすぎるのも良くありません。適切な治療の頻度や回数は医師と相談して決めるようにしてください。

ダーマペンのメリット

ダーマペンのメリットを4つ紹介します。ダーマペンは、極細の針を刺して空いた穴を修復する過程の自然治癒力を用いて、コラーゲンやエラスチンの生成を促し、ニキビ跡やクレーター肌の改善を行いますが、下記のようなメリットも存在します。

  • 0.1ミリ単位で針の調整が可能
  • 医師による指導のもと治療が可能
  • 痛みが少なく傷跡が残りにくい
  • ダウンタイムが短め

0.1ミリ単位で針の調整が可能

TCBスキンクリニックのダーマペンは、針の最大深度が3ミリとなっています。0.1ミリ単位で調整できるため、患者様の肌状態に適した深度で針を刺すことが可能です。

医師による指導のもと治療が可能

ダーマペンは針を刺す医療行為のため、医師の指導のもと行うことが一般的です。市場にはセルフダーマペンも出回っていますが、使用方法を誤るとウイルス感染や肌に傷が残るリスクも伴います。
TCBスキンクリニックでは、医師の指導のもと適切な方法でダーマペンによる肌治療を行っています。

痛みが少なく傷跡が残りにくい

ダーマペンの先端に付いている微細な針の本数は16本、1秒間の振動数は120回、毎秒1920個の極小の穴を開けて治療が可能です。穴は極小のため、傷跡が残りにくいメリットがあります。
髪の毛よりも極細の針を使用しており、そもそも痛みは少ないですが、振動しながら高速で皮膚に穴を開けるオートマチックバイブレーション機能が搭載されているため、より治療中の痛み軽減に繋がっています。

ダウンタイムが短め

ダーマペンのダウンタイムは、赤み、針穴、点状出血、かゆみ、痛み、薄皮がむける、むくみ、などです。数日から1週間程度で症状が落ち着いてきます。
長期間休みが取れない社会人や学生でも、ダーマペンによる美肌治療を受けることが可能です。

ダーマペンのデメリット

嬉しいメリットが多いダーマペンですが、下記のようなデメリットも存在します。

  • 治療回数は何度も重ねた方が良い
  • 日焼けを避ける必要がある

治療回数は何度も重ねた方が良い

治療回数は1回だけでも効果は見込めますが、何度も治療を重ねた方がより良い効果を得られます。
TCBスキンクリニックでは、6~8週間に1回のペースで合計3~10回を推奨しています。
患者様の肌の状態によって、適切な回数や治療頻度は異なりますので、気になる方は無料相談へお越しください。

日焼けを避ける必要がある

ダーマペンのダウンタイム中は、肌がデリケートな状態になっています。紫外線を浴びてしまうと、メラニン色素が発生して色素沈着を起こしてしまいます。日傘や日焼け止めによる紫外線対策を徹底してください。

まとめ

ダーマペンは、肌の真皮層に極細の針で小さな穴を開けて、肌本来が持つ自然治癒力を引き出して、コラーゲンやエラスチンなどの美容成分を増生し、肌にハリや弾力をもたせる美肌治療です。
ニキビ跡やクレーター肌の改善、シミ、くすみの改善、肌のターンオーバーを整えて肌荒れを予防する効果をもたらします。
患者様によって適した治療回数や頻度が異なりますので、ダーマペンを受けようか迷われている方は、一度TCBスキンクリニックまでお越しください。無料相談を承っています。

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