「ダーマペンはどのくらいの間隔で受けるべき?」「効果を感じられる頻度が知りたい」といった疑問をお持ちではいませんか?
ダーマペンには肌トラブルを改善する効果がありますが、適切な間隔や頻度を守らないと症状が悪化する場合があります。このコラムでは、ダーマペンの適切な間隔や頻度、効果が現れるタイミングについて紹介します。ダーマペンの治療を検討されている方はぜひご覧ください。
ダーマペンの仕組み
ダーマペンは、極細針を搭載したペン型の機器で、肌に微細な穴を開け、肌の自然治癒力を高める治療方法です。肌の表面にできた傷は、修復しようと線維芽細胞が活性化され、コラーゲンやエラスチンの生成が促進されます。肌のハリや弾力が向上するため、ニキビ跡や毛穴の開き、小ジワなどの肌トラブルを改善します。
ダーマペンの適切な間隔と頻度
ダーマペンは6~8週間に1回の間隔で、3~10回程度がおすすめです。患者様の改善したいお悩みによって、治療の間隔や頻度は異なるため、下記でさらに詳しく解説していきます。
お悩みごとの間隔や頻度の目安
お悩み別の適切な間隔や頻度は、以下の通りです。
- 小ジワやたるみ:4週間に1回のペース
- 毛穴の開きやニキビ跡:6~8週間に1回のペース
ダーマペンはアプローチする箇所によって、針の深さを変える治療です。
小ジワやたるみなどの表皮と、毛穴の開きやニキビ跡などの真皮や皮下組織の治療では、間隔や頻度は変わります。患者様のお悩みや肌の状態から、医師が的確に判断します。
間隔をあけすぎた場合
ダーマペンは治療期間をあけすぎると、元の状態に戻るスピードが早くなる可能性があります。効果がなくなるわけではありませんが、より効果を実感したい方は、適切な間隔での治療をおすすめします。
間隔が短すぎた場合
短い間隔で治療を行ったほうが、早く改善するイメージがありますが、かえって逆効果になります。ダーマペンの針によってできた傷は、修復していない状態でさらに傷をつけると、ダメージが蓄積され、色素沈着のリスクを引き起こします。
効果が現れるタイミング
ダーマペンの効果は3~7日間程度で現れ、1回の治療で3週間程度の効果が持続します。継続するほど持続時間が長くなり、より効果が実感できるため、複数回の治療がおすすめです。
ダーマペン治療後の注意点
ダーマペンの治療後は、赤みや腫れ、かゆみなどが生じる可能性がありますが、翌日~1週間程度で消失するため、ご安心ください。また、肌が敏感な方は薄皮がむける場合があります。無理に剥がすと出血が起こり、色素沈着が残るため、絶対におやめください。
メイクで刺激を与えない
メイクは治療後の翌日から可能ですが、注意する必要があります。ダウンタイム中は肌のダメージがまだ残っているため、過度に触れたり擦ったり行為は、肌への負担になります。日焼け止めや赤みを隠す際のファンデーションはなるべく擦らず、優しく滑らせるようにしてください。
日焼けに気を付ける
ダーマペンは針で肌の表面に傷をつけるため、治療後は紫外線のダメージを受けやすいです。日焼けをしないよう、ご帰宅の際は帽子やサングラス、マスクなどで顔を隠すことをおすすめします。また、治療後2週間程度は、外出する際に日焼けを塗りましょう。
正しいスキンケアを行う
ダーマペンの効果をより実感するには、正しいスキンケアを行うことが大切です。治療後は乾燥しやすいため、保湿を心がけましょう。また、トレチノイン、レチノール、ハイドロキノンなどを含むスキンケアは、肌に刺激を与えるため、使用を控えてください。
飲酒や運動は翌日から
飲酒や運動は血行が良くなり、赤みや腫れが悪化する原因になります。翌日以降もダウンタイムの症状が出ている場合は、飲酒は控えてください。また、リフレッシュしたい場合は、ストレッチやヨガなど軽い運動にしましょう。
まとめ
ダーマペンの間隔と頻度は6~8週間に1回の間隔で、3~10回程度がおすすめですが、肌の状態によって個人差があります。適切な間隔と頻度を守らないと症状が悪化する可能性があるため注意が必要です。自分に合った治療の間隔や頻度を知りたい方は、TCBスキンクリニックまでお気軽にご相談ください。無料カウンセリングを承っています。
本ページの監修医師
肌は年齢や生活環境、日々のストレスなど、多くの要因から影響を受けやすく、人それぞれお悩みが異なります。乾燥やしみ、毛穴やニキビなど、肌トラブルは放置せず、悪化する前に早めの対処をしてください。TCBスキンクリニックでは、患者様が安心して治療を受けられるよう、医師が丁寧にカウンセリングを行い、肌の状態やお悩みに応じたプランをご提案いたします。美しい肌を手に入れるためには正しい知識を持ち、適切な治療を選ぶ必要があります。どんな肌悩みでもお気軽にご相談ください。皆様の理想の肌づくりをサポートいたします。
【町田院】
経歴
- 東京慈恵会医科大学医学部 卒業
- 東京慈恵会医科大学附属病院
- 都内美容クリニック
- 東京中央美容外科 町田院 院長